ピンクな気分。
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#182 [のの子]
もうすぐ休み時間が終わるのに笑いが止まらない。
別に林君の事を馬鹿にしてる訳じゃなくて、二人でこういう風に笑い合えてるのが私は嬉しいんだと思う。
「ってかそろそろ俺らに気付いてくんない?」
「「え?」」
そこにいたのは遠慮気味のフクと拗ねてる柏木君にニヤついてる桃子。
「俺らずっと傍にいたのに全然気付いてないっしょ!なんなの君達っ!」
柏木君が私達を指差しながら騒ぎだした。
「あーうるさいなぁ」
西岡君はわざと大袈裟に両手で耳を塞ぐ。
:09/02/11 16:47
:SH903i
:Fvaqv1CY
#183 [のの子]
「あぁっ!コノヤロー!!」
更に騒ぎだした柏木君。
そんな柏木君をなだめながら押さえるフク。
両手で耳を塞いだまま柏木君を見て笑う西岡君。
不良グループって言われてるけど、今は恐さとかなくてただの高校生な3人。
そんな3人を見て笑う私と桃子。
こうやって私の新たな高校生活が始まったのだ。
.
:09/02/11 16:56
:SH903i
:Fvaqv1CY
#184 [のの子]
――――――――
6月
色々あった始業式から2ヶ月が過ぎた。
2ヶ月の間に何か変わったかと聞かれたら梅雨になった事ぐらい、かな?
あっ!あと‥
「りゅっ竜二君!また彰君達が喧嘩してる〜!」
「えぇ〜またぁ?今月入って4回目じゃん。めんどくさー‥」
そう言って動こうとしない竜二君の腕を引っ張る私。
「早く止めなきゃっ!それに桃子置いて来ちゃったんだから〜!ほらっ竜二君出動ー!!!」
:09/02/11 17:13
:SH903i
:Fvaqv1CY
#185 [のの子]
クスッ
「しょうがないなぁ〜」
そう言ってゆっくり立ち上がった竜二君。
「早く早くっ!」
小走りする私。
「聡美ちゃん転ぶよ〜」
ピタッ
振り返ってクスクス笑いながら歩く竜二君を睨む。
.
:09/02/11 18:08
:SH903i
:Fvaqv1CY
#186 [のの子]
「ゴメンッゴメン。ほらっあの喧嘩バカ達のトコ行こう。」
‥クスッ
これから行く場面に合わない笑った顔で2人で向かう。
そう、2ヶ月の間で私は西岡君達を名前で呼ぶようになった。
博也君に名前で読んでって頼まれたのがきっかけ。
ちなみに竜二君とは‥
何も変化はありません。
:09/02/11 19:01
:SH903i
:Fvaqv1CY
#187 [のの子]
――――――
「イッテー!!」
「あぁもうっ!うるさいなぁ〜。じっとしてて!」
「絆創膏どこにあんの?」
「おいっ隠れてベッド使うなって!」
なんとか喧嘩止めて保健室にきた私達。ラッキーな事に先生はいなかった。
って怪我をしてる4人の手当てで大騒ぎ。旬君は痛がって逃げるし、彰君は自分で手当てしようと動き回っちゃうし、博也君はベッドで寝ようとするし‥
:09/02/12 07:51
:SH903i
:LwK2a/tw
#188 [のの子]
「もう桃やだーっ!」
流石の桃子もお手上げ状態。
「フクは?大丈夫」
「俺は自分でできるから桃の手伝ってやって。」
「わかった。」
今回はフクも巻き込まれたみたいで口元が少し切れて顔に痣があった。
「‥で?今回はなんで喧嘩したわけ?」
竜二君が先生の椅子に座りながら聞く。
:09/02/12 08:01
:SH903i
:LwK2a/tw
#189 [のの子]
「「「‥‥‥」」」
気まずい雰囲気が流れる。
どうしたんだろ。いつもならすぐ理由話すのに‥
「なにっ?なんで黙ってんの?」
「竜二。原因、俺。」
そう言ったのは
彰君だった。
「彰?どういう事?」
あまりお喋りな方ではない彰君。窓に寄り掛かりながら外を見る。
:09/02/12 08:13
:SH903i
:LwK2a/tw
#190 [のの子]
「‥あの事知ってる奴がいてさ、言いふらすとか言ったから殴った。」
あの事?
なんの事かわからず私と桃子は顔を見合わせる。
「あの事って‥なんで知ってんの?」
竜二君が眉間にシワを寄せる。
「‥よくわかんね。とりあえず殴ってたから。」
いつもふざけて明るい5人が黙っているなんて‥
あの事ってなんなんだろう?
.
:09/02/12 16:30
:SH903i
:LwK2a/tw
#191 [のの子]
結局〔あの事〕について聞きたかったけど皆の様子を見てると聞ける雰囲気じゃなかった。
――――――
「じゃーねぇ。」
「またなぁ!」
あれから皆普通にしているけど彰君だけは私達の教室に来る事はなかった。
「聡美っ一緒に帰ろう♪」
「うんっ。」
桃子と帰る仕度をしていると同じクラスの春日君が近づいて来た。
:09/02/12 17:47
:SH903i
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