ピンクな気分。
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#191 [のの子]
結局〔あの事〕について聞きたかったけど皆の様子を見てると聞ける雰囲気じゃなかった。
――――――
「じゃーねぇ。」
「またなぁ!」
あれから皆普通にしているけど彰君だけは私達の教室に来る事はなかった。
「聡美っ一緒に帰ろう♪」
「うんっ。」
桃子と帰る仕度をしていると同じクラスの春日君が近づいて来た。
:09/02/12 17:47
:SH903i
:LwK2a/tw
#192 [のの子]
「二ノ宮さん、今日日直だよね?先生がなんか呼んでたよ。」
「えっ本当に?わかった。ありがと。」
まさかのお呼び出し。
どうせ雑用やらされるんだろうなぁ。
「桃子ゴメ〜ン。日直の仕事あるらしいから先帰ってていいよ。」
「それ時間かかんのぉ?待ってようか?」
「んーわかんないから大丈夫だよ。ゴメンねっ。」
桃子を下駄箱まで送るとそのまま職員室に向かう。
:09/02/13 12:49
:SH903i
:R2SDhxfw
#193 [のの子]
竜二side
「竜二帰ろうぜ〜♪」
旬とフクがきた。
「あぁ。彰達は?」
「彰は先帰ったって。」
俺から目線をはずして苦笑いしながら答える旬。
ドンッ
「イテッ!」
バッグを旬にぶつける。
「お前がそんな顔だと空気重くなるだろ?元気がとりえなんだからいつも通りにしてろよ。」
「‥‥だなっ!俺は元気なきゃだよな!」
いつも通りの笑顔になった旬を見て俺もフクも笑う。
.
:09/02/14 19:27
:SH903i
:18JgMLmM
#194 [のの子]
「行くか。」
そう言って3人歩きだす。
あっバイバイ言うの忘れた。
教室を出る時軽く振り返ると彼女は春日っていうクラスの男子と話していた。
‥‥ちぇっばーか。
結局何も言わずに俺は教室を出た。
.
:09/02/14 19:43
:SH903i
:18JgMLmM
#195 [のの子]
博也も合流して下駄箱に向かう。
靴を履いて外に出ると雨が降っていた。
「傘持ってきてねぇ。」
「俺も。」
「俺も〜。」
「俺持ってるけど?」
「私も持ってるよぉ♪」
傘持ってないのはもちろん俺・旬・博也。持ってるのはフク・桃ちゃん。
「ってか桃なんでいんだよっ?」
フクのツッコミに笑う桃ちゃん。
:09/02/14 20:15
:SH903i
:18JgMLmM
#196 [のの子]
「聡美日直で先生に呼び出されちゃったから先に帰るんだぁ。だから誰か一緒に入る?♪」
桃ちゃんの手にはピンクの傘がある。
「えっマジ?ありがと!♪」
「じゃ俺桃ちゃんと〜♪」
「お前は俺の傘。」
フクが博也を止める。
傘持ってんのかな‥
.
:09/02/14 20:31
:SH903i
:18JgMLmM
#197 [のの子]
俺の頭に彼女の顔が思い浮かぶ。
「俺‥聡美ちゃんと帰る。」
ポツリと一言呟く。
「え?竜二なんか言った?」
「悪い、先帰って。」
俺は来た道を戻ろるため振り返って歩きだす。
.
:09/02/15 01:00
:SH903i
:SinPoY0U
#198 [のの子]
ガラガラ
教室に戻るともう誰もいなかった。でも彼女の机にはまだバッグと傘があった。
まだ戻って来てないか。
すれ違うんじゃないかと思って走ってきた俺。
息を切らしながら座った椅子は彼女の。
彼女の机。シャーペンで書いたラクガキがちらほらある。
ぷっ何してんだし。
.
:09/02/15 01:07
:SH903i
:SinPoY0U
#199 [のの子]
「聡美ちゃんらし〜。」
かわいらしい色々なラクガキの中にあるものを見つけて俺はそれに目が止まる。
『スキ』
‥どういう意味でこの言葉を書いたんだろう。
何を 誰を
スキなんだろう...
「好きって言われてー‥」
『スキ』の文字を指でなぞる。
:09/02/15 01:14
:SH903i
:SinPoY0U
#200 [のの子]
でもその瞬間〔あの事〕を思い出して指が止まる。
言った方が良いよな‥でもこれは俺だけの問題じゃなくなる。
「‥とりあえず、早く戻ってこーい。」
なんでか今ものすごく会いたい。
彼女の笑った顔を見て安心したいんだ。
.
:09/02/15 01:21
:SH903i
:SinPoY0U
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