ピンクな気分。
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#242 [のの子]
竜二side
やべ。かぶったー。
「ゴホッどっどうぞ!竜二君から‥!」
聡美ちゃんが顔を赤くする。
「えっ俺?あぁ‥うん。まぁこの前の事なんだけど」
「うん‥」
ドクン ドクン ドクン
‥心臓やばいな。
「なっ泣かしてごめん。俺、勝手に聡美ちゃんには‥なんていうか、伝わってるとか思ってた。でも言わなきゃわかんない事もあるよね。」
聡美ちゃんの顔を見れない。
:09/02/17 20:01
:SH903i
:OXGoLoVo
#243 [のの子]
また傷つけて泣かしちゃうんじゃないかと思うと、正直恐い。
3日前―――
「あっ傘ないんだっけ?あげるよ。」
そう言って教室を出ていく聡美ちゃんの背中を見つめる俺。
追いかければ追い付く。でも追いかける資格がない。
そうだよな。俺は聡美ちゃんの彼氏でもなんでもないんだから‥
.
:09/02/17 20:17
:SH903i
:OXGoLoVo
#244 [のの子]
『特別』って言ったって俺達は付き合ってない。
俺は自分の気持ちを言う事はなかった。
『特別』って事で聡美ちゃんを繋ぎとめていたようなもん。
『特別』‥
聡美ちゃんにとってはキツイ言葉だったのかもな。
聡美ちゃんの机にある『スキ』の文字。
「‥好きだよ。」
その文字を俺は目に焼き付けるように見つめる。
.
:09/02/17 21:13
:SH903i
:OXGoLoVo
#245 [チャキ]
:09/02/17 22:11
:SH706i
:HACWq4pU
#246 [のの子]
チャキさん
ありがとうございます

今から少し更新するんで楽しみにしててください


.
:09/02/17 23:24
:SH903i
:OXGoLoVo
#247 [のの子]
その後どうやって帰ったのかはっきり覚えていない。
覚えてるのは聡美ちゃんが貸してくれた傘がピンク色だった事ぐらいだった‥
――――
次の日から俺はいつもと変わらないよう過ごした。
色々悩んだけど答えが出なかったんだ。ってか出す勇気がなかった。
またあの時みたく聡美ちゃんに拒否られるのが怖かったから。
だから聡美ちゃんの目が見れなかった。
‥けどやっぱ自然と目は聡美ちゃんにいく。
:09/02/17 23:39
:SH903i
:OXGoLoVo
#248 [のの子]
「‥竜二見すぎ。」
「っ!‥うるせー。」
「ぷっなにっ?お前聡美ちゃんと喧嘩したの?」
やかましい旬を一発殴りたい気持ちを抑えて俺はまた聡美ちゃんを見る。
聡美ちゃんは桃ちゃんや他の女子と話してて気付かない。
「なんかあったの?」
フクが読んでいた漫画を閉じて俺を見る。
「別にー。」
.
:09/02/17 23:48
:SH903i
:OXGoLoVo
#249 [のの子]
「嘘つけ。2人が様子おかしいの俺でもわかるよ?」
そういうと旬も俺を見つめる。
「なんかあったなら言ってみろよ。なっ?」
「俺勘違いしてたんだよ。離れていかないって‥っていうか俺が勝手に捕まえてただけなんだよね。」
『特別』って言葉を利用して‥
「なのに肝心な事を伝えないで苦しませて‥結局離れていった。自業自得ってやつ?」
.
:09/02/18 00:04
:SH903i
:Gu/lKrfI
#250 [のの子]
なんだか自分が惨めて笑えてくる。
「なのに‥それでも俺はやっぱ諦められない。」
「‥じゃ行動してやれよ。あっちもお前の事気にしてるみたいだし?」
「二ノ宮さんもお前の事チラチラみてるよ?結局同じ気持ちなんじゃない?仲直りしたいんだよ。」
ドキッ
仲直り‥か。
「‥なら俺が動かなきゃダメだよな。」
仲直りする時、つまりそれは俺が彼女に気持ちを伝える時。
.
:09/02/18 06:06
:SH903i
:Gu/lKrfI
#251 [のの子]
あの日から聡美ちゃんとギクシャクしても右耳にあるピアスははずさなかった。
俺達の中で唯一繋がってる物だって俺は思ってる。
だから聡美ちゃんの左耳にはピアスがあるか気になった。
もしあったら‥
もしあったら俺は‥‥
「やっぱ無理だ‥」
昼休み俺は屋上で一人うなだれる。
「あんな避けられてちゃ声もかけられねーよっ!」
.
:09/02/18 06:16
:SH903i
:Gu/lKrfI
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