ピンクな気分。
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#266 [のの子]
「昼休みももうすぐ終わるし、彰っ戻ろう。」
俺が歩きだすと彰も立ち上がる。
「そういえば‥アイツ風邪ひいてるみたいだけど大丈夫なの?」
「あぁ〜‥しんどそうにしてる。倒れてもおかしくない感じなんだよね。」
「ふーん。まぁあんな雨ん中傘ささないでいたら風邪ひくよな。」
‥‥
「お前なんでそんな事知ってんの?」
.
:09/02/22 00:20
:SH903i
:BfCwiiZg
#267 [のの子]
ドクン
「お前先に帰ったのになんでそんな事知ってんの?」
聡美ちゃんが俺に傘を貸してくれた事は誰にも言っていない。
ドクン
なんで‥
なんで彰が聡美ちゃんが雨の中傘をささずに帰った事を知ってんだよ。
ドクン
彰は遠くを見つめるような目で俺を見ている。
そんな彰から俺は目を離さない。
.
:09/02/22 00:29
:SH903i
:BfCwiiZg
#268 [のの子]
「‥‥‥。」
何も言わない彰にたいしてなぜか俺の心臓の音はうるさく体中に響く。
ドクン
ドクン
ドク‥♪♪〜〜
彰の携帯が鳴る。
「‥もしもし?竜二と屋上にいる。あぁ、わかった。」
ピッ
「旬達こっち向かってるらしいから俺らも戻るぞ。」
彰が歩きだす。
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:09/02/22 00:38
:SH903i
:BfCwiiZg
#269 [のの子]
俺の目を見ずに歩き出した彰が横を通り過ぎる。
ガッ
彰の腕を掴んだ俺。
俺も彰の目が見れない。
「答えろよっ彰。」
「‥‥似てるっつたろ?俺ら。」
ドクン
「それって‥おま
「バーカッ!冗談に決まってんだろ。」
バシンッ
彰が俺の頭を殴ってきた。
「俺はお姉様みたいなのがタイプなんですぅ!」
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:09/02/22 17:13
:SH903i
:BfCwiiZg
#270 [のの子]
ははっと笑う彰。
「でも、ぢゃお前なんで聡美ちゃんの傘の事‥?」
「あぁ、俺も途中寄り道して一人で帰ったんだよ。でたまたま、みたいな。」
たまたまって‥
「本当か?」
笑う彰を余所に俺はまだ笑えない。
「本当だよ。ってか行くぞ。」
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:09/02/22 17:25
:SH903i
:BfCwiiZg
#271 [のの子]
「はぁ‥わかったよ。」
ため息をついて俺も歩きだす。
これ以上何を言っても彰の返事は変わらないだろうし、彰を俺は信じる事にした。
でも‥正直胸ん中にあるモヤモヤは消えていない。
俺は前から彰が聡美ちゃんに惚れたっておかしくないって思ってる。
だって聡美ちゃんは‥
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:09/02/22 17:33
:SH903i
:BfCwiiZg
#272 [のの子]
――――――
「竜二屋上にいたんだ〜。俺中庭探してたっ!」
階段を降りてる途中で旬達と合流した。
「俺を使って賭けなんてすんなっつーの。」
「じゃ明日奢ってもらうからなぁ。」
いつもと変わらない彰。
俺も気にしないようにした。
今は聡美ちゃんとの事の方が大切だから。
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:09/02/22 17:41
:SH903i
:BfCwiiZg
#273 [のの子]
とりあえず聡美ちゃんと仲直りしないと‥
それから彰の事を考えても十分なはずだ。
それに彰の気持ちが確実の物かだってわからないし‥
「あっ竜二、聡美ちゃん達だぞ。」
フクに肘でつつかれ前を見ると聡美ちゃんの横顔が見えた。
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:09/02/22 17:48
:SH903i
:BfCwiiZg
#274 [のの子]
顔がうっすら赤くて、フラフラしてる姿に俺は呆れる。
「ったく、あんなんなるまで頑張るなよ‥」
さすがに保健室にでも連れていこうと、声をかけに俺は小走りで階段を降りる。
すると前からくる男が目に入った。
アイツよそ見して聡美ちゃんにぶつかんなよ‥
ドンッ
案の定そいつは聡美ちゃんにぶつかった。
:09/02/22 18:07
:SH903i
:BfCwiiZg
#275 [のの子]
あのやろっ‥!
「ぁっ‥‥」
聡美ちゃんの小さな声とよろける姿に俺の心臓がギュッと縮まって一瞬息が止まる。
「聡美っ!」
思わず呼び捨てで呼んだ。
階段を一段抜かして降りておもいっきし手を延ばす。
:09/02/22 18:32
:SH903i
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