ピンクな気分。
最新 最初 全 
#351 [のの子]
桜姉が作ったお粥の良い匂いが部屋に広がる。
「‥ん。ありがと。」
「どういたしましてっ。って何〜熱上がったとか?」
「違うけど‥」
シュンッとする私をみて桜姉がベッドに座る。
「本当に?私今日学校ないからなんかあったら呼んでよ?無理しないでゆっくりしなさい。」
ポンポン
私の頭を撫でとニコッと笑うと部屋から出て行った。
.
:09/04/07 18:08
:SH903i
:riIRHagI
#352 [のの子]
パク
「おいしい‥」
桜姉の優しい味がした。
―――――――
♪〜♪〜♪〜
「んっ‥‥?」
私‥いつの間に寝ちゃったんだろう?
ムクッとゆっくり起き上がると時計は13時近くになっていた。
ふっと横を見るとお茶碗が片付けられている。
桜姉か‥
♪〜♪〜♪〜
「あっヤバイヤバイ!」
慌てて携帯を開く。
♪〜♪〜♪〜
「えっ誰っ?」
.
:09/04/07 18:22
:SH903i
:riIRHagI
#353 [のの子]
携帯の画面には知らない番号が映し出されていた。
んー‥出た方がいいかな?
♪〜♪〜♪〜
ずっと鳴り続ける携帯と睨めっこする私。
「あぁもうっ出ますっ!」
ピッ
「もっもしも〜し?」
勢いで出たけどやっぱり最初は腰低くめに‥ね。
「あっもしもし?」
.
:09/04/07 18:33
:SH903i
:riIRHagI
#354 [のの子]
「出んの遅くない?」
「すっすみません。えーっと‥‥」
この声は確か‥
「もしかしてわかってない?」
ギクッ
「そんな事ないですっないです!」
「ぷっじゃだーれだ?」
たぶんだけど‥でも‥
声を聞いて頭に一人の男の子が浮かぶ。
「あっ彰くん?」
.
:09/04/07 18:45
:SH903i
:riIRHagI
#355 [のの子]
「へぇ〜すごいな。」
電話の向こうからクスクス笑い声が聞こえる。
「ゴホッなんで彰君が私の番号‥?ってか、えっ本当に彰君なの?」
彰君てこんなキャラだったっけ‥?いつもはツンツンしててあまり話さない感じなのに。
「あぁ悪い、番号聞いたんだ。休んでるみたいだし何してんのかなぁって思ってさ。寝てた?」
「あっうん、ちょっとだけ。でも大丈夫だよ。」
.
:09/04/07 19:01
:SH903i
:riIRHagI
#356 [のの子]
「そっか‥風邪は大丈夫なの?」
「どうかなぁ。でも薬ちゃんと飲んでるよ。」
急にどうしたんだろ?
いつもと雰囲気の違う彰君に戸惑いながらも、心配してくれているのが伝わってきて自然と笑顔になる。
「彰君こそ大丈夫?何かあったの?」
「ん〜?心配してくれんだ。」
「えっ!だっだって〜。」
.
:09/04/07 19:11
:SH903i
:riIRHagI
#357 [のの子]
ほのかに顔が熱くなったのを感じる。
「そんな事してると彼氏に怒られるかもよ?」
「えっ?!!知ってるの?ゴホッ」
「大丈夫か?」
「ゴホッゴホッン‥大丈夫。」
「ったく、竜二から言われたんだよ。」
え‥竜二君が?
.
:09/04/07 19:18
:SH903i
:riIRHagI
#358 [のの子]
「朝会ったら即効言われた。でもまぁとりあえず俺らグループ内だけみたいだけどね。」
「そっそうなんだぁ。」
そっか、竜二君がみんなに言ってくれたんだ‥
えっえへへ♪
つい電話中なのを忘れて顔がニヤける。
もちろん頭の中には竜二君が‥
「お〜いっ!なにヘラヘラしてんだよ。」
.
:09/04/07 19:43
:SH903i
:riIRHagI
#359 [のの子]
「俺と話してんのにノロケんな。」
ギクッ
「あっあはは〜。‥ごめんなさい。」
電話の向こうの彰君に一人頭を下げる。
「クスッ ‥ってかそろそろ戻るわ。またこうやって電話していい?」
「えっうん、いいけど‥」
.
:09/04/07 19:56
:SH903i
:riIRHagI
#360 [のの子]
「でも彰君今日いつもと違うね。なんか不思議〜♪」
クスクス笑う。
「何だよ、ダメ?」
「ううんっ学校でもこんな風に話せばいいのになぁってちょっと思って♪」
「えぇっめんどくせー。」
笑いながら会話する私達。
こんなに話すの初めてなのになぁ。不思議‥
私も彰君の事言えないな。
.
:09/04/07 20:11
:SH903i
:riIRHagI
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194