ピンクな気分。
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#476 [のの子]
 
ドキッ

「うっうん。」

「じゃ行きますか。」

ゆっくり歩き出した私達。

手を繋いで登校なんて一年の頃の私からしてみれば夢みたい。

この前まで一人で歩いていたのだと思うと、少し不思議な感じ。今は全く違う道に感じる。

‥あっこんなとこにも幸せ感じるんだ。

そう思うと口元がニヤける。

⏰:09/06/03 20:30 📱:SH903i 🆔:85f4pLSM


#477 [のの子]
 
あっという間に他の生徒達の姿がチラホラ見える。

だいたいの子はチラッとこっちを見てくる。

ここ何日かで私と竜二君が付き合う事になった話はあっという間に皆に知れ渡っていた。

でも実際見ると意外なカップルだからか一瞬驚いた顔をするのを私は見逃さなかった。

なんでかわからないけど、すみませんって気分。


「りゅーじっ。」

.

⏰:09/06/03 20:36 📱:SH903i 🆔:85f4pLSM


#478 [のの子]
 
二人して振り向くとそこには彰君が

「お前‥」

「聡美もおはよ。」

「ぇっ彰君?どうしたのその髪?」

彰君の赤っぽくて少し長めの髪の毛が、短くなって綺麗な明るい茶色になっていた。

うん、カッコイイ。ってか雰囲気変わるなぁ。

「ちょっと気合いいれてみた。」



「へーっテスト頑張るんだぁ。そりゃ楽しみだね。」

竜二君がニッコリ笑う。
.

⏰:09/06/03 20:53 📱:SH903i 🆔:85f4pLSM


#479 [のの子]
 
「お前はバカか。お前が素直に話さないから答えみつけるためになぁ
「はいはい、朝からぐちぐちやめくんないバーカ。」
「てンめぇ〜‥」

二人が小さな声でニコニコ笑いながら話してるのを見て私も

「テスト頑張ろうねぇ。」

なんてニコニコ笑う。


「‥ったく、バカばっかだな。」

ポンポン
そう言って彰君が笑いながら優しく私の頭を撫でた。
.

⏰:09/06/03 21:08 📱:SH903i 🆔:85f4pLSM


#480 [のの子]
 
ドキッ

不覚にも私の心臓がときめいてしまった。

「触んないでくんない?」

竜二君が彰君の手を掴んで私から引き離す。

「触りたいって思ったから触っただけだし。そんな怒るなよ?」

ムスッとする竜二君とは逆に彰君は笑っていて何か余裕を感じられた。

「‥? ねぇ、学校遅刻しちゃうし行こう?」

よくわからないけど、とにかくその場の空気を変えようと思った。

⏰:09/06/03 21:18 📱:SH903i 🆔:85f4pLSM


#481 [のの子]
 
それから二人は私を間に挟みながら、よくわからない事でいちいちムスッとしたりグチグチ言ってた。

竜二君もだけど彰君のクールなイメージがどんどん変わってくなぁ‥

チラッと彰君を見ると目が合った。

「‥なに?」

「ぇっあっ彰君何かいっぱい話すようになったね!前はちょっとだけ無口だったから。」
.

⏰:09/06/05 17:22 📱:SH903i 🆔:5g4C1Fz.


#482 [のの子]
 
「ぷっ無口だって‥」

竜二君が小さく笑ったのを無視する彰君。

「ってか俺そんな無口じゃないから。中学の時とかは普通に話してたんだけど‥今女苦手になってさ、あんま女の前じゃ話さないようにしてんだよね。」

へぇ‥

「でもなんで急に話すようになったの?」

首をかしげる私を見て彰君がふっと笑った。


「気になる奴見つけたんだよ、俺。」

.

⏰:09/06/05 20:41 📱:SH903i 🆔:5g4C1Fz.


#483 [のの子]
 
ははっと笑った彰君の笑顔は16歳の男の子の顔だった。

あっ‥こんな顔もするんだ。

「気になる子って
「聡美、遅刻するからおいでっ。」

グイッ

「きゃっ」

竜二君が急に肩をひっぱるもんだから足がよろけて前のめりに

こっこける!

⏰:09/06/05 21:13 📱:SH903i 🆔:5g4C1Fz.


#484 [のの子]
 
「‥っと。」
「危ねっ。」

こけそうになった私を二人が片手でキャッチしてくれた。

カァーッ

「「おっちょこちょい」」

「すっすみません‥」

その時二人のニヤッと笑った顔はそっくりだった。


――――――

「朝からアツアツの登校ご苦労様〜♪」

なんとか学校にギリギリ間に合った私達を旬君達が笑顔で待っていた。
.

⏰:09/06/05 22:05 📱:SH903i 🆔:5g4C1Fz.


#485 [のの子]
 
「まっ間に合わないかと思った〜!」

息を切らしながらガタンッと椅子に座る。

「彰のせいだからね。」

竜二君も椅子に座りながらフーッと息を整える。

「あれ、彰君も一緒だったんだぁ?」

桃が私のふとももに座ってきた。

「ちょっ暑いよ〜。」

うっすら汗をかく私の上で桃はノートで自分を扇いでいた。

ズルッ‥!

「幸せ絶頂なんだからこれぐらいでグダグダ言わないのぉ♪」

.

⏰:09/06/06 20:18 📱:SH903i 🆔:8kxa1Po6


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