ピンクな気分。
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#832 [のの子]
 
「この仏頂面が無邪気に笑うんだもんねぇ‥」

なっ!

「いい加減受け止めろよ。自分の変化をさ‥誰も責めないって。俺はむしろ喜ぶけどね♪」

パッと手を離すと笑いながら博也は俺の後ろを指差す。

「いってーな。なんだ‥よ?‥‥あ゙‥」

後ろには俺を冷たい目で見る聡美がいた。
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⏰:09/08/21 23:12 📱:SH903i 🆔:9OWOEYOI


#833 [のの子]
 
「なっなんだよ‥」

「もう〜喧嘩反対っ!ほらっ二人共離れてっ!」

聡美がプンプンしながら俺と博也の間に入ってきた。

「聡美ちゃん彰が俺を壁にバンッてしたぁ〜。」

博也はすかさず聡美にくっつく。

「お前なぁっ‥離れろっ!まず離れろっ!」

「やだぁ♪」

さっきから博也の野郎〜。
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⏰:09/08/21 23:19 📱:SH903i 🆔:9OWOEYOI


#834 [のの子]
 
「てんめぇー‥」

「こぉらー!もうっ彰君てばぁ。ほらぁ教室行こう?」

博也に手を伸ばそうとするとその手を聡美が握ってきた。

‥‥‥‥‥‥‥‥ドキ

「あっ今ドキッとしたっしょ?!いやらしい〜♪」

博也が俺を指差して笑う。
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⏰:09/08/22 18:50 📱:SH903i 🆔:JmQkIx8o


#835 [のの子]
 
「はっはぁっ?バカかお前はっ!てかバカッ!バーカ!」

博也が変な事言うから顔が熱くなる。

「うわー‥彰君てこんなわかりやすかったのね。」

博也がブツブツ言ってるのも無視して

「ほらっ行くぞっ!」

ほとんどの生徒がいなくなった廊下を歩きだす。

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⏰:09/08/22 18:56 📱:SH903i 🆔:JmQkIx8o


#836 [のの子]
 
「ありっ?そういや竜二達はぁ?」

博也がズンズン歩く俺達の後を小走りでついてきながら聡美の横にきた。

「先に行ってるよ。私だけ先生に呼ばれちゃって‥」

「委員会とか?」

「うっ‥いや‥補習について色々と‥」

あ゙‥しまった。

俺と博也は同時にそう思ったはず。

⏰:09/08/23 10:30 📱:SH903i 🆔:jrFkwXgE


#837 [のの子]
 
「なんかこの空気ごめんね‥」

聡美が遠い目ではははっと笑う。

いやいや目が笑ってねぇし。

「補習っつったってただもう一回テスト受けるだけだろ?別にそんな深く考えんなよ。」

聡美の頭にポンッと手を置く。

柔らかい髪の毛だな‥

「でも‥きっと一生記憶に残る。ちゃんと見直せば良かったって‥」
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⏰:09/08/23 21:22 📱:SH903i 🆔:jrFkwXgE


#838 [のの子]
 

一生残る‥‥消えない‥


「でももう二度とそんな事ないようにこれから頑張るっ!うんっ、それでいいんだよね?」

聡美が俺を見つめる。

「あっ‥うん、そうだよ‥お前はそれでいい。」

俺は聡美の髪をクシャクシャッと撫でる。

「ちょっと〜!」

聡美が笑いながら俺の手から逃げる。
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⏰:09/08/23 21:27 📱:SH903i 🆔:jrFkwXgE


#839 [のの子]
 
―――キーンコーンカーンコーン

チャイムが廊下に響いた。

「あっやばいよっ!早く行こう!」

聡美が慌てて走りだす。

「はぁ‥聡美ちゃんの考え方参考にしたら?」

一言だけ残して博也も聡美の後を追い掛けていく。


「‥‥‥‥赤点なんかと一緒にすんなよっ‥」

握りしめた拳を壁にぶつける。

拳よりも 心が痛かった‥

⏰:09/08/23 21:39 📱:SH903i 🆔:jrFkwXgE


#840 [のの子]
聡美Side

「聡美ちゃ〜ん♪」

「? あぁ博也君っ。」

顔を上げると博也君が私の目の前にいた。

「何してるのぉ?」

博也君が鞄をツンツンと指差す。

「あっ‥‥お菓子‥食べようと思って‥」

鞄からポッキーを出す。

なんか食いしん坊みたいで恥ずかしい‥

「あぁっ♪ひとつ頂戴?♪」

博也君はニコニコ笑ってアーンと口をあける。

⏰:09/08/23 21:48 📱:SH903i 🆔:jrFkwXgE


#841 [のの子]
 
逆に私は困った顔をする。

竜二君に見られたら怒られるし‥

でも博也君はずっと口を開けて待っている。

「‥もう〜はいっどうぞぉ。」

パキッ

「美味しい〜♪聡美ちゃんは優しいねぇ。」

満足げにモグモグする博也君。

「あっHR遅刻しなかった?」
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⏰:09/08/24 22:08 📱:SH903i 🆔:0dilxt0o


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