ピンクな気分。
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#846 [のの子]
 
博也君は本気で変な事する人じゃないし、何より真面目な話っていうのが何なのか気になった。

「よしっ♪じゃ〜竜二には伝言をっと!」

黒板に向かうと博也君はチョーク持つと大きな字で

『竜二へ。そのまま待て!』

だけ書くと笑いながら教室を出ていく。

私も慌てて小さく

『すぐ戻ります。』

だけ書いて教室を出た。

⏰:09/08/24 22:34 📱:SH903i 🆔:0dilxt0o


#847 [のの子]
――――――

「油絵くさいね。」

「うん。」

美術室にはすぐ着いた。

博也君はうろちょろ美術室に飾られている絵や像を見てまわる。

私は近くにあった椅子に座って外を見る。

暑そう‥

セミの声が美術室にも聞こえる。

フワァッ

博也君が窓を開けて生温い風が私の髪を揺らした。
.

⏰:09/08/24 22:40 📱:SH903i 🆔:0dilxt0o


#848 [のの子]
 
セミの声もさっきよりはっきり聞こえる。

「油絵くさいし空気入れ換えなきゃかなって。暑い?」

「ううん、大丈夫。」

確かに油絵の匂いは頭が痛くなりそうだ。

博也君て気が利くなぁ‥

生温くも心地良く感じる風をあびながらふっと思う。



「じゃそろそろ話してもいい?」

⏰:09/08/24 22:44 📱:SH903i 🆔:0dilxt0o


#849 [のの子]
 
博也君はさっき開けた窓の近くにある椅子に座った。

「ぅっうん。」

私と博也君との距離は大きな机を2つも挟んでいて、なんだか落ち着かない。

それにいつもより真剣な博也君にまだ慣れないのも原因かも‥


「これから俺が話す事は、聞くだけでいいから。ただ聡美ちゃんには知っててほしいだけなんだ、俺が‥」
.

⏰:09/08/25 00:55 📱:SH903i 🆔:EF1nEb8M


#850 [のの子]
 
困った顔や笑うわけでもない。

博也君は真剣に、どこか悲しげな表情した。

あっもしかして‥‥

この時私はこれから話す事が何かわかった。

[あの事]について

頭に浮かんだのはその言葉と、竜二君と彰君の顔だった。

ドクン
.

⏰:09/08/25 00:59 📱:SH903i 🆔:EF1nEb8M


#851 [のの子]
 
今更聞いていいのか不安になる。

あの事について、竜二君は知られたくなさそうだった。

ドクン

ドクン

‥やっぱダメだ

「あの‥‥やっぱ私っ 」
「彰が人殺しって言ったら聡美ちゃんは信じる?」
.

⏰:09/08/25 16:03 📱:SH903i 🆔:EF1nEb8M


#852 [のの子]
 




‥‥‥‥‥えっ?


今 なんて 言ったの ?


『人殺し』

普段聞き慣れない言葉が頭の中をぐるぐる回る。
.

⏰:09/08/25 18:07 📱:SH903i 🆔:EF1nEb8M


#853 [のの子]
 

「いっ意味が‥‥わから‥ない‥冗談ならかっ帰るよ?」

私が答えたのはそれだけ。

すると博也君はまた悲しげな表情をした。

ドクン

「聡美ちゃん、信じるかどうか答えて‥?」

博也君にまた同じ質問をされた私は、更に混乱する。

.

⏰:09/08/25 18:13 📱:SH903i 🆔:EF1nEb8M


#854 [のの子]
 
「‥彰君が‥人を‥殺したか?」

「そうだよ。」

ドクン

彰君が‥‥



私が思い出したのは

彰君の笑った顔と

泣き顔だった。
.

⏰:09/08/25 18:16 📱:SH903i 🆔:EF1nEb8M


#855 [我輩は匿名である]
>>755

⏰:09/08/26 02:22 📱:SH906iTV 🆔:e987yIDc


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