闇の中の光
最新 最初 全
#607 [ゆーちん]
▲▽▲▽▲▽▲
今日はここまで
>>2▲▽▲▽▲▽▲
:09/01/21 22:11 :SH901iC :FXDa00ZA
#608 [我輩は匿名である]
泣けました
楽しみにしてます
:09/01/22 03:28 :F903i :N6eJwZDc
#609 [ゆーちん]
感想ありがとうございます
嬉しいです
続きは今日の夜か明日になると思います
更新遅くて申し訳ありません
:09/01/23 07:32 :SH901iC :OVGZkR5U
#610 [ゆーちん]
▲▽▲▽▲▽▲
闇と光
▲▽▲▽▲▽▲
:09/01/23 21:25 :SH901iC :OVGZkR5U
#611 [ゆーちん]
薬箱を棚に戻し、部屋へ戻ると哲夫は眠っていた。
よほど眠かったのか、寝付きがいいのか。
もしくは傷の痛みが和らぎ、安心したのか。
どれにしろ、哲夫は私に伝えてくれたんだ。
戦う意味を。
:09/01/23 21:25 :SH901iC :OVGZkR5U
#612 [ゆーちん]
自惚れかもしれないけど、シホを必要としてくれる人はたくさんいる。
だけど萌子は誰からも必要なんかされていない。
ずっとそう思っていた。
だけど違った。
嘘かもしれないけど、宗太郎は萌子を必要だとしてくれていた。
:09/01/23 21:26 :SH901iC :OVGZkR5U
#613 [ゆーちん]
もし宗太郎の気持ちが本当だったとしても、私は彼の気持ちには応えられない。
哲夫が好きだから。
だけど、宗太郎たった一人にでも、萌子は必要とされた。
その事実に、自信がついたんだ。
親と戦おうって言う、自信。
:09/01/23 21:27 :SH901iC :OVGZkR5U
#614 [ゆーちん]
哲夫を起こさないように、シホとして最後になるかもしれない家事をした。
掃除、洗濯、料理。
お風呂の時間が近付くと、哲夫は目を覚ました。
「まだ眠い…」
「お風呂入ればすっきりするよ。」
:09/01/23 21:28 :SH901iC :OVGZkR5U
#615 [ゆーちん]
あくびばかりする哲夫と、いつもより長い時間、お湯につかった。
「気持ち良いね。」
「だな〜。風呂最高。」
気の抜けた哲夫の声が浴室に響き、自然と笑顔を誘った。
:09/01/23 21:30 :SH901iC :OVGZkR5U
#616 [ゆーちん]
「今日の夕飯、何だと思う?」
「何か焼いてた音がしたから〜…炒め物?」
「ヒント、哲夫の好きなもの。」
「あぁ、ハンバーグだ!」
「ブブー。ヒント2、私にとって思い出の料理。」
「シホにとって?」
「うん。じゃあヒント3。最後のヒントだよ。」
:09/01/23 21:31 :SH901iC :OVGZkR5U
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194