冷たい彼女〔続編〕
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#277 [ゆーちん]
誰かにヤキモチを妬くだなんて事を知って以来、凜をからかってばかりだった。
そのたび、『あんな事言わなきゃよかった。』と恥ずかしそうにする凜が可愛くて…癖になっちゃうんだよな。
:09/02/05 10:37
:SH901iC
:YIV4zkBU
#278 [ゆーちん]
「剛さんみたいな男になりたいな。」
「心は髭なんか似合わないよ。」
「…やっぱり?」
「自覚あるんじゃん。」
:09/02/05 10:38
:SH901iC
:YIV4zkBU
#279 [ゆーちん]
「でも、剛さんは俺の憧れ。カッコイイも〜ん。」
「まるで好きな人を見るような目で、ずっと剛さんの事見つめてたから、まさか心、男が好きになったのかなって心配した。」
:09/02/05 10:38
:SH901iC
:YIV4zkBU
#280 [ゆーちん]
好きだけど、それはまた違う【好き】だから。
凜と剛さんへの【好き】は種類が違う。
でもまぁ、わざわざそんな事言わなくてもわかってるだろうけど。
俺が1番好きなのは、大切なのは、愛してるのは凜ちゃんだって事。
:09/02/05 10:39
:SH901iC
:YIV4zkBU
#281 [ゆーちん]
「さきにお風呂入ったら?」
「凜ちゃんも一緒に入ろ〜!」
「絶対やだ。」
「…ケチ。」
一人でお風呂。
つまんない。
いつか凜ちゃんと一緒にお風呂に入るぞってのが、俺の目標。
…なんてね。
:09/02/05 10:40
:SH901iC
:YIV4zkBU
#282 [ゆーちん]
俺が出ると、入れ代わるように凜がお風呂に入る。
覗いてやろうかと何度も思ったけど、嫌われるのはイヤだから我慢。
凜のお風呂は長風呂で、待ってる間は暇だった。
やっと出てきたと思えば、化粧水だの美容液だの、なかなかベットに入れない。
:09/02/05 10:44
:SH901iC
:YIV4zkBU
#283 [ゆーちん]
「眠い。」
「だから先に寝ていいって言ってんじゃん。」
「やだ。風呂も一緒に入れないのに、せめてベットくらい一緒に入る。」
「何だそれ。じゃあ髪の毛乾かしてよ。」
お安い御用だ。
:09/02/05 10:44
:SH901iC
:YIV4zkBU
#284 [ゆーちん]
凜のサラサラした髪に、ドライヤーをあてる。
こんな繊細な髪に、ドライヤーの熱なんかあてちゃ悪い気さえする。
しばらくすると髪が乾いた。
「寝よっか。」
やっとベットに入る事ができたのは、俺が風呂から出て、1時間以上経っていた。
:09/02/05 10:45
:SH901iC
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#285 [ゆーちん]
「ふぅ〜。」
ベットに寝転がり、溜息を零す。
「今日は美味しかったし、楽しかった。」
「そうだね。」
「早くまた剛さんと遊びたいね。」
「…。」
:09/02/05 10:46
:SH901iC
:YIV4zkBU
#286 [ゆーちん]
「あれ?凜ちゃん、寝た?」
「寝た。」
「ブッ。可愛い。んじゃおやすみ。」
「おやすみ。」
:09/02/05 10:47
:SH901iC
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