冷たい彼女〔続編〕
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#471 [ゆーちん]
そう言って頬が一気に赤くなった千夏は俯いて笑ってた。


「…えぇっ?」


遅れながらも俺も驚きの声を張り上げた。


「千夏、先輩に惚れちゃったの?」

「惚れたって言うか…カッコイイじゃん、矢崎さん。」

⏰:09/02/23 12:17 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#472 [ゆーちん]
こんな奇跡…信じられない。


嬉しいを通り越して、疑惑もんだよ。


こんな事ってあるの?みたいな。


「何かあったら心が取り持ってよね。」

「あぁ…うん。もちろん。」

⏰:09/02/23 12:17 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#473 [ゆーちん]
度肝を抜かれたまま、俺は先輩の連絡先を千夏に教えてあげた。


「千夏から連絡する?」

「恥ずかしいからヤダ。矢崎さんから連絡してくれるの待つよ。」

「じゃあ明日バイトの時にでも先輩に千夏の連絡先教えて、メールでもするように言っとくよ。」

⏰:09/02/23 16:21 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#474 [ゆーちん]
「よろしく!」


喜ぶ千夏の家に到着し、バイバイした。


帰り道もなんだか頭が真っ白のままで、ぼんやりと帰宅した。


「気合い入れて歩け心!」


廊下でぶつかったじいちゃんに叱られたけど、何か気合い入んない。

⏰:09/02/23 16:21 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#475 [ゆーちん]
喜怒哀楽の激しい1日だったから疲れたのかも。


今日は早く寝よ。


明日また先輩に素敵なお知らせをしてあげなきゃいけないから、充電満タンにしとかなきゃね。

⏰:09/02/23 17:28 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#476 [ゆーちん]
「おっはー!」


自分が1番充電満タンになったつもりでフェリーに乗ったのに、俺より充電MAXの奴がいた。


「テンション高いんですね、大輝さん。」

「当たり前よ!今日は彼女との記念日だからさ〜。おデートなんです。」

⏰:09/02/23 17:28 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#477 [ゆーちん]
「へぇー。知らなかった。」

「祝え、心も竜も俺様を祝いやがれ!」


大輝に負けないよう元気な一日を過ごそうと、そのあとはテンション上げてみた。


が、ペース配分失敗らしく学校でエネルギー使いすぎてバイト前には空っぽ状態に近かった。

⏰:09/02/23 17:29 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#478 [ゆーちん]
「凜ちゃぁ〜ん。」

「テンション低。どうしたの?」

「今から家行っていい?」

「いいけど、バイトの時間大丈夫?」

「凜ちゃんに会わないとバイトなんてやってらんないよ。」

「あっそ。まぁ家にいるから勝手に鍵開けて入っておいで。」

⏰:09/02/23 17:29 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#479 [ゆーちん]
携帯電話をポケットに戻し、最後の力を振り絞り凜のマンションまで急いだ。


合い鍵を使い、中に入る。


「凜ちゃーん。」

「早かったね。やけにテンション低かったけど何かあっ‥」

⏰:09/02/23 22:05 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


#480 [ゆーちん]
いきなりの充電方法に、凜は嫌がらず助けてくれた。


長く甘いキス。


思わずソファーに倒れ込んでしまったけど、キスは止まない。


「心…」


色んなキスをすると、色んな表情をしてくれる。


そんな凜が可愛くて愛おしくて仕方ない。

⏰:09/02/23 22:06 📱:SH901iC 🆔:VtEpKdxc


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