冷たい彼女〔続編〕
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#51 [ゆーちん]
●○●○●○●

とりあえず
今日はここで
STOPします

>>2

●○●○●○●

⏰:09/01/30 13:49 📱:SH901iC 🆔:ppkzlLQA


#52 [ゆーちん]
○●○●○●○

隠し事

○●○●○●○

⏰:09/01/31 10:09 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


#53 [ゆーちん]
翌日。


放課後はいつも通りバイトに励む。


でもいつもと違うのは…。


「凜の彼氏、結構カッコイイね。」

「そう?バカだよ、あいつ。」

「あぁ、確かに。頭は悪そう。」

「悪いってもんじゃないよ。幼稚園児レベル。」

⏰:09/01/31 10:10 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


#54 [ゆーちん]
凜ちゃんとそのお友達さん。


俺の悪口、めちゃくちゃ鮮明に聞こえるんですけど。


わざと…ですか?


「お待たせしました。しょうゆラーメンとみそラーメンです。」


昨日、凜が言ってた通り、今日は友達とここにラーメンを食べに来た。


あぁー…恥ずかしい。

⏰:09/01/31 10:10 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


#55 [ゆーちん]
「心、あんたの事カッコイイってさ。よかったね。」


いやいや。


そのあとバカだとか頭悪いとかってけなしてたじゃんかー。


「あ、あざーす。」


聞こえてなかったフリして営業スマイルを見せた俺って、なかなか大人でしょ?

⏰:09/01/31 10:29 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


#56 [ゆーちん]
そんな俺に凜ちゃんのお友達は言った。


「彼氏さん。」

「はい?」

「面白い事教えてあげよっか?」

「え、何ですか?」


営業スマイルは確かここまでちゃんとできてたはず。


なのにお友達の一言で俺の顔は真顔に戻った。

⏰:09/01/31 10:29 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


#57 [ゆーちん]
「凜、かなりモテてるよ。告白されまくり。油断してると盗られちゃうかもだから気をつけてね〜。」


そう言った友達に、凜は『もう、いちいちチクんなくていいから。』と笑っていた。


いやいや。


チクるとかじゃなくてさ!

⏰:09/01/31 10:34 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


#58 [ゆーちん]
「凜ちゃん何それ!マジ?聞いてないよ!」


いきなり話しかけたせいか凜は少し驚いていた。


「えっ…言わなきゃダメ?言っても心、良い気しないでしょ?」

「そうかもだけど…でも…」

「大丈夫だって。私はあんただけで手一杯なんだから心配しなくていいよ。」

⏰:09/01/31 10:34 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


#59 [ゆーちん]
凜はシレッと言い放ち、ラーメンをすすった。


『美味しい!』と呟いた顔が可愛かった。


「人前でイチャつくなよー。」


お友達に茶化されて凜が笑う。


「あ、すみませーん。」


俺も笑った。

⏰:09/01/31 11:00 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


#60 [ゆーちん]
何か…俺、すげぇ嬉しい事言われたよね。


凜ちゃん、サラーッと言ったよね。


じわじわと嬉しさが込み上げて来て、俺は何だか脳内ノックアウト状態。

⏰:09/01/31 11:01 📱:SH901iC 🆔:27oj1HQU


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