冷たい彼女〔続編〕
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#621 [ゆーちん]
最後のデートで最後のSEXだなんて事になると、なんか縁起悪いかなって思ってたけど…そんなの関係ないや。
愛してる人と愛し合うのに理由なんていらない。
:09/03/03 13:33 :SH901iC :OEIUmAW2
#622 [ゆーちん]
「凜ちゃん、好き。」
「うん…私も。」
「俺のだから。」
「うん。」
「金髪野郎なんかに負けないし。」
「アハハッ。」
しんみりしたくないから、楽しくした。
笑えたし、喜べたし、幸せだったし…そんなSEXだった。
:09/03/03 13:34 :SH901iC :OEIUmAW2
#623 [ゆーちん]
「このベットともお別れかぁ。」
「持ってかないの?」
「うん、これは置いてく。」
布団の中でゴロゴロするのって何でこんな気持ち良いんだろう。
:09/03/03 13:35 :SH901iC :OEIUmAW2
#624 [ゆーちん]
「寝ちゃいそう。」
凜が甘ったれた声を出した。
「寝よっか。」
「ダメだよ、せっかくのデートなのに。」
「こうやって凜ちゃんと布団の中でイチャイチャしてるのもデートの一種だと俺は思ってんだけど。」
:09/03/03 13:35 :SH901iC :OEIUmAW2
#625 [ゆーちん]
『やっぱり変態。』といつもの調子の凜は、俺にうんと長いキスをくれた。
わざとチュッて音鳴らすもんだから妙に照れちゃったじゃねぇか、こんにゃろう。
「しばらくキスできないと思うとずっと、くっつけていたくなる。」
:09/03/03 13:37 :SH901iC :OEIUmAW2
#626 [ゆーちん]
「あらら?俺の変態病、移っちゃった?」
「そうみたい…」
唇痛くなるほど何度も何度も何度もキスした。
で、またヤッた。
そんな風にイチャイチャしてると昼を回っていた。
:09/03/03 13:37 :SH901iC :OEIUmAW2
#627 [ゆーちん]
「心、あのね。」
「んー?」
「昨日嬉しかったよ。」
「そ?そう言ってもらえて俺も嬉しい。」
「あの言葉も、この指輪も私の宝物だ。私、正直な話ね…自然消滅とかするのかもって思ってたんだ。」
:09/03/03 13:38 :SH901iC :OEIUmAW2
#628 [ゆーちん]
肩を抱き寄せ、もたれながら凜は話を続けた。
「子供の恋愛程度で私たちは終わっちゃうのかと思ったんだけど、そうじゃなかった。心とずっと一緒にいられるんだって確信できた。」
:09/03/03 13:38 :SH901iC :OEIUmAW2
#629 [ゆーちん]
凜の髪はサラサラで、安心できる手触り。
「あんな大勢の前で恥ずかしい事言っちゃってさ…私は幸せ者だね。心の事、信じてるからね。」
俺の腹回りをギュッと抱きしめてきた凜が愛おしい。
:09/03/03 13:39 :SH901iC :OEIUmAW2
#630 [ゆーちん]
「昨日も言ったけど俺、凜ちゃんいないと無理なんだ。だからずっと待ってるよ。」
「私も。心じゃないと無理。待っててね。約束だから。」
「約束する。」
今日の凜はなんだかとても素直で健気で可愛くて甘えん坊で。
:09/03/03 13:40 :SH901iC :OEIUmAW2
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