漆黒の夜に君と。[BL]
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#146 [ちか]
玄関でのメイドと執事の出迎えに見向きもせず、だだっ広い廊下を早歩きで通りすぎ、階段を上がって。



ガチャッ





着いたのには俺の部屋・・?

⏰:09/02/05 01:00 📱:P906i 🆔:3G19hwBE


#147 [ちか]
>>146訂正
着いたのには
└→×
着いたのは
└→○
すいません

⏰:09/02/05 01:12 📱:P906i 🆔:3G19hwBE


#148 [我輩は匿名である]
面白い

⏰:09/02/05 08:02 📱:F703i 🆔:h2jki5C.


#149 [ちか]
>>148
└→匿名さま*
ありがとうございます
良かったら感想板にも遊びにきてくださいね★
感想板↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4220/

⏰:09/02/05 16:44 📱:P906i 🆔:3G19hwBE


#150 [ちか]
>>146

恭弥は静かにドアを閉めると、掴んでいた手を強く引いて俺をベッドに座らせた。


「なんなんだよっ!!」


ドアの前に突っ立っている恭弥を睨みつけて言った。

⏰:09/02/05 17:05 📱:P906i 🆔:3G19hwBE


#151 [ちか]
「・・・・・。」

恭弥は小難しい顔をして、俯いていた。


この期に及んでまだ俺を無視すんのか!!!


俺は睨んでいた目をさらにキツくする。


しかし、あまりにも美しいソレに段々目を奪われてしまった。

⏰:09/02/05 22:34 📱:P906i 🆔:3G19hwBE


#152 [ちか]
「・・・、さっき僕を狡(ズル)いって言ったよね?」


沈黙を破ったその声で、自分が恭弥に見とれていた事に気づいた。


「え、うん..」

なんだ、ちゃんと聞こえてはいたのか。
ならなんで反応してくれないんだよ。
なんで解ってくれないんだよ。――――‥‥

俺はぎこちない返答をする。

⏰:09/02/05 22:56 📱:P906i 🆔:3G19hwBE


#153 [ちか]
「‥‥、そうかもしれない。」


眉間にシワを寄せ、ため息を吐いて呟いた恭弥のその言葉の意図が分からなくて、俺はただただそいつを見上げた。


少しして、また恭弥は俺を見据えて口を開く。


「さっき、お前があんまり可愛い顔をするから・・・
独り占めしたくなった。」


そう言って恭弥は視線を俺から斜め下へ落とすと、自分の前髪をクシャリと握った。

⏰:09/02/05 23:41 📱:P906i 🆔:3G19hwBE


#154 [ちか]
全身が一瞬で熱くなるのがわかった。



心臓が五月蝿い位
高鳴っている事も。






そして、悔しいほどときめいてしまった事も。

⏰:09/02/05 23:58 📱:P906i 🆔:3G19hwBE


#155 [ちか]
「だから早くココに着いてほしかったんだ。
あの場所じゃ、みんながお前の顔を見れただろ?
それがたまらなく嫌で‥。」


恭弥はそう続けて、また俺の方に向き直った。


顔は少し赤らんでいて、それを隠す為なのか片手は口元を隠していた。

⏰:09/02/06 00:21 📱:P906i 🆔:ched2wCU


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