漆黒の夜に君と。[BL]
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#501 [ちか]
そして今に至るワケだ。


さて、このブラコンをどうやって車に乗せようか

「俺は絶対てめえなんかと帰らねーからな!!!
てめえと帰るくらいなら、そこらで野宿する方がマシだ!!!!」

トランクにでもぶちこんでやろうか、この野郎。

⏰:09/03/09 18:50 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#502 [ちか]
「お前の大好きな兄貴に頼まれてんだよ。兄貴の頼みなのに聞けねーの?」


「………………………さっさと帰るぞノロマ!!!!」


ノロマノロマ言うな、このブラコン豹変野郎!!!

と、口に出してしまいそうだった言葉を飲み込んで俺も車に乗った。

⏰:09/03/09 19:29 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#503 [ちか]
張り詰めた沈黙は家までの道のりをより長く感じさせた。


やっとの事で黒羽邸に着いた俺(達)は、お互いその沈黙を保ったまま階段を上がり、部屋に向かった。


ん?

待て待て。
コイツの階はもう一つ上だろ?

⏰:09/03/09 19:56 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#504 [ちか]
「‥‥‥‥‥。」

「‥‥‥‥‥。」


おいおい。
部屋の前着いたんだけど


なんでお前はまだ俺の後ろに居るの?
なんで俺の部屋の前でお前も足止めてんだよ。

⏰:09/03/09 20:14 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#505 [ちか]
ガチャ‥

ドアノブの回る音が廊下に響いた。

「‥‥‥‥‥なんだよ。」

「別に。」

「ふーん。じゃ、俺部屋入るし、お前も‥‥」

そう言ってドアを閉めようとした時。

ガシッ

「なっなんだよ?!」

なんでドア掴むわけ?!

⏰:09/03/09 20:19 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#506 [ちか]
「べ、べつに?!?!」

「ならドア離せよっ!!!」

「無理っ!!!!」

「はぁ?!なんでだよ?!?!」

なに、なんのコイツ!!
ついに頭おかしくなった?!?!



「ひ、一人嫌なんだよ!!!」


‥‥‥‥‥‥は?

⏰:09/03/09 21:04 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#507 [ちか]
>>506訂正

なんのコイツ→○
なんなのコイツ→×

すいません><

⏰:09/03/09 21:06 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#508 [ちか]
がっちりと掴まれたドア


いつになく必死な顔



なに、お前、それ‥‥



「本気‥‥?」

⏰:09/03/09 21:15 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#509 [ちか]
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥わりぃかよ…。」


俯く優里。

唖然とした顔の俺。



「ぷっ、「笑うなっ!!!!//」

だって…
あんな偉そうな態度で
実は寂しがりとかさあ…
ギャ、ギャップが…ぷっ

⏰:09/03/09 21:27 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#510 [ちか]
「いいから入れろよノロマ!!!///」

「おわっ!!」

バタンっ!!


ブラコン寂しがり屋豹変野郎は強引なようです。
ぷっあはははは!!!!

「笑うなっつってんだろーがあ!!!!///」

⏰:09/03/09 21:38 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#511 [ちか]
俺は真っ赤な優里を見ながら必死で笑いをこらえた。

「お、お前さあ…そのギャップどうにかなんない?!」

「うるせえっ!!!///」

「いてっ!!!殴んなよ!!」

照れ隠しに暴力かよ。

⏰:09/03/09 21:52 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#512 [ちか]
頭を擦りながら言う俺をよそに、優里はドカッとソファーに腰かけた。


やっぱりその偉そうな態度とさっきの態度が一致しない。

あ、やべ笑い堪えられなくなってきたかも。

「だ、だいたい、なんでお前家に住んでんだよ!!!」


うん、それはいい質問だ。
でも簡単に言うと、お前の兄貴に半強制的に住まされてんだよ。

⏰:09/03/09 22:13 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#513 [ちか]
とは、さすがに言えない

「‥‥‥‥‥‥。」

なんて言おうか。

俺が言い訳を探していると、痺れを切らした優里は俺の言葉を聞く前に口を開いた。


「やっぱり、アレか。」


 

⏰:09/03/09 22:19 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#514 [ちか]
「お前…まさか気づいてたのか‥‥?」



恭弥と俺が“そう言う関係”だと言うことを。


「当たり前だろーが。」



ま、まじで‥‥‥?

⏰:09/03/09 22:28 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#515 [ちか]
言われて見れば、
昨日だって一つ屋根の下で“あんな事”してたワケだし…。



もしかして、恭弥の態度とか俺の態度見て気づいたのかも…。

家じゃ学校より気抜いてたし、関係がバレてもおかしくない…。

⏰:09/03/09 22:49 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#516 [ちか]
「ご、ごめん俺…っ「ウチの財産が目当てなんだろ」









はい?

⏰:09/03/09 22:51 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#517 [ちか]
「は?」

「とぼけんな。兄貴にどうやって取り入ったのかは知らねーけど、俺まで誤魔化せると思うなよ?」


いやいや。
誤魔化すもなにも…

俺は思ってもみなかった言葉にただ呆然とした顔で立ち尽くした。

「否定しねーとこを見ると図星みたいだな。」

⏰:09/03/09 22:57 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#518 [ちか]
「や、違うけど…」

「じゃあ説明してみろよ」

「‥‥‥‥‥。」


どう説明したらいい?
淡白で、それでいて複雑なこの関係を。


「言えねーじゃねえかよ」


悔しい。

⏰:09/03/09 23:14 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#519 [ちか]
「とにかく俺は兄貴を守る。お前なんかさっさとこの家から追い出してやるから覚悟しとけよ。」


ビシッと人差し指を俺に向けながら睨む瞳。


思わず怯んでしまい、何も言えなかった。

と、その時。

コンコン.

「冥?優里もそこに居るの?」

ノック音と恭弥の声。

⏰:09/03/09 23:18 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#520 [ちか]
ドアが薄く開くと、そこからひょっこりと出された恭弥の顔。

「あ、居た居た。」

優しい笑顔に、俺は表しようのない安心感を得た

「おかえり!」

後ろから放たれる明るい声色。

⏰:09/03/09 23:24 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#521 [ちか]
「ただいま。」

返される優しい笑顔。

この笑顔はみんなに平等?
分かってる。俺のモノじゃないんだよな…。

「兄貴、そっちの部屋行っていい?」

ニコニコと笑う優里。

⏰:09/03/09 23:30 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#522 [ちか]
「あ…ごめん、今から出掛けなきゃいけなくて…」

「えー…なんで?」

口を尖らす優里。

え、じゃあ俺またコイツと2人っきり?!
耐えられないって…

「ちょっとこの前の商談の続きがあってね。」


ん?商談?
て事は‥‥――!!

⏰:09/03/09 23:42 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#523 [ちか]
「お、俺も行く!!!」

「「え?」」

2人の視線が一気に集中する。

「挨拶も無いままバイト辞めちゃったし…荷物とかあるし‥‥‥だめ?」

俺は恐る恐る恭弥を見る

恭弥は暫く考えるような顔をしたあと、
「いいよ。」と、返事をくれた。

⏰:09/03/09 23:47 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#524 [ちか]
「やったあ!!」

いい機械だ。
ちゃんと店長に挨拶して、お礼を言おう。

ついでにこのギャップの激しい奴とも離れられて好都合だ。

「俺も一緒に行く…っ!!」

喜ぶ俺とそれを見て微笑む恭弥の間を割って入るような声。

⏰:09/03/10 00:50 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#525 [ちか]
「優里、お前はダメだ。」

なんの躊躇もなく恭弥は優里を見据えてそう言った。

「なんでコイツは良くて俺はダメなんだよっ!!!!」

「それはお前が一番良く分かってるだろ?」

「でも…っ「優里。」

いつもは優しく慰めるように言う筈なのに、この時は違った。
優里の言葉を遮って、最後までOKを出さなかった

⏰:09/03/10 00:55 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#526 [ちか]
「兄貴の馬鹿…―っ!!!!」

吐き捨てるようにそう言って優里は部屋を飛び出していった。

部屋に流れ出す沈黙。

恭弥もそれをかき消すように、
「じゃあ、下で待ってるから。」
と微笑んでドアを閉めてしまった。


だけど、なんでそんな悲しそうに笑うんだろう…

⏰:09/03/10 14:45 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#527 [ちか]
下に降りていくと、黒いスーツを身に纏った恭弥が居た。


スラリとした身体つきによくに合っていて、つい見とれてしまった。



あの漆黒の夜を思い出して。

⏰:09/03/10 15:12 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#528 [ちか]
「冥?」

名前を呼ばれて、俺は我に返った。

「ほわ?!?!なに?!」

あー…また変な声出してしまった…


「クスッ、行こっか。」

笑われた事が少し恥ずかしくて、俺は小さく頷いた。

⏰:09/03/10 15:24 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#529 [ちか]
久しぶりにまたあの長いリムジンに乗った俺は、なぜか緊張して畏(カシコ)まってしまった。


「クスッ、なんで固くなってるの?」

「だって、なんか…」

いろいろ思い出すし…

恭弥は俯く俺を見て、ふふっと笑うと優しく頭を撫でた。

⏰:09/03/10 15:49 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#530 [ちか]
「子供扱い…するな…//」

「冥は素直じゃないね。」

この余裕な表情がムカつくんだよ‥っ///

俺は照れ隠しに、撫でられる手をはらいながら話題を変える事にした。

「て、て言うか、なんで優里連れて来なかったの?別にあんな厳しくする事ないのに。」

⏰:09/03/10 16:08 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#531 [ちか]
そう言って恭弥の顔にチラリと目をやると、そこには哀しげな表情(カオ)があった。

「ごめん、俺…っ、そんな顔させるつもり無かったんだけど‥‥、」

俺は慌てて言葉を付け足した。

「や、冥は何も悪くないよ。謝らないで?」

そう言ってまた作られる哀しげな笑顔。

⏰:09/03/10 16:28 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#532 [ちか]
何も言えなくなる。
そんな顔されたら‥‥

俺まで哀しくなる…


恭弥は俺の表情が曇っていくの見て、こう問いかけた。


「冥は…優里がなんでカナダに住んでたと思う?」

⏰:09/03/10 16:33 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#533 [ちか]
>>532訂正

曇っていくの見て×
曇っていくのを見て○

すいません><

⏰:09/03/10 16:34 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#534 [ちか]
突然の問いかけに俺は少し考え込んだ。

「英才教育の一貫…とか?」
暫くして、俺は浮かんできた答えの中で一番もっともらしい答えを口にする。

しかしそれはハズレだったようで、恭弥は首を横に振った。

そして言ったんだ。


「優里はね、病気なんだ」

⏰:09/03/10 17:33 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#535 [ちか]
「え…?」

“病気”と言う単語がリアルに感じるのは、きっと恭弥の表情(カオ)が暗いから。

「病気って言っても、癌みたいなものじゃないんだ。
優里には生まれつき心臓に小さな腫瘍があってね。
普段は普通の人と何も変わりないんだけど、その腫瘍のせいでいつ発作が起こるか分からないんだ。
言うならば、心臓に爆弾を抱えてるようなもので…」

恭弥の顔から作り笑いすら消えていく。

⏰:09/03/10 17:41 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#536 [ちか]
「カナダに心臓外科の名医が居るんだ。
その先生に診てもらう為に優里は五歳の時、日本の病院からカナダの病院に移されてそこに住んでる。だから、僕と優里は物心ついた頃から離ればなれだったんだ。
今はまだ手術に耐えられる歳じゃないから、進行を遅らせる事しか出来なくて…」


俺はただ黙々と恭弥の話を聞いた。
だけどどこかに『まさか』『あれで本当に病気?』って思ってしまう自分が居る。

⏰:09/03/10 18:29 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#537 [ちか]
「優里のあの口調と派手な見た目はね、優里なりの強がりなんだ。
『病気で可哀想』、『親兄弟と会えなくて可哀想』、『病院暮らしで可哀想』…。
とにかく他人に可哀想な目で見られたくないみたい。
だから派手にして、『自分は全然辛くなんかない』ってそう他人に見せつけてた。
案の定、同年代の子はみんな優里を怖がって離れていっちゃった…」

⏰:09/03/10 18:38 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#538 [ちか]
「優里は辛いとか寂しいなんて一言も言った事ないけど、小さい頃、隅っこで泣いてるのをよく見たよ。
だから、僕は決めてるんだ。滅多に会えない分、会った時はどんな優里でも、誰よりも理解して守ってあげようって。
それが兄として、優里にしてやれる精一杯の事だと思うから…」


兄として精一杯してやれる事‥‥―――
恭弥はいつからそれを決めてたんだろう。
子供の頃からそんな事を思えるのは、きっと…――

⏰:09/03/10 18:55 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#539 [ちか]
「だからこんな血の気の多い場所、いつ発作が起こるか分からないのに連れていけないよ。

大切な‥‥弟だから。」


呟く声がやけにか弱くて。

「恭弥は優しいね。」

俺はそう言って手を握った。

⏰:09/03/10 19:40 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#540 [ちか]
「ありがとう。」

あぁ。
良かった‥――
やっと笑ってくれた。


俺もその笑顔に安心して、笑顔を溢した。


やがて静かに車は停まり、俺はそこから降りた。

⏰:09/03/10 19:57 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#541 [ちか]
「じゃ、また後で迎えに来るね。」

「うん、じゃあね。」

俺は車を視界から消えるまで見送ったあと、店のドアノブに手をかけた。

しかしなかなか回す事が出来ない。
いきなりなんの挨拶もお礼も無し辞めちゃって、半ば勢いでここまで来たけど、店長達に合わせる顔が…

⏰:09/03/10 20:05 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#542 [ちか]
「あれ、日下?!」

後ろから急に名前を呼ばれ、俺の身体はビクリと跳ねた。

振り返るとそこには、

「崎田さん…」


一緒に働いていた先輩が居た。

⏰:09/03/10 20:08 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#543 [ちか]
「久しぶりだなっ!!」

崎田さんは俺より7つ年上でよく面倒みてもらっていた。
なおさら合わせる顔が無い。

「急に辞めたから驚いたわ!!!」

「すいません…」

⏰:09/03/10 20:11 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#544 [ちか]
「ま、立ち話もなんだし、入れよ!」

「あ…っ」

カランコロンと小さく鈴の音が鳴って、崎田さんに背中を押された俺は店内に入った。

「いらっしゃ…――冥!!」


入って早々、目に飛び込んだのは店長の顔だった

⏰:09/03/10 20:21 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#545 [ちか]
「お、お久しぶりです…」

目もまともに見れない‥

だけど店長の声は優しかった。

「元気だったか?」

俯いていた顔をあげると、優しい笑顔。

「はい‥、あの…急に辞めちゃって、なんのお礼も言えなくて…すいませんでした!!!」

俺は深く頭を下げた

⏰:09/03/10 20:33 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#546 [ちか]
「頭あげろよ、お前らしくない。」

頭上で、あははっと笑い声をあげる店長。

「お前が急に居なくなったのにはほんとに驚いたけど、後から黒羽さんに話聞いたから。」

恭弥?
いつの間に…

⏰:09/03/10 20:41 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#547 [ちか]
「気にしすぎだっつーの!
頭あげろって。」

崎田さんはそう言って俺の頭を軽く叩いた。


俺ってつくづく幸せだよな…
こうやって温かく迎えてくれる人が居て…

⏰:09/03/10 20:46 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#548 [ちか]
それから店長達とたくさん話をした。

最近あったくだらない話や、常連さんの面白話…

店が込みだせば、手伝ったりもして、あっと言う間に時間は過ぎていった

夜が深くなり、街はさらに活気を増していく。

柄の悪い連中も増える時間。

「なんか店の外が騒がしいな。」

店長がドアの方を見ながら呟いた。

⏰:09/03/10 21:11 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#549 [ちか]
「喧嘩は勝手にしてりゃあ良いけど、ウチの前でされちゃあ困るんだよなー。」


店長は眉間にシワを寄せながら腕を組んだ。

途切れ途切れに聞こえてくる喧嘩の声。

「…〜っ!!!はなせってば…!!!」

この声、聞いた事ある…

⏰:09/03/10 21:20 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#550 [ちか]
これは…

「〜…触んな、馬鹿野郎!!!」

この声は…

「おい、冥!!?」


気づけば俺は店の外に飛び出していた。


「優里?!?!」

⏰:09/03/10 21:28 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


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