スーパースター、スーパーヒロイン
最新 最初 🆕
#20 [Gibson]
私がヒーローもので好きなのは、俳優の端整な顔じゃなくて、悪者とひたすら闘い続けるシーン。

全身を使って攻撃したり、様々な武器を使って敵を倒す所に、胸が痺れる。

私、男に生まれてたら、絶対アクション俳優かスタントマンを目指していただろうにな。

アクション女優も存在するけど、運動神経には全く自信ないから、現実では遠い夢のような話。

⏰:09/02/03 09:23 📱:SH705i 🆔:PmbMsxN.


#21 [Gibson]
ううん、創りものの中じゃなくて、もしも実在する世界で自分が正義のヒーロー、もといヒロインになれたら…―

なんて、私もとっくに成人しているし、実際に悪いことをしでかす怪獣どもは、存在しないことくらい理解している。

そして、事件や犯罪などは、警察に任せておけばいい。

うん、私の出る幕なんてこれっぽっちもないほど、世の中は成立してるんだ。

⏰:09/02/03 09:38 📱:SH705i 🆔:PmbMsxN.


#22 [Gibson]


「ん…。何…?!」

深夜、明日に備えて眠りに就いていた時だった。

窓の方から、何か叩くような音がする。

その気配で、目を覚ましてしまった。

⏰:09/02/03 22:12 📱:SH705i 🆔:PmbMsxN.


#23 [Gibson]
様子を見にベッドから下りて、窓の方へと向かう。

寝ぼけ眼で、部屋のカーテンを開けてみる。

「…キ、キャアッ!!」

目の前の光景を見て、私は腰が抜けて倒れ込んでしまった。

⏰:09/02/03 22:17 📱:SH705i 🆔:PmbMsxN.


#24 [Gibson]
そこに映っていたのは、一人の少女であった。

変質者か泥棒かと思ったら、何と彼女の体は宙に浮かんでいるではないか。

「ゆ、幽霊…。」

生まれて始めて目にしたそれに、全身で身震いする。

「…飯島紗世子だな!?」

少女が話し掛ける。

⏰:09/02/03 22:22 📱:SH705i 🆔:PmbMsxN.


#25 [Gibson]
 
○初めて
×始めて

所々の誤字脱字をお許し下さい(>_<)

⏰:09/02/03 22:24 📱:SH705i 🆔:PmbMsxN.


#26 [Gibson]
「…な、何で私の名前を…!?」

「お願いだ。ここを開けてくれ。あなたと話がしたい。」

自分より随分幼く見えるが、冷静な態度で坦々と話す彼女。

「…イヤ…。イヤ…。」

咄嗟にテーブルの上にあった携帯を手に取り、誰かに助けを求めようとした。

あまり頼りたくない相手だけど、小橋夏生ならまだ起きてるはず。

⏰:09/02/03 22:32 📱:SH705i 🆔:PmbMsxN.


#27 [Gibson]
「…千葉瑠璃子。」

「え?」

「お主の祖母の名前で合っているな?」

「…。」

確かに、母親の母親はその人だけれど、
どうしてこの子が知ってるの…?―

⏰:09/02/04 20:23 📱:SH705i 🆔:WmLD0Z9A


#28 [Gibson]
「それから、お主のお尻にホクロがあるだろう!?」

「えぇっ!どうしてそれを…。家族しか知らないのに…。」

次から次に事実を言い当てる少女。

「とにかく、一先ずここを開けてくれ。何も妙なことはせぬ。」

「…。」

幽霊(?)だしね、金品を盗んでもどうしようもないよね…。
それに、さっきから窓越しで話し声が聞き取りにくいし…―

私は彼女の指示通り、窓を開けてみた。

⏰:09/02/04 20:33 📱:SH705i 🆔:WmLD0Z9A


#29 [Gibson]
「申し遅れた。
私の名前はナナという。」
少女が部屋に入ってきた。
その体はぷかぷか浮いている。

「ナナ…。」

「お察しの通り、私は人間ではない。かと言って、天国からやって来た訳でもない。
まあ、どこか別の星から来たのだと受け止めておいてくれ。」

「は、はぁ…。」

⏰:09/02/04 20:41 📱:SH705i 🆔:WmLD0Z9A


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194