クソガキジジイと少年。みそ汁編
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#112 [ザセツポンジュ]
『トミオ。いいか。眉毛にツバを塗り込んだら足のしびれがなおると言う人もおるがな、すーさんみたいになりたくないのなら、どんなに足がしびれても、眉毛にツバをつけてはならん。分かったか?』
きーさんはタバコをくわえ、オセロを開始した。
『はいはーい。』
『おいきーさん!ワシは黒が良かったのに!』
:09/03/08 01:22 :W61S :IR6AgnaY
#113 [ザセツポンジュ]
ゴツン。
朝から迷惑をかけるすーさんのわがままに、無償に腹が立ったきーさんはいつもより拳に力を入れた。
『いちちち。』
きーさんのゲンコツは痛いのだ。
そんな事をよそに
水筒を持ったトミーと
お弁当箱を持ったジョウジロウちゃんは、キュウの家へ向かった。
:09/03/08 01:25 :W61S :IR6AgnaY
#114 [ザセツポンジュ]
『きーさん、キュウちゃんな、お母さん出ていったじゃろ。』
『あぁ。かわいそうだが。ちょっと甘やかし過ぎじゃな。』
『そうか?』
『ワシらには一応挨拶はするがな、いつもおじいちゃんの後ろに隠れて甘えてばかりおる。』
:09/03/08 01:28 :W61S :IR6AgnaY
#115 [ザセツポンジュ]
『きーさんちのトミオちゃんだってママに引っ付いておるじゃろ。』
『まぁそう言われればそうだがな。キュウちゃんちのアレはいかんと思わんか、すーさん。』
『アレはいかんなぁ。浮気じゃろ?キュウちゃんの男前なお父さんのな。』
『は?浮気してたのか?』
:09/03/08 01:32 :W61S :IR6AgnaY
#116 [ザセツポンジュ]
『ワシの予想じゃ。名前はかよちゃん。かよちゃんとの浮気が原因で離婚じゃ。』
『すーさん。ワシが言いたいのは、離婚の原因じゃない。』
『なんじゃ?またきーさんの説教か。はいはいどうぞ。』
:09/03/08 01:34 :W61S :IR6AgnaY
#117 [ザセツポンジュ]
『挨拶はできん。保育園で友達は泣かす、その割りには泣き虫で、強がり。みんなでやる事はひとりだけ放棄、欲しい物はなんでもおじいちゃんらが買い与える。将来が心配じゃよ。』
『あぁ。また角をとられた…まぁきーさん。そんな情報集めたところでキュウちゃんちに割って入れないんだから仕方がないじゃろ。』
:09/03/08 01:38 :W61S :IR6AgnaY
#118 [ザセツポンジュ]
『確かに割って入ってワシが説教する事はできん。』
そんな話をしながらも
すーさんの頭の悪さに呆れるきーさんだった。
『なぜじゃ!なぜワシはきーさんに勝てん!もっかい!もっかい!』
いい加減しつこいこの男、
昔は色男だったのに今では変態ジジイ呼ばわりだ。
同情する。
:09/03/08 01:42 :W61S :IR6AgnaY
#119 [ザセツポンジュ]
:09/03/08 01:49 :W61S :IR6AgnaY
#120 [我輩は匿名である]
あげ
:09/05/16 21:55 :N904i :DDuLQjUE
#121 [なか]
あげげげげ!!!
:09/06/14 17:44 :SH001 :Ib4eyUD.
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