君色 ーハツコイー
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#101 [*U]
「優太なんか嫌い」
あたしは静かに言った。
立ち止まらない
あたしに
「おまえは俺じゃなくて
“ゆうくん”を
好きだったんだな」
優太が怒鳴った。
思わず立ち止まる。
_
:09/02/15 18:00
:SH903i
:BacMtRQY
#102 [*U]
「悠紀が無理矢理
ヤろうとしたとき
“ゆうくん”はそんなことしない、悠紀は嫌い。
俺が嘘をついたら
“ゆうくん”じゃないから嫌い。
ちぃは結局
“ゆうくん”しか
見てねーんだよ!!」
優太の言葉に言い返せない。
_
:09/02/15 18:03
:SH903i
:BacMtRQY
#103 [*U]
「‥嘘ついてごめん‥
でも本気でちぃを好きだった」
優太はそう言って
帰っていった。
あたしは
いつまで“ゆうくん”を
引きずってるんだろう。
あんなに思ってくれる
2人を傷つけた。
_
:09/02/15 18:12
:SH903i
:BacMtRQY
#104 [*U]
次の日の朝
久しぶりに1人で
学校に行く。
学校って遠いんだな‥
いつも優太や悠紀と
一緒だったから
学校まであっという間に
感じてた。
_
:09/02/15 18:17
:SH903i
:BacMtRQY
#105 [あい]
続き気になるんで
更新してください


:09/02/15 19:09
:SH906i
:qirQMqrE
#106 [*U]
あいさん
ありがとうございます

_
:09/02/15 23:29
:SH903i
:BacMtRQY
#107 [*U]
**********************
教室に入って
席につくとナツキが
謝ってきた。
「知歩‥ごめんね?
騙してたわけじゃないんだ‥。知歩に新しい恋してほしくてさ‥」
ナツキ心配してくれてたんだね。
いつまでも
“ゆうくん”に
すがってるあたしを。
_
:09/02/15 23:34
:SH903i
:BacMtRQY
#108 [*U]
「ううん。
あたしこそゴメンね?」
そう言うと、
「あたしから話すって
言ったら、
優太くんと悠紀が
知歩に話したいって。」
とナツキに言われた。
ブーブーブーブー
いいタイミングで
優太からメール。
_
:09/02/15 23:39
:SH903i
:BacMtRQY
#109 [*U]
本文:昼休み、
いつもの場所に
来てほしい。
ちゃんと
向かい合わなきゃね!!
送信:わかった。
はぁ〜緊張する〜。
_
:09/02/15 23:41
:SH903i
:BacMtRQY
#110 [*U]
「知歩って本当に
分かりやすいよね〜。
喜怒哀楽が
顔に出過ぎだよ。」
ナツキに笑われた。
あたしそんなに
顔に出てるかな?
「俺もそう思う。」
いつのまにか来た
桜井くん。
_
:09/02/15 23:46
:SH903i
:BacMtRQY
#111 [*U]
ナツキと桜井くんは
2人で共感しあってる。
からかいながらも
2人が励ましてくれてるの分かるよ。
3人でくだらない
言い合いをしていると
先生が入ってきて
ホームルームが始まった。
_
:09/02/15 23:48
:SH903i
:BacMtRQY
#112 [*U]
「おまえもだけど
あの2人も
分かりやすい。」
小声で桜井くんが言う。
あたしがきょとんと
していると
「長谷川さんと
高塚のこと。」
桜井くんは続ける。
「最近元気ないし
プレーも雑。
ったく、
おまえごときで」
黙って聞いてれば‥怒
_
:09/02/15 23:52
:SH903i
:BacMtRQY
#113 [*U]
「サッカー
見に来てよ。」
予想外の言葉。
「あの2人が
やる気にならなきゃ
俺つまんねーもん。」
‥自分のためですか。
でも、ありがとう。
なんか楽になった。
_
:09/02/15 23:56
:SH903i
:BacMtRQY
#114 [*U]
―――昼休み―――
急いでお弁当を食べて
待ち合わせの場所に
向かった。
優太と悠紀は
もう来ていた。
「ちぃ‥あのときは
本当にごめんっ!!
自分で抑えられなくて
無理矢理なんて
最低だった。」
悠紀が謝ってきた。
_
:09/02/15 23:59
:SH903i
:BacMtRQY
#115 [*U]
「優太にとられたくない
って、必死になっちゃっ て‥。
本当ゴメンな。」
「ううん。
あたしもゴメン。」
こうして悠紀と
仲直り。
それから優太が
どうして2人が
“ゆうくん”だと
言い張ったのか
話してくれた。
_
:09/02/16 00:06
:SH903i
:j6.Vd9NA
#116 [*U]
「俺と悠紀は
ちぃが引越した後
同じくらいに
この街に引越してきた。
だから、ちぃのことは
知らなかった。
家がナツキと近くて
よく3人で遊んでた。
それでちぃが
引越してきたとき
俺と悠紀は
一目惚れしたんだ。」
_
:09/02/16 00:11
:SH903i
:j6.Vd9NA
#117 [*U]
「高校でナツキと
いるのを見かけて
ナツキに聞いたんだ。
そのときに
初恋の“ゆうくん”
の話を聞かされて
どーしても
振り向かせたくて
嘘をついた。
いつか言おうと
思ってたんだけど
タイミング逃して
言い出せないまま
あんなことに
なっちゃったんだ。」
_
:09/02/16 00:16
:SH903i
:j6.Vd9NA
#118 [*U]
「本当に悪かったと
思ってる。
でもちぃを
好きな気持ちは
嘘じゃない。
振り向かせたい。
だから俺たちと
最初から恋愛して
くれませんか?」
_
:09/02/16 00:18
:SH903i
:j6.Vd9NA
#119 [*U]
もし2人が“ゆうくん”
としてじゃなく
有りのままの2人で
出会ってたら、
あたしはとっくに
どっちかに恋してる。
あたしには
優太も悠紀も
本当にもったいない。
「ゆっくりでいい?」
あたしは聞いた。
_
:09/02/16 00:21
:SH903i
:j6.Vd9NA
#120 [*U]
「当たり前だろ」
「いいに決まってるだろ」
久しぶりに
3人で笑い合えた。
これからが
あたしたちの
恋愛の始まりなんだね。
_
:09/02/16 00:23
:SH903i
:j6.Vd9NA
#121 [*U]
優太と悠紀は
抜け駆けしないことを
再確認していた。
新しくできたルール。
月・水・金は3人で登校。
火は優太と2人。
木は悠紀と2人。
「知歩はお姫様だね〜」
ナツキがからかう。
_
:09/02/17 08:37
:SH903i
:TeHUGr.A
#122 [*U]
あたしもちょっと
そう思う。
ゆっくりゆっくり
本当の恋を見つける。
“ゆうくん”は
心の中にしまうの。
_
:09/02/17 08:41
:SH903i
:TeHUGr.A
#123 [*U]
「おはよっ」
「おぉ。」
教室で桜井くんとの
いつもの会話。
やな奴って思ったけど
今は仲良くなった。
ナツキと3人で
よく話すようになった。
っていうか、
ナツキはまだ言わないけど桜井くんのこと
好きだと思う。
_
:09/02/17 08:44
:SH903i
:TeHUGr.A
#124 [*U]
ナツキは明るくて
美人だからモテる。
でも、男と長続きしない。
最近はめんどくさいから
彼氏も作ってない。
ナツキと桜井くんなら
美男美女だから
お似合いだな〜。
_
:09/02/17 08:47
:SH903i
:TeHUGr.A
#125 [*U]
「ナツキ。
今日サッカー
見に行こうよ。」
どーにかして
くっつけたい!!
あたしはナツキと
放課後サッカーを
見に行った。
優太と悠紀が
走ってくる。
_
:09/02/17 08:49
:SH903i
:TeHUGr.A
#126 [*U]
「「ちぃ〜」」
2人揃って言う。
「2人とも頑張ってね」
応援すると
「ちぃのために
ゴール決めるからな」
って悠紀が言うと
あたしたちは大笑い。
優太はすねる悠紀を
引っ張って
グラウンドに戻っていった。
_
:09/02/17 08:54
:SH903i
:TeHUGr.A
#127 [*U]
「本当バカだよね」
「でも知歩は
幸せ者だよ〜。」
ナツキが羨ましそうに
言う。
「ナツキはさぁ〜
恋とかしてないの?」
「いきなり何〜?」
焦ったナツキの反応。
_
:09/02/17 09:03
:SH903i
:TeHUGr.A
#128 [*U]
ナツキ好きな人
いるんだ!
「だれだれ〜?」
あたしはしつこく聞く。
「うるさいなぁ!」
ナツキの顔は真っ赤。
こんなナツキ
見たことないよ。
本当に好きなんだぁ。
_
:09/02/17 15:48
:SH903i
:TeHUGr.A
#129 [*U]
何年?何組?
あたしは質問攻め。
でもナツキは
何も教えてくれない。
「じゃ〜サッカー部?」
諦め半分で聞いたら
ナツキの表情が変わった。
もしかして
もしかしちゃうかも!!
_
:09/02/17 15:52
:SH903i
:TeHUGr.A
#130 [*U]
ナツキの好きな人は
桜井くんかも。
だったら
くっつけてあげなくちゃ!
あたしは楽しくて
たまらなかった。
でも何も見えてなかった。
この時のあたしは
何人を傷つけただろう。
_
:09/02/17 15:57
:SH903i
:TeHUGr.A
#131 [*U]
それからあたしは
教室でも2人きりにしたりサッカーを見に行ったり
すごいお節介だった。
「知歩っ!!
最近なんなのよ?」
「おまえ、おかしい」
ナツキと桜井くんに
突っ込まれる。
あたしそんなに
演技下手なのかな?
_
:09/02/17 16:03
:SH903i
:TeHUGr.A
#132 [*U]
今日もサッカーを
見に行く。
優太と悠紀は
相変わらずカッコイイ。
どっちかを選ぶ日なんて
来るのかな?
なんてぼーっと
考えていた。
_
:09/02/17 16:05
:SH903i
:TeHUGr.A
#133 [*U]
―そのとき―
「ちぃ危ないっ!!」
声がする方を
振り向こうとすると
ドンッ
何かがぶつかって
あたしは気を失った。
_
:09/02/17 16:07
:SH903i
:TeHUGr.A
#134 [*U]
「‥いったたたた‥」
目が覚めたら
保健室にいた。
「ちぃ大丈夫か?」
優太と悠紀が
顔を覗いてきた。
「あたし‥なんで?‥」
頭を抑えながら聞く。
_
:09/02/17 16:10
:SH903i
:TeHUGr.A
#135 [*U]
「ボールがちぃの所に
飛んできて
桜井が守ったときに
頭を軽くぶつけた
みたい。
心配ないってさ。」
えっ?
「桜井くんはっ?!」
あたしは大声で聞いた。
_
:09/02/17 16:14
:SH903i
:TeHUGr.A
#136 [*U]
「まだ寝てるよ。
俺たちあと少し
練習あるから
待ってて。」
優太と悠紀は
戻って行った。
隣のベットを見ると
綺麗な顔をして
寝ている桜井くん。
眺めていると
桜井くんは目を覚ました。
_
:09/02/17 16:17
:SH903i
:TeHUGr.A
#137 [*U]
「桜井くん
助けてくれて
ありがとう。」
あたしが言うと
「おまえ怪我ない?」
心配してくれた。
「うん、大丈夫。」
「そっか。
お礼は?」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥は?
_
:09/02/17 16:20
:SH903i
:TeHUGr.A
#138 [*U]
確かに助けてもらったのはすごい感謝してるよ。
でも!でも!でも!
普通お礼を
催促する人なんている?
あたしは心の中で
叫んだ。
「‥あたし‥
お金持ってない‥」
小さな声で言った。
_
:09/02/17 16:41
:SH903i
:TeHUGr.A
#139 [*U]
沈黙が続いて
「ぷっ‥あはははは」
桜井くんが笑った。
「俺そんなに
ひどい男じゃねーし!」
「じゃあお礼って
何すればいーのよ」
あたしは不機嫌に言った。
_
:09/02/17 16:52
:SH903i
:TeHUGr.A
#140 [*U]
「こっち来て」
桜井くんが手招きした。
桜井くんが寝ている
ベットの横に行くと
いきなり腕を掴まれて
「キスしてよ。」
桜井くんが言った。
_
:09/02/17 21:50
:SH903i
:TeHUGr.A
#141 [*U]
どんどん顔が
近づいてくる。
「わぁー!!
むりむりむりむり!!」
逃げようとしたら
腕を引っ張られて
桜井くんの膝の上に
向かい合わせの状態に
なってしまった。
心臓がうるさい。
桜井くんに
聞こえちゃうんじゃないかってくらいに。
_
:09/02/17 21:53
:SH903i
:TeHUGr.A
#142 [*U]
「おまえを
助けたのはだぁれ?」
う‥ずるい‥
「さ‥くらい‥くん」
「だろ?
じゃあ、して?」
今まで見たことない
桜井くんの可愛い顔。
顔を少しずつ近づける。
_
:09/02/17 21:59
:SH903i
:TeHUGr.A
#143 [*U]
―――ちゅっ―――
軽く触れただけのキス。
見つめ合う2人。
もう一度唇が触れ‥
「ちぃ〜」
_
:09/02/17 22:01
:SH903i
:TeHUGr.A
#144 [*U]
優太と悠紀が
練習を終えて
保健室に迎えに来た。
あたしたちは急いで
離れる。
「おぉ桜井。大丈夫か?」
「ちぃももう平気?」
何事もなかったかのようにあたしたちは接する。
_
:09/02/17 22:06
:SH903i
:TeHUGr.A
#145 [*U]
―次の日―
「知歩おはよっ」
教室に入ると
ナツキはもう来てた。
「はよー。」
あくびをしながら
桜井くんも入ってきた。
目が合ったのに
極端に逸らしちゃった。
_
:09/02/17 22:10
:SH903i
:TeHUGr.A
#146 [*U]
昼休みになって
お弁当を食べていると
「桜井くんと
ケンカでもしたの?
一言も話してない
じゃん。」
ナツキが聞いてきた。
ナツキには嘘つけない。
昨日の保健室での
出来事を話す。
_
:09/02/17 22:13
:SH903i
:TeHUGr.A
#147 [*U]
「知歩って
結局は誰でも
いいんだね‥。
優太や悠紀を
振り回して
今度は桜井くんまで
振り回すんだ‥。
ずるいよ。」
ナツキはそう言って
教室を出て行った。
_
:09/02/17 22:24
:SH903i
:TeHUGr.A
#148 [*U]
ナツキにあんなこと
言われるなんて
思いもしなかった。
ケンカなんて
したことないし。
ナツキは優しいから
きっと今まで
我慢してたんだよね‥
桜井くんが好きだから
嫌だったんだよね‥
_
:09/02/17 22:31
:SH903i
:TeHUGr.A
#149 [*U]
あたしバカだなぁ‥
授業が始まっても
ナツキとあたしは
気まずい。
帰りもナツキは
黙って帰ってしまった。
_
:09/02/17 22:35
:SH903i
:TeHUGr.A
#150 [*U]
「ケンカしたの?」
桜井くんが話かけてきた。
あたしが頷くと
「おまえらでも
ケンカするんだな!!」
って笑ってた。
なんで笑うの?
あたし落ち込んでるのに。
_
:09/02/17 22:40
:SH903i
:TeHUGr.A
#151 [*U]
すると桜井くんが
あたしの頭を
くしゃくしゃにした。
「大丈夫だよ。
心配するなって。」
桜井くんの大きい手と
その言葉はあたしを
安心させてくれた。
「‥ありがとう‥」
_
:09/02/17 22:45
:SH903i
:TeHUGr.A
#152 [*U]
あたしが言うと
「じゃーお礼は?」
はー?!
「もうっ」
あたしが怒ると
「その方が
おまえらしいよ。」
桜井くんはそう言って
部活に行った。
_
:09/02/17 22:50
:SH903i
:TeHUGr.A
#153 [*U]
どうしよう‥ナツキ‥
あたしも桜井くんが
好きかもしれない‥
_
:09/02/17 22:51
:SH903i
:TeHUGr.A
#154 [*U]
あたしは学校を出て
ナツキの家に向かった。
玄関のチャイムを
鳴らすとナツキが
出てきた。
「なに?」
やっぱり不機嫌‥。
でもあたし、
ちゃんと話さなきゃ。
_
:09/02/17 22:57
:SH903i
:TeHUGr.A
#155 [*U]
「話したい!!」
そう言うと
ナツキは部屋に
入れてくれた。
「あたしねっ‥
ナツキの気持ちは
知ってるけど‥
あたしも桜井くんが
好きなの!!」
まだ芽生えたての
気持ちだけど嘘はない。
_
:09/02/17 23:00
:SH903i
:TeHUGr.A
#156 [*U]
「ちょっと待って?
“あたしも”って何?
あたし桜井くんの事
好きじゃないよ?」
ナツキが笑った。
「えっ?!
あたしの勘違い?
ちょー恥ずかしい‥」
混乱しているあたしに
「さっきは言い過ぎて
ごめんね‥
あたしが好きなの
悠紀なんだ」
_
:09/02/17 23:06
:SH903i
:TeHUGr.A
#157 [*U]
な〜んだ!!
悠紀だったんだ〜。
‥‥‥‥‥‥‥‥?!
「悠紀ぃっ?!」
あたしは驚きのあまり
声が裏返ってしまった。
_
:09/02/17 23:08
:SH903i
:TeHUGr.A
#158 [*U]
「あたしが恋愛
続かないのって
ただ悠紀に
ヤキモチやいて
欲しいからなんだ。
悠紀は知歩が
好きだから
そばにいれるだけで
いいって思ってたけど
知歩にその気がないなら あたし諦めない!!」
ナツキはすごいよ‥
あたしだったら
桜井くんに
好きな人がいたら
とっくに諦めてる。
_
:09/02/17 23:15
:SH903i
:TeHUGr.A
#159 [*U]
「お互い頑張ろうね!」
ナツキとの友情を
再確認できた。
桜井くんに
お礼言わなきゃ。
早く会いたいな。
_
:09/02/17 23:21
:SH903i
:TeHUGr.A
#160 [*U]
‥その前に
優太と悠紀に
言わなきゃな‥。
ナツキにも悪いし。
今はサッカー部は
朝練がある週だから
一緒に行ってない。
近いうちに言おう。
_
:09/02/17 23:26
:SH903i
:TeHUGr.A
#161 [*U]
珍しくいい気分で
起きれた朝。
るんるんで学校に行く。
教室に入ると
桜井くんはもう来てた。
やばい‥
カッコイイ‥
なんて今さら
あの美形に惹かれる。
_
:09/02/17 23:28
:SH903i
:TeHUGr.A
#162 [*U]
席について
仲直りの報告をした。
「あっそ。
よかったね。」
全く興味のない言い方で
昨日までのあたしなら
間違いなく
ムカついてた。
でも今は恋する乙女。
少しの会話で
すごい嬉しくなる。
_
:09/02/17 23:31
:SH903i
:TeHUGr.A
#163 [*U]
恋の力って
すごいんだなぁ〜。
桜井くんに
好きになってもらえるように頑張らなきゃ!
そう決めた矢先‥
「今から席替えするぞー」
と担任が言った。
_
:09/02/17 23:33
:SH903i
:TeHUGr.A
#164 [*U]
席替え=隣じゃなくなる
ありえない〜‥。
でももしかしたら
また隣になるかも
しれないよね!
そう願ってクジを引く。
_
:09/02/17 23:35
:SH903i
:TeHUGr.A
#165 [*U]
まぁ人生は
そううまくはいかない。
あたしは
窓側の1番後ろ。
桜井くんは
廊下側の1番後ろ。
遠すぎるよ〜泣
_
:09/02/17 23:37
:SH903i
:TeHUGr.A
#166 [*U]
桜井くんを見ると
隣の席の女の子と
楽しそうに話してる。
いいな〜。
ズルイな〜。
ついさっきまで
桜井くんの隣は
あたしだったのに‥
ふと目があった。
_
:09/02/18 00:48
:SH903i
:2rL2j6g2
#167 [*U]
あたしは思いきり
目を逸らした。
ばかばかばか!!
こんなことしたら
明らかにバレるじゃん。
ちら見したら
また楽しそうに
話してる。
最悪だよ‥。
_
:09/02/18 00:52
:SH903i
:2rL2j6g2
#168 [*U]
あたしは机に顔を伏せて
見えないようにした。
次の授業の先生が来て
みんな席に着く。
「おい」
呼ばれて隣を見ると
桜井くん。
「えっ?なんで?」
混乱しているあたし。
_
:09/02/18 09:08
:SH903i
:2rL2j6g2
#169 [*U]
「おまえが
隣じゃなきゃ
つまんねーから
変えてもらった」
普通の顔して
さらっと言われた。
あたし、期待してもいい?
_
:09/02/18 09:10
:SH903i
:2rL2j6g2
#170 [*U]
それからあたしたちは
どんどん仲良くなった。
桜井くんが好き。
その気持ちも
大きくなっていく。
今日はサッカー部は
練習が休みで
桜井くんの家に
CDを借りにいく。
_
:09/02/18 09:14
:SH903i
:2rL2j6g2
#171 [*U]
そのまえに
優太と悠紀に
言わなくちゃ。
2人を呼び出す。
「あたし‥
好きな人いるんだ‥」
2人から笑顔が消えた。
「‥それは
俺らのどっちでもない
ってこと?」
_
:09/02/18 09:17
:SH903i
:2rL2j6g2
#172 [*U]
優太に聞かれて頷く。
「ちぃ、ひどいな‥」
悠紀はそう言って
その場を去った。
残されたあたしと優太。
「悠紀のこと
気にすんなよ。
頑張ってな。」
そう言って優太も
帰って行った。
_
:09/02/18 09:21
:SH903i
:2rL2j6g2
#173 [*U]
いつも最初に
帰る方だったから
気付かなかったけど、
背中を見送るって
寂しいもんだね‥。
優太、悠紀。
ごめんなさい。
ありがとう。
_
:09/02/18 09:24
:SH903i
:2rL2j6g2
#174 [*U]
教室に戻ると
「おせーよ!帰るぞ」
って桜井くんが
笑ってた。
あたしはバレないように
無理に笑って
桜井くんの家に向かった。
_
:09/02/18 09:26
:SH903i
:2rL2j6g2
#175 [*U]
「あがってけば?」
桜井くんに言われて
迷わず頷いた。
桜井くんの部屋は
シンプルで
すごい清潔感がある。
部屋を隅々まで
見ていると
「こっち来いよ」
_
:09/02/18 09:29
:SH903i
:2rL2j6g2
#176 [*U]
振り向くと
ベットに座っている
桜井くんは
隣を指差した。
そこに座ると
「なんかあった?」
あたしの頭を
ぽんぽんってなでる。
思わず泣きそうなあたし。
なんでも分かっちゃうね
_
:09/02/18 09:31
:SH903i
:2rL2j6g2
#177 [*U]
下を向いていると
桜井くんの唇が触れた。
驚いてるあたしを
ベットに押し倒す
桜井くん。
そしてまたキス。
息ができないくらい
激しいキス。
_
:09/02/18 09:34
:SH903i
:2rL2j6g2
#178 [*U]
キスをしながら
器用にワイシャツの
ボタンを外される。
「あんっ‥」
胸を触られた。
優しく‥激しく‥
「やぁっ‥ぁ‥」
新たな刺激が加わる。
乳首をつままれた。
くにくにしながら
片方は舐められる。
_
:09/02/18 09:38
:SH903i
:2rL2j6g2
#179 [*U]
「ふぇ‥やぁ‥」
桜井くんは
パンツに手をかける。
「待って!!
あたし‥
初めてなの‥」
桜井くんの手を掴んで
言うと驚いてた。
_
:09/02/18 09:41
:SH903i
:2rL2j6g2
#180 [*U]
でも
「優しくする」
って言って
パンツを脱がされた。
「初めてなのに
濡れすぎ」
桜井くんは
にやにやしながら言う。
クリと穴の間を
指が行き来する。
くちゅくちゅ
音がして恥ずかしい。
_
:09/02/18 09:44
:SH903i
:2rL2j6g2
#181 [*U]
でも‥気持ちいい。
「いたっ!!」
いきなり痛みが走った。
穴に指が入ってきた。
「大丈夫?」
桜井くんが
心配そうな顔で見る。
少しずつ指を
動かしてくれた。
_
:09/02/18 09:47
:SH903i
:2rL2j6g2
#182 [*U]
「あんっ‥あっ‥はぁ」
いやらしい声が
出せるくらい
気持ちよくなった。
「入れていい?」
指の動きが止まって
桜井くんが言った。
「‥いいよ」
_
:09/02/18 09:49
:SH903i
:2rL2j6g2
#183 [*U]
大好きな桜井くんと
繋がれるんだ‥。
桜井くんが
ゴムをつけているのを
眺めていると
「そんなに見るな」
って言って
押し倒された。
「いったーい!!」
_
:09/02/18 09:51
:SH903i
:2rL2j6g2
#184 [*U]
みんなこんなに
痛いものなの?
「無理っ
入らないよ」
あたしは痛くて
暴れていると
手を握って
「力抜いて?
もう1回して
ダメだったらやめる」
_
:09/02/18 09:54
:SH903i
:2rL2j6g2
#185 [*U]
可愛い顔して
言われたら
頑張るしかない。
‥‥痛い‥‥
唇をかんで我慢する。
「‥全部入ったよ」
桜井くんは
頭をなでてくれた。
_
:09/02/18 09:56
:SH903i
:2rL2j6g2
#186 [*U]
キスをしながら
ゆっくり動く桜井くん。
「んっ‥あぁん‥」
徐々に気持ちよくなる
あたしに気付いて
腰の動きを早めた。
「あっ‥いくっ!!」
静かな部屋に
2人の吐息だけが
聞こえる。
_
:09/02/18 10:00
:SH903i
:2rL2j6g2
#187 [*U]
「大丈夫?」
桜井くんは後始末をして
まだ寝たままのあたしに
軽いキスをした。
時計を見ると夜7時。
_
:09/02/18 10:02
:SH903i
:2rL2j6g2
#188 [*U]
あのあと
寝ちゃったみたい。
桜井くんは
まだ気持ちよさそうに
寝てるから
制服を来て静かに
家を出る。
お腹が少し痛いけど
なんだか幸せ。
_
:09/02/18 10:04
:SH903i
:2rL2j6g2
#189 [*U]
―次の日―
あたしは今日から
1人で学校に行く。
寂しいけど
自分で決めたこと。
それ以上に
桜井くんに会いたい。
_
:09/02/19 00:14
:SH903i
:STakDjko
#190 [*U]
教室に入ると
ナツキは来てたけど
桜井くんはまだみたい。
「あれれれ?
なんかいい事あった?」
あたしはびくっとする。
なんでこんなに
分かりやすいんだろ‥。
「なになに?」
ナツキに昨日の出来事を
小さな声で話す。
_
:09/02/19 00:18
:SH903i
:STakDjko
#191 [*U]
「えーっ!?」
ナツキの大きい声が
教室に響き渡り
シーンとなった。
「もぅ!ナツキってば!」
顔を赤くするあたし。
「それで付き合う
ことになった?」
と質問されて
首を横にふる。
_
:09/02/19 00:21
:SH903i
:STakDjko
#192 [*U]
「え?好きって
言われなかったの?」
今度は首を縦にふる。
「知歩バカだね‥
桜井くんは
ただやりたいだけ
だったらどーする?」
ナツキに言われて
気がついた。
ちょっとだけ
期待してたけど
さすがに順番
おかしいよね?
_
:09/02/19 08:22
:SH903i
:STakDjko
#193 [*U]
そんな話をしていると
桜井くんが来た。
「はよー」
いつもどおり
あくびをしながら
だるそうに言う桜井くん。
‥やっぱり
やりたかっただけ?
幸せな気分から
一気に不幸な気分。
_
:09/02/19 08:26
:SH903i
:STakDjko
#194 [*U]
あたしたちは
それから一言も
話さなかった。
恥ずかしいとかじゃなく
あたしは疑問ばかり。
すると紙切れが
飛んできた。
隣を見ると
桜井くんが口パクで
“読め”って言った。
_
:09/02/19 08:29
:SH903i
:STakDjko
#195 [*U]
紙切れを開く。
《昨日、
寝ちゃってごめんな。
体大丈夫?》
そう書いてあった。
‥‥‥‥‥ばか。
嬉しいじゃん。
あたしは桜井くんを見て
べぇーってした。
笑う桜井くん。
また一気に幸せな気分。
_
:09/02/19 08:35
:SH903i
:STakDjko
#196 [*U]
あたしと桜井くんは
部活が休みのたび
遊ぶようになった。
でもえっちしたのは
あの日だけ。
キスはしてるけど。
_
:09/02/19 08:38
:SH903i
:STakDjko
#197 [*U]
桜井くんは
あたしのこと
どう思ってるのかな?
聞きたいけど
ここまでくると
聞きにくい。
告白もできない‥。
_
:09/02/19 08:41
:SH903i
:STakDjko
#198 [*U]
今日は部活が休み。
最近は桜井くんの
「帰ろっか?」で
一緒に帰るけど
今日は違った。
「先帰るね」
そう言って
急いで帰って行った。
残されたあたし。
楽しみにしてたのにな。
_
:09/02/19 08:45
:SH903i
:STakDjko
#199 [*U]
「今日桜井くんは?」
ナツキが聞いてきた。
「用あるみたい。」
「じゃあさっ
優太と悠紀と4人で
遊ぼうよ♪」
「えっ?
あたし気まずいから
いいよ!!」
あたしは帰ろうとすると
無理矢理ナツキに
引っ張られて
結局遊ぶことになった。
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:09/02/19 08:53
:SH903i
:STakDjko
#200 [*U]
好きな人がいるって
告げた以来話してない。
特に悠紀とは
気まずい。
あたしが
待ち合わせ場所に来たから2人は驚いてた。
気まずい雰囲気のまま
とりあえず街に行く。
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:09/02/19 08:56
:SH903i
:STakDjko
#201 [*U]
ナツキは悠紀に
ぴったりくっついてる。
「ナツキも
分かりやすいよな。」
優太が言った。
優太とあたしは
2人の少し後ろを
歩いている。
「好きな人とは
順調なの?」
いきなりの質問に
焦るあたし。
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:09/02/19 09:01
:SH903i
:STakDjko
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