†涙のバージンロード†
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#8 [ゆきな]
母親は当時、家族3人で住んでいたところから少し離れたところで、一人で生活していた。
母子(おやこ)なのに、何も知らなかった。
連絡すればそれくらい、いつでも分かった事だけれど、両親が離婚した時、それをしなかった。
最初は母親がいなくて寂しい思いはしたけれど、二人で決めた結論で、母親がいなくても父親がよくしてくれていた。
それからすぐに私の反抗期もきて、父親へのイライラとバイトや遊びの事しか頭になかった。
:10/12/28 17:39
:SH08B
:lmPMHWRA
#9 [ゆきな]
でも、その電話をしたのをきっかけに、時々母親に会うようになった。
「お父さんと離婚した事後悔してない?」
私の質問に母親は「ぜ〜んぜん!」と笑顔で答える。
そんなに我慢してたんだね。
:10/12/28 17:44
:SH08B
:lmPMHWRA
#10 [ゆきな]
そんな両親を見てきたせいか、昔から結婚したいなんていう思いを抱いたことがなかった。
それを全部両親の不仲のせいにするのは間違っているかもしれないけれど。
人並みに彼氏を作って付き合ったりはしていたけれど。
でもそれも、私が途中から嫌になりほとんど半年で破局。
:10/12/28 17:48
:SH08B
:lmPMHWRA
#11 [ゆきな]
酷いかもしれないけれど、私はただ恋に恋してきただけ。
周りがみんな彼氏持ちで、幸せそうに恋バナしてるのを見ていると、うらやましかった。
だから、なんとなくいいなって思える人なら、そんなに好きじゃなくても付き合ったりしてみた。
「結婚しよう」
そんな叶うはずもない約束をしたりもしてたっけ…
:10/12/28 19:02
:SH08B
:lmPMHWRA
#12 [ゆきな]
一人暮らしも半年ほどですっかり慣れた。
その頃に、父親からメールが届いた。
「お前に散々酷いこと言って悪かった…元気にしてるん?心配やから連絡ください」
謝らなければならないのは私の方なのに。
私は父親と食事する約束をした。
:10/12/28 19:12
:SH08B
:lmPMHWRA
#13 [ゆきな]
半年ぶりに父親と再会。
私に会った瞬間、また謝ってきた。
私も謝った。
「散々お父さん困らせてごめんなさい。」
:10/12/28 21:13
:SH08B
:lmPMHWRA
#14 [ゆきな]
それからこの半年間の出来事や昔の話で、久しぶりに父親と楽しくご飯を食べた。
「ゆきな、彼氏の一人や二人できたか?」
「ううん、今いてない。将来結婚もせん。独身でいるし」
そう言った後、父親は少し寂しそうな顔をしながら笑っていた。
:10/12/28 21:25
:SH08B
:lmPMHWRA
#15 [ゆきな]
父親は家族で住んでいた家に一人でいる。
再婚も考えてないらしい。
それは母親も同じだけれど、二人の年齢もたいがいだし←
でもふと思った。
両親は毎日、何を楽しみに生きているんだろう?
:10/12/28 21:28
:SH08B
:lmPMHWRA
#16 [ゆきな]
父親との仲直りも果たし、それから私はとにかく仕事に励んだ。
一生懸命した成果もあり、成績も伸び、新人指導も任された。
時々会う父親や母親もその事をすごく喜んでくれたみたい。
仕事に余裕ができてくると、何か楽しい事ないかなと毎日考えるようになった。
:10/12/29 00:08
:SH08B
:ugacnXPg
#17 [ゆきな]
そんな頃、中学時代から親しくしてもらってる先輩から合コンに誘われた。
刺激が欲しかった私は、なんとなく参加することに。
たいして彼氏が欲しかったわけでもないけれど、パーッと騒ぎたい気分だった。
その合コンは男女合わせて10人で開催された。
:10/12/29 00:13
:SH08B
:ugacnXPg
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