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#297 [希歩]
「コイツと関わんな。
近寄んな。諦めろ。」
「知ってからは関わってない。
関わらんなら俺が誰を好きでも
関係ないじゃろう」
「手出したらただじゃおかんど。
ほんまは殴っちゃりたぁけど
希歩がやめろゆーけやめといちゃらぁ。
次関わったらただじゃおかんけぇの」
:11/03/29 17:25
:F04C
:wQ4o5x8U
#298 [希歩]
健吾はそのまま淳矢君を突き飛ばし
私の腕を引っ張り車へ戻った。
振り返り淳矢君を見ると
少し悲しそうに
私に笑顔を向けた。
:11/03/29 17:27
:F04C
:wQ4o5x8U
#299 [希歩]
私達は家に帰り部屋へ戻った。
健吾はベッドにうつ伏せ
そのまま動かなかった。
私は気まずくて
リビングへ行った。
:11/03/29 17:29
:F04C
:wQ4o5x8U
#300 [希歩]
リビングでは健吾のお母さんが
座ってコーヒーを飲んでいた。
「希歩も飲む?」
優しい笑顔を向けるお母さん。
「はい、いただきます。」
:11/03/29 17:31
:F04C
:wQ4o5x8U
#301 [希歩]
私はコーヒーを受け取り
お母さんの前に座った。
「喧嘩?」
「あ…まぁ…。」
「あの子恋愛下手じゃけごめんね。
私のせいかもしれんけど…
愛し方がわからんのんだと思う。
不器用じゃけど、健吾なりに
希歩のこと大切にしとると思うよ。
希歩は今までの子とは違うの
私から見てもわかるけん
あんな子じゃけどよろしくね」
:11/03/29 17:36
:F04C
:wQ4o5x8U
#302 [希歩]
健吾のお父さんとお母さんは
離婚している。
お母さんが子どもを引き取った。
それから健吾の反抗期が始まり
毎日殴り合いの喧嘩。
壁にも穴が残ってた。
:11/03/29 17:43
:F04C
:wQ4o5x8U
#303 [希歩]
お母さんは健吾を避け
一時期健吾だけ
お父さんの家に住んでいた。
それから高校生になる頃に
お母さんの家の方が学校に近い
という理由でこっちに戻ったらしい。
:11/03/29 17:46
:F04C
:wQ4o5x8U
#304 [希歩]
しかしお母さんは健吾が怖く
向き合わなかったと言う。
健吾が落ち着き話すようになったのは
健吾が高校卒業してから。
:11/03/29 17:49
:F04C
:wQ4o5x8U
#305 [希歩]
今の仲良い2人からは
考えつかない。
「何で喧嘩したんか知らんけど
健吾は希歩のこと本間に
大切なんじゃってことは
わかってあげてね。
健吾がどーもならんかったら
私に相談してくれていいけんね」
お母さんはそう言って
寝室へと出て行った。
:11/03/30 01:48
:F04C
:CbTHQ/tI
#306 [希歩]
私も部屋へと戻る。
電気はついたまま。
健吾はうつ伏せたまま
寝息をたててた。
…のんきな奴。
:11/03/30 02:12
:F04C
:CbTHQ/tI
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