雨空〜雨上がりの道はきっと
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#35 [歌子]
果てた後、旦那は直ぐにタバコを吸う。


拓哉は直ぐに抱きしめながら背中をさする。


…いけない、また比べてしまっている。


旦那の隣に行き、やめたハズのタバコに手を伸ばす。

「吸うの?」

旦那はとまどっている。

二口くらい吸うと取り上げられた。

「シャワー浴びるよ。」
「先に行ってて」

⏰:11/08/24 16:53 📱:CA004 🆔:LfkfhBj6


#36 [歌子]
少し一人になりたかった。

ー拓哉も奥さんを抱くとき、少しでも私の事を思う時があるのか?ー


やめよう。
これ以上考えても仕方がない。
拓哉との時間は夢の中みたいなモノだ。
現実と切り離さなければ生きてゆけない。



現実に戻るように、私はフラストレーションのたまったままの私の体を、自分で慰め、旦那のいる風呂場へ向かった。

⏰:11/08/24 16:59 📱:CA004 🆔:LfkfhBj6


#37 [歌子]
8月25日

私の気持ちを揺らすかのように、毎日通り雨が降っている。

来週の今頃はもう拓哉の笑顔に触れているのだ。


ー次は9月1日木曜日。

まだ、どこで何をするデートなのか決めていない。

拓哉と会うときは大抵こんな感じだ。

⏰:11/08/25 19:00 📱:CA004 🆔:.74hV0UE


#38 [歌子]
まず拓哉の空けられる日が決まり、私の予定をそこに合わせる。

私にしては彼の出方を待っているつもりなのだが、拓哉は一向に予定について話をしてこない。

二、三日前にしびれをきらし、 私から
「どんなデートにしましょうか?」とメールを打つ。

⏰:11/08/25 19:04 📱:CA004 🆔:.74hV0UE


#39 [歌子]
そこからデートの内容が決まる。

関係をもつかどうかも。


平日は私は仕事なので夕方からになるだろう。


ここのところ二週間と間が空いていない。

間隔が短いほど気持ちも募ってしまう。
夢に浸ってしまいぬけだせない。
現実に戻るには、覚めるまでの時間が必要だ。
柔軟でいなくては。

それに、そろそろ旦那につく言い訳も尽きてきてしまった。

⏰:11/08/25 19:55 📱:CA004 🆔:.74hV0UE


#40 [歌子]
ー期限をもうけようかー

ふとそんな事を思った。

いつかは終わらせなければいけないなら、憎みあって終わるより、お互い気持ちのあるまま別れた方が幸せなのではないか。

半年…いや、一年。

…今は期限を決められそうにない。

睡魔が襲ってきた。まどろみの中で考えても良い案など浮かぶ訳がない。

今日はもう眠りにつくとしよう。

⏰:11/08/26 00:20 📱:CA004 🆔:B9bHePIY


#41 [歌子]
8月27日 雨のち晴れ


今日は地元で有名な大きな花火大会がある。

休日出勤をしたバスでの帰り道、街がいつもよりワクワクしているのがわかる。

震災の影響で多くの花火大会が中止になった事もあり、例年よりも見物客も多い。

まだ打ち上げまで三時間あるというのにスゴい人だ。

⏰:11/08/27 15:28 📱:CA004 🆔:1eWIBBZY


#42 [歌子]
旦那と付き合いたての頃、打ち上げのすぐ側まで行って花火をみたことがあるが、圧巻としかいいようがない。


腹の下の方に「ドンッ」と響く爆音。
目の前に広がる光りの粒。
ハラハラと火の粉が降りかかる。
少し焦げ臭い。

「わーっ」と自然に声があがる。

⏰:11/08/27 15:33 📱:CA004 🆔:1eWIBBZY


#43 [歌子]
一瞬のきらめきー


だから美しく恋い焦がれる



…やはり拓哉との関係も早く終わらせなければ

⏰:11/08/28 10:16 📱:CA004 🆔:ggsIvqHQ


#44 [歌子]
8月28日 晴れ


今日は「ゆきひろ」についてふれておこう


ゆきひろは私がキャバ時代に付き合っていた元カレだ

元々はお客で来ていた四歳年上のスロッターだ。
はじめは私の指名ではなく、ただ友達の付き添いで来ていたダケだった。

⏰:11/08/28 15:06 📱:CA004 🆔:ggsIvqHQ


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