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#53 [なおみ]
私「やばーい!ちょーきれい!!」
私が携帯でイルミネーションの写真を撮る姿を、きみちゃんはにこにこして見ていた。
公「俺も撮ろう♪」
2人でどっちの画像がきれいだとか言い合っていた。
歩き回って、イルミネーションを一通り見ていたら、ホットワインを販売しているワゴン車があった。
周りはワインのいい香りがする。
:12/07/21 14:21
:PC
:AN54FmsE
#54 [なおみ]
私「いい匂いするねー。」
公「飲むか!なおみどっちがいい?」
私「白〜♪」
しばらくすると、きみちゃんがホットワインを持ってきてくれた。
私「ありがとう。」
湯気がかすかに出ていた。
寒い空気の匂いと、ホットワインの温かい香りが、すごく愛称がいいなあと思った。
私「おいしいね!」
私はきみちゃんを覗き込んだ。
公「うめえな。外で飲むからまたうめんだろうな。」
きみちゃんは赤っ鼻でおいしそうに飲んでいた。
:12/07/21 14:26
:PC
:AN54FmsE
#55 [なおみ]
公「今更なんだけどよ、なおみはなんで亮と連絡取らなくなったの?」
私「え!どうして?」
私は唐突なその質問に、質問で返してしまった。
公「亮、結構なおみのこと気に入ってたからよ。」
私は返事に困った。
私「あたしね、とし○えんのプールで2人に声かけられる前に、2人のこと見てたんだ。」
公「俺らも。」
私「え!いつ?」
きみちゃんは笑った。
:12/07/21 14:42
:PC
:AN54FmsE
#56 [なおみ]
公「なおみと、まりちゃんが流れるプールにキャーキャー言いながら入ってきたとき。」
あの騒いでたときに見られてたんか。
私はちょっと恥ずかしかった。
私「私はね、きみちゃんと亮が流れるプールで小学生と遊んでたとき。」
きみちゃんは笑った。
公「あのときか。」
私「それでね、私、きみちゃんに一目ぼれに近かったの。」
私はさらっと恥ずかしいことを言っていることに気づかなかった。
気づいたのは、きみちゃんの照れた顔を見たとき。
:12/07/21 14:47
:PC
:AN54FmsE
#57 [なおみ]
公「俺ら、なおみたちに声かけたかったんだけどよ、先客がいっつもいたから声かけられなかったんだよ。」
私「えー!割り込んできて欲しかった。笑」
公「だから、寝込みを襲ったんだよ。笑」
そういうことだったのか。
私の中でいろいろ繋がった。
私「そのあと、きみちゃんとも亮とも連絡取ってたんだけど、やっぱりきみちゃんと仲良くしたかったから、亮とは連絡取らなくなっていったんだ。」
きみちゃんは頷いた。
このとき、きみちゃんが何を考えていたかは、今なら分かる。
:12/07/21 15:08
:PC
:AN54FmsE
#58 [なおみ]
ホットワインを飲み終えて、ご飯を食べに行った。
今回は私がお店の予約をしてた。
お洒落なお店で、前から行きたかったところだった。
席について、きみちゃんが周りを見渡して言った。
公「いい感じだな。」
私「うんっ!」
そのお店はご飯もおいしくて、お酒もお洒落なグラスで出てきて、一段とおいしく感じた。
:12/07/21 20:49
:Android
:Gb5RC116
#59 [なおみ]
公「俺さ...。」
きみちゃんはさっきまでとは違うトーンで話し始めた。
ちょっと沈黙したあと、続けた。
公「俺さ、仕事代えると思う。また介護やろうと思うんだよ。」
きみちゃんは自分に言い聞かせるように言った。
私「そうなんだ!いいと思う。急にどうしてそう思ったの?」
きみちゃんはちょっと言葉を選んでる感じだった。
公「やっぱり、今の仕事って不安定だし、会社自体あんまりしっかりしてねーかんな。」
きみちゃんはまた黙った。
:12/07/21 21:01
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:Gb5RC116
#60 [なおみ]
公「あと...」
きみちゃんは私の目を見た。
何か迷ってるのを感じた。
私は黙ってきみちゃんの言葉を待った。
きみちゃんは私から視線を少し外して、テーブルに置いてあるキャンドルを見た。
公「まあ、そんな感じだよ!」
きみちゃんは明るく言った。
あと、の続きが気になったけど、きみちゃんから言ってくるのを待とうと思った。
特に聞きもせず、そのあとはまた他愛ない会話をしてた。
:12/07/21 21:08
:Android
:Gb5RC116
#61 [なおみ]
そのあとは、きみちゃんがハイペースで飲み始めた。
私が追い付けないくらいのペースだった。
3時間くらい飲んで、きみちゃんのロレツが回らなくなってきた。
私「きみちゃん!こんな飲んだの珍しいね!」
私も結構飲んだけど、意識はしっかりしてた。
公「俺ここまで来ると、もっと飲んじゃうようになるんだよ。今日は爆睡だな。」
きみちゃんはへへ、と笑った。
もういい時間だし、ホテルを探そうってなった。
:12/07/21 21:15
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#62 [なおみ]
お店を出て、外の空気をすーっと吸った。
冬の匂いがした。
私「きみちゃん!ここから渋谷まで歩こう♪」
公「えー?!結構あるぞ。笑」
私「いーの!きみちゃん飲みすぎちゃったし、ちょっと酔いを覚まそうよ!それに、気持ちくない?」
きみちゃんは渋々了解した。
きみちゃんの腕に私の腕を絡ませると、きみちゃんは私を抱き寄せた。
公「酔ったな。寒くねえか?」
寒かったけど、温かかった。
:12/07/21 21:24
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