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#35 [えり]
【ちょっと俺のクラス来て!】

メールは修平からだった。

「修平がクラス来てって。
 一緒に来る?」

「うちいいわ!ちょっと用事あるし」

「えー。もしかして、まだ苦手なん?」

この間苦手て言っていた圭子に
この誘いはまずかったかな?

「ちゃうちゃう、本間に用事!」

頷きながらそう言われたので
何故か気にならなくなった。

「じゃあ行ってくるわー」

⏰:12/08/17 09:27 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#36 [えり]
修平のクラスは隣。
あれからお昼休みは時々
喋りに行ったりしていた。

「しゅーへーっ!」

お弁当を目の前に携帯をさわる
修平の前の椅子に腰かけた。

「あれ、今日西野は?」

西野って言うのは圭子のこと。
修平は、私のことはしたの名前で
呼ぶのに圭子のことは
何故か苗字で呼ぶ。

「あー、何か用事あるらしいで。」

「そーなんや!
 てか、昨日のアレ見損ねた。」

ちらっと私を見たあと
まだ手のつけられていなかった
お弁当をほおばる修平。

「アレってダウンタウンのやつ?」

「そうそう!寝てもーたわ!
 昨日はまじあかんかった!」

笑いながらも少し残念そうに言う。

「昨日はって言うか毎日あかんの
 間違いや「修平ー!」

誰かが私の声に割って入った

⏰:12/08/17 09:40 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#37 [えり]
その"誰か"を見た修平は
「小高さん!」
と笑ながらペコリと頭を小さく下げた。

「あ!えりちゃんやん!!」

その小高さんと呼ばれる人に
いきなり名前を呼ばれ、少し
警戒心が芽生えた。

「修平、誰?」

コソッと耳打ちすると

「野球部の先輩。」

「えりちゃんやろ?!」

耳打ちし合う私達に
近づいてくる小高さん。

「あっ、はいっ。」

顔がハッキリと見える位置まで来た
小高さんに笑顔で返事した。

⏰:12/08/17 09:45 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#38 [えり]
「何でマネージャー
 してくれへんかったん?
 みんな来てほしかったみたいやで?
 ってか、特に修平が」

マネージャーの件を突かれると
少々痛い。

小高さんは修平の隣の椅子に
腰かけてニヤニヤしながら言う。

「すいません;;;」

「修平が、とか言いつつ
 俺が誘ってって頼んだんやけどな!」

ニヤニヤしたかと思えば
次はケラケラと笑っている。

「小高さん、そっちのが正解でしょ!」

修平から突っ込まれた小高さんは
「お前もしてほしそうやったやんけ!」
と修平の足をコツンと蹴った。

⏰:12/08/17 09:52 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#39 [えり]
「でもお前ら仲良いな!
 俺はお前ら付き合うと思うわ♪」

「何言ってるんですか!!!」

えっ、この人なに言うてはんの(^o^;)!
ビックリするわ!

修平が言ったと同時に私も
心では思いっきりつっこんでマス(笑)

「俺には分かる〜♪
 まあえりちゃん可愛いし
 お前には勿体ないわ!!」

ニヤっと笑って小高さんは
去っていった。

なんなん?あの人‥(;´д`)

⏰:12/08/17 09:59 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#40 [えり]
そのあと気まずくなったことは
言うまでもない(笑)


その日、ツカサと喧嘩した。
まあツカサのヤキモチかな。

正直最近はツカサが面倒くさくて
しょうがなかった。

〜♪〜♪〜

すぐに修平から電話がなった。

「もしー?」

「はいはい」

「何してたん?」

「特に!」

「ふぅーん。」

喧嘩で不機嫌なせいか、
何となく適当な返事になってしまう。
修平には彼氏が居ることは
言っていなかった。

⏰:12/08/17 10:28 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#41 [えり]
「どしたん?」

「ただの暇電なんやけど!」

電話からは車の音が聞こえてくる。
多分遊びの帰りか何かだろう。

「あんたはいつも暇か!」

「だって遊びの帰りなんやもーん☆」

予想的中(笑)

「はよ帰りなさい!
 お母さん心配するがな!」

「ごめんやーん☆」

修平のアホさにはいつも
元気もらってたりする。

喧嘩の嫌な気持ちが薄れていった。

⏰:12/08/17 10:28 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#42 [えり]
「あっ、家着いたし切るわ!」

修平がそう言った頃には
平らな気持ちになっていた。

修平、ありがとう。

⏰:12/08/17 11:06 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#43 [えり]
電話を切るとツカサから
メールがきていた。

【さっきはごめんね。】

気持ちが落ち着いていたのもあってか
自然と許せた。

【私こそごめんね。】

〜♪〜♪〜

「もしもし?」

「許してくれてありがとう!
 やっぱりえり大好き!!!」

よっぽど嬉しかったんかな?笑

ツカサのこーゆう素直なとこが
可愛くてしかたない。

「はいはい。
 え、それだけのために電話?」

「別にいいじゃん。
 ねえ、俺のことすきー?」

笑ながら私が言うと
口を尖らせたようにツカサが返す。

⏰:12/08/17 11:14 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


#44 [えり]
「すきすきー。」

ちょっと照れて適当な返事をした。

「ちゃんと言ってよー!」

「恥ずかしいわ!」

うん、ほんまに恥ずかしい(笑)

無邪気なとこは好き。
ヤキモチさえなければなぁ。

いつもそう思ってた。

だってヤキモチとか
面倒くさいだけちゃう?

⏰:12/08/17 11:16 📱:Android 🆔:Rg6Xk4WA


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