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#66 [えり]
でもね、残念でしたーっ☆

「えっ?何て〜?
 ちっさすぎて聞こえへんかった♪」

ちゃんと呼んでくれへんかったら
許してあげへんもんねーっ(^_-)

「はー?お前は悪魔か!!」

悔しそうな彼。
なんか‥うける(笑)

「悪魔ちゃうしっ!
 ちゃんと呼んでくれたら
 それでOKやのに呼んでくれへんから」

「呼んだじゃん」

「小さすぎて何言うてるんか
 全然分からんかったもーん」

お互いにひく気はない様子。
まっ、当たり前やけどなー。

「はよ呼んでー!」

「‥‥」

⏰:12/09/17 14:37 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#67 [えり]
「まだですかー?」

「っ!えり!」

「はいっ!!!!」

いきなり呼ばれてビックリする私。

なんか‥
恥ずかしいー!!!!!!
「恥ずかし〜っ!!!!!」

私の心の声と彼の声が重なった。

「名前呼ばれるんて
 こんな恥ずかしかったっけ?」

「俺も同じこと思ってる(笑)」

「うちらあほみたいやな」

何処となくおかしくて笑い合った。

⏰:12/09/17 14:41 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#68 [えり]
修也との電話は楽しくて仕方ない。
特に面白い話をしているわけでも
笑わされてるわけでもないのに。

それに修也の声が心地いい。
話してるだけで落ち着く。

でもたまーにドキドキもするねん。

このドキドキって何なんやろ?

ふわふわーってして体が熱くなる。
不思議な感じ。
何これ?

私、こんな気持ち知らん。

⏰:12/09/17 14:45 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#69 [えり]
「なぁ、えり」

「は、はい‥」

「なーに畏まってんの?」

修也が鼻で笑っているのがわかった。
でも‥

「名前‥修也に呼ばれるの慣れてへんし」

「なんだそれ!」

次はアハハッと腹を抱えて笑う修也。

「だって、恥ずかしいやん(>_<)」

「なんだそれ(笑)」

「何もないっ」

「えりは可愛いな」

?!
今‥今、可愛いって言われた?

「はっ?;;;;か、彼女に怒られるよっ!」

照れ臭さを必死に隠すように
彼女の存在をちらつかせた。

「そんなんバレねーよ(笑)」

⏰:12/09/17 15:28 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#70 [えり]
「あたしがバラしたる〜♪
 まあ、さっきの修也も
 可愛かったけどなぁー♡」

「可愛くねーよ!」

「可愛いよー!
 あたし、修也のそゆとこ好きやで?」

「お前、それツカサが聞いたら
 俺が怒られるじゃん(笑)」

「えぇー。
 でも本間のことやし。
 修也の友達想いなところとかも
 好きやで?」

⏰:12/09/17 15:32 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#71 [えり]
今思えば、これって告白やんな(笑)
こんなことよく言えたな〜。

なんの恥じらいもなくこんなに
素直に人に対する気持ちを伝えたのは
いつ以来なんやろ?

私を素直にさせてくれる
魔法を持ってたんかな?修也は。

⏰:12/09/17 15:34 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#72 [えり]
「もうわかった!
 わかったからやめてくれ(>_<)」

余程照れたのか、修也は
必死にお願いしてくる。

「照れてる照れてる〜♪」

「照れてねーよ!
 そゆ事はツカサに言うもんだろ?」

「は?
 あたしは修也に対する気持ちを
 言うてるだけやのに
 何でツカサに言わないとあかんの(笑)」

だって、修也は心の許せる友達。
それ以上でもそれ以下でもない。

「男はそーいうこと言われたら
 勘違いするんだよ!」

勘違い?
素直な気持ち言っただけで
勘違いなんてしやんやろ。

⏰:12/09/17 15:38 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#73 [えり]
修也の言うことが分からなかった。
勘違いって?
あたしと修也は友達。
友達としての気持ちやで?

修也、何言うてるん?


「じゃあさ、俺はお前の
 そーいう素直なところが好きだよ」

「っえ?!!」

ドキン


胸の音が大きくなった気がした。

⏰:12/09/17 15:41 📱:Android 🆔:5rbL99Tg


#74 [えびにゃんofポンラー]
「あ、あの〜、照れます。」

驚きと何とも言えない緊張感。

「あ、お前はそーいうの
 慣れてんだっけ。」

あ、れ?
何か冷たくない?

「全然慣れてへんよ!
 照れるってハッキリ言うたやん!」

そんな冷たい返事がくるなんて
思ってへんかった。
何で?何でなん?

「そーいうんじゃねーよ。
 お前は好きって言われることに
 慣れてるんだろ。
 俺は慣れてねーから勘違いすんだよ。」

「勘違いじゃないやん!」

咄嗟に出た言葉。
何か、何か違う。

⏰:12/10/26 00:30 📱:Android 🆔:9SneClaE


#75 [えり]
「は?
 意味わかんねぇよ」

電話の向こう側。
私の家からは遠い遠い東京のあなた。
こんなに遠くてもあなたが
寂しそうに笑ってる気がした。

「そのまんまやん」

「そんなんじゃわかんねぇって。」

「修也は良いとこいっぱいある
 そう言っただけ。」

「うん、それで?」

「それだけやのに何でツカサが
 関係あるん?」

「お前なー(笑)
 付き合ってる男が居んのに
 他の男に好きとか言っちゃ
 だめなの(笑)わかる?」

「良いとこあるって教えるために
 言うだけでもあかんの?」

「だめ。
 でも俺はお前のそーいう
 素直なところが好きだよ。
 自分に嘘つけないんだろ?」

⏰:12/10/26 00:38 📱:Android 🆔:9SneClaE


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