seven
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#83 [えり]
【でもやっぱり付き合うってことは
彼女になるってことなんやから
ちゃんと聞いてみたら?】

普段はあたしをよく頼ってくる圭子。
こんなことも言うんやなぁ。

【そうやんな…。
あたしもツカサのこと考える。
ありがとう(>_<)】

圭子との友達歴はそう長くはない。
だから知らない部分が多くて
きっと当たり前なんやと思うけど
でもこんな真剣に考えてくれるんや、
そう思うと圭子と友達で良かった
心からそう思えた。


【修也、彼女とはどうなってるん?】


返事が怖かった。
圭子が背中を押してくれたから
聞く勇気は出たものの
返事を聞く勇気はなかった。

⏰:13/01/28 09:00 📱:IS11S 🆔:3a0mqCNI


#84 [えり]
〜♪〜♪〜

着信:修也

メールを送ってすぐに電話が鳴った。
画面を見てやっぱり躊躇ってしまう。

別れたなんて聞いてないから
多分…いや、別れていない
確率の方がきっと高いはず。

わかってるねんで!
わかってるねんけど…(;_;)

迷っているうちに着信音が止んだ。

聞きたい気持ちと聞きたくない
気持ちの狭間で、ひどく後悔した。

⏰:13/01/29 03:02 📱:IS11S 🆔:8eOa200I


#85 [えり]
電話に出れなかったことを謝りたい。
それからやっぱり彼の本音を知りたい。

でも、かけ直す勇気は
やっぱりでない。

メールしよかな…

【さっきは電話出れへんかってごめん
メールで教えてほしいねんけど

〜♪〜♪〜

着信:修也

打ってる途中で再び着信。

少し迷ってでることにした。
通話ボタンに親指をそっと置いて
力強く押した。

「もしもし」
「もしもし?忙しいの?」

彼の声はいつもと変わらない。

「あ、ちゃうねん
トイレ行っててとりそこねた」

有りがちな言い訳で誤魔化す私。

「そうなんだ。
メール見たけど、どーゆう意味?」
「えっ?そのまんまの意味やけど」
「彼女って元カノ?」
「…元カノ?」

あれ?もしかして…

⏰:13/01/29 03:21 📱:IS11S 🆔:8eOa200I


#86 [えり]
「元カノだよ。
言ってなかったっけ?
ちょっと前に別れたんだ。」
「‥‥」

言葉がでなかった。
修也は既に別れていたのだ。
今まで疑っていたことを悔やんだ。

「どした?不安だった?」
「ちゃうねん。
別れてへんと思ってたから
暇潰しにされるんかと思ってた。
やっぱり遠距離やし…。」
「ぶははははははっ!
お前馬鹿じゃねぇの?」

暗い声色の私とは正反対に
修也はいきなり笑いだした。

「なんで?」

その笑いの意味が全くわからず
ぽけっとする私。

「暇潰しなら近場の女でいいよ(笑)
連絡とりあうだけの仲なのに
暇潰しなんていらねーし(笑)」


要するに修也の中では
暇潰し=遊べる女ってことかな?

⏰:13/01/29 03:28 📱:IS11S 🆔:8eOa200I


#87 [えり]
「ほんまに私のこと好きなん?」

それって本気ってことやんな?

「当たり前じゃん。」
「うん!」

その一言で気分が一気に晴れた。
修也、ありがとう。

「お前って単純だよなー!」
「だって安心したもん♪♪」

気分はルンルン♪

でも次の修也の一言で一気に
現実に引き戻された。


「てゆかお前ツカサどうすんの?」

⏰:13/01/29 03:34 📱:IS11S 🆔:8eOa200I


#88 [えり]
やっぱり聞かれたか。
もちろん答えは決まってる。

「別れる。
でも今は無理かも…ごめん!」

そう、今は無理。

「そうか。
ツカサも本気だと思うし
俺の連れでもあるから
ちゃんと考えてやって欲しいって
思ってたんだ。
だからお前に任せるよ。」

なぁ、何で?
こんな優柔不断で二股かけるような
区切りのない女のなにがいいの?

修也もツカサも優しすぎる。
あたし、最初から最後まで
甘えてしまうやんか。

「ほんまにごめん」
「いいんだ。
ツカサの彼女だってわかってたのに
それでも止められなかった俺の責任も
あるしお前だけの責任じゃねぇよ」

修也はきっとツカサのことも
大事なんやろうな、ほんまに。

ツカサには悪いことしてるけど
修也を好きになって良かったって
ツカサに思い知らされた。

⏰:13/01/29 04:43 📱:IS11S 🆔:8eOa200I


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