幸せの歌
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#17 [水雄]
小樽を出発し、千歳空港へ
空港で携帯を落としたりしたが、無事に帰ってこれた
そして翌日、1月29日
約束通り、優と遊ぶことになった、それも10時過ぎという早い時間からだった
いつも通り待ち合わせ場所には集合時間の10分前に着いたが、その場所には既に優がいた
そして目が合った途端に駆け足で僕に近付いて、抱き締められた
正直めちゃくちゃ恥ずかしかったし、緊張で死ぬかと思った
優「良かった…帰ってきてくれて良かった…」
そりゃあ修学旅行に行って帰ってこなかったらいろいろと大問題ですよ
とそんなことをツッコむ暇もなく、涙目でこう告げられた
優「帰ってくるの、ずっと待ってましたよ?」
その一言が本当に嬉しかった
お土産を渡すと、凄く喜んでくれた
優「ありがとうございます!!このぬいぐるみ、ずっとずっと大切にしますね!!」
その一言だけで、生きてて良かったって思った
:12/12/09 14:18
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#18 [水雄]
ここまで恋愛版で書かせていただきました
その時書けなかったこと等加筆しています
気持ち悪いですね
懐かしいです
:12/12/09 14:20
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#19 [水雄]
ちなみに、この話は今も続いています
今起こっている出来事を書き記すまでまだまだ掛かると思います
では、続きを書いていきます
:12/12/09 15:04
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#20 [水雄]
その日は街を歩き回り、話をした
修学旅行でどんなことをしたか、どんなものを見たか
優は僕の話を楽しそうに聞いてくれていた、どこか安心しているようにも見えた
次の遊ぶ日の約束をして、その日は早めに帰った
家に帰ってからも、ずっとメールをしていた
この幸せがずっと続けばと思った
:12/12/09 15:53
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#21 [水雄]
少しだけ日が過ぎて2月3日、遊ぶ約束をしていた日だった
以前の事もあり、いつもより早めに待っていた、少し経って優がやってきた
しかし表情は暗かった
僕「あの、どうかしましたか?何か嫌な事でも…」
優「いえ、なんでもないんです、ごめんなさい…」
どうにも様子がおかしいのは明らかだった、それでも問い詰めなかった、負担になってはいけないと思っていた
しかしどれだけふざけてみても、優のは笑こそすれどどこか申し訳なさそうにしていた
どうしたんだろう…?聞こうとしたその時、優が口を開いた
優「水雄さん、私の家に遊びに行きませんか…?」
僕の口も思わず開いた
:12/12/09 16:03
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#22 [水雄]
僕「いや、良いんですか?日曜日だし、親御さんとかも家でのんびりしてるんじゃないかな〜って思うんですけど…」
優「大丈夫です、どうしても話したい事があるので…それに今日、親はいません」
どうしようもなく心臓が早くなった、展開として早過ぎないか?と思っていた
結果として優の家に向かった、街からバスで30分ほどで着いた
初めて女の子の家に遊びにきた、しかも2人っきり、玄関前で頭の中はパンク寸前だった
家に上がると、小さな猫が出迎えてくれた
優「可愛いでしょ?名前はたまっていうんです、水雄さんも猫好きでしたよね?」
僕「え、えぇ、大好きですよ」
もしかして話したいことってこれだけ⁉
そんなはずもなく、優は自分の部屋を片付けに行った、たまちゃんと玄関で遊びながら待っていた
:12/12/09 16:12
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#23 [水雄]
優「お待たせしました、部屋の片付け終わったんで、どうぞ上がってください」
僕「あ、はい…」
階段を登る足は震えていた、いったい話ってなんなんだ?どうなるんだ?
期待よりも不安が大きくなっていた
優の部屋はいかにも普通の部屋だった、黄緑のカーテンなど、落ち着いた色合いが多かった
優の消えそうな声が、重苦しい沈黙を破った
優「水雄さんごめんなさい、私、元彼とあってしまいました…。元彼が最後に会いたいって、もう一度会いたいって…
僕「…え?」
優「ごめんなさい、本当にごめんなさい。でももう終わりにしたんです、幸せになってねって見送りました。黙ってて本当にごめんなさい…」
僕「……」
何も言えなかった、優の中の元彼さんを忘れさせることはできなかった
でも責めることができなかった、泣きじゃくる優を見ると何も言えなかった
僕「…大丈夫ですよ、もう泣かないでください、僕は怒ってなんかいませんよ、それだけ大事な人だったんですね…」
優をそっと抱き締めた、弱々しく震える方を優しく摩った
:12/12/09 16:22
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#24 [水雄]
それから話したことはあまり覚えていない、おそらくマトモな会話になっていなかったと思う
やがて優が泣き止み、少しずつ落ち着きを取り戻してきたようだった
僕「大丈夫ですか?」
優「はい、大丈夫です」
声に少しだけ明るさが宿っていた
優「水雄さん、お願いがあるんです」
僕「なんですか?」
優「敬語禁止!付き合ってるのに距離感じちゃいます」
僕「は、はぁ…、分かったよ、これから改めてよろしくな、優」
優「うん!ありがとう!これからもよろしくね!じゃあさ、せっかくこうして話せるようになったんだから、今日を記念日にしようよ!プリクラも撮りに行こうよ!」
僕「分かった、じゃあ出掛けるか」
少しだけ優に近づけた気がした
:12/12/09 16:31
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#25 [水雄]
辺りも少し暗くなってからまた街に出た、ゲームセンターへ一直線、僕の手を引く優はとても楽しそうだった
そして初めて2人で撮ったプリクラ、どうにも慣れる気がしなかった
しかし写っていた優の満点の笑顔を見て、幸せな気持ちになれた
優「次はもうちょっと自然に笑えると良いね」
僕「そうだな、練習しとくよ」
そして優を家に見送った、とてもとても楽しい一日だった
:12/12/09 16:39
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#26 [水雄]
僕が家に着いた頃、もう少しで日付が変わるところだった
学校をあまりサボるわけにもいかないので、早めに寝ようと思っていた時だった
あるメールが届いた、それは優と初めて会った日に一緒に遊んでいた友人だった
男勝りでサバサバした、数少ない女友達だ
「水雄、最近優と仲良いみたいだね」
僕「あぁ、仲良くさせてもらってるよ」
「止めといた方がいいよ」
僕「え?」
「水雄はあの子がどんな子なのかまだ知らない、傷付かないうちに離れた方がいいよ」
僕「それは僕が決める事だよ、たしかにそっちの方が優のこと知ってるかもしれないけどね、心配無用だよ」
「そこまで言うなら、好きにすればいいよ、でも私は確かに言ったよ」
:12/12/09 16:47
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