僕しか知らない君へ
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#81 [太郎]
女子とはうってかわって、何も知らないそのクラスの男子は、ヒューヒュー的な、俺をあおるテンションMAX。「へーい、安藤やるじゃ〜ん!」…みたいな。
「うるさい、お前ら!」
本当に今はいじらないで下さい。
無言でひと気のない階段に向かい、2人で座った。
「…」
やばい…俺まだ謝る言葉考えてなかった…
:14/03/12 01:58
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#82 [太郎]
「…伊月、昨日はごめん。俺、伊月の気持ち考えてなかったよな。」
「…」
無言のままの伊月。
「本当は、伊月のことは全部信用してる。好きだって思ってくれてることも全部信じてるし、あんな風に思ってないよ。」
「…」
しゃべりベタの俺だからいつもすぐにフォローしてくれる伊月なのに、この時はずっと黙ったまんまで、本当に振られるかと思った。
:14/03/12 02:02
:iPhone
:iJwyTbnE
#83 [太郎]
「伊月さ、いつも俺がヤキモチばっかやいても、優しいからさ、その通りにしてくれて何回も安心しようとしてくれてんのにさ、俺甘えてたんだと思う…。」
「…。」
「カッコ悪いな、俺…。」
「…」
「でもさ、すげー好きなんだ、伊月のこと、好きすぎて、なんていうのかな…幸せすぎて、いなくなるのがすごい怖いんだよね。」
「…」
伊月ちゃんうつむいたまんま。
もうダメなの?俺振られるの?…涙
:14/03/12 02:06
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:iJwyTbnE
#84 [太郎]
「でも、昨日さ、俺があんなこと言って、伊月にあんな辛い顔させて、本当に馬鹿だなって思った。俺自分のことしか考えてなかったからさ、伊月が他の人のとこ行って俺から離れるのが1番嫌だって思ってたけど、俺と一緒にいても、伊月があんなに辛そうにするなら、意味ないなって思った。」
「…ヒック」
え!?泣いてる…
また泣かせてる…俺。
「もうこれからは、伊月の気持ち1番に考えるし、あんな顔させないように伊月がいつも楽しく出来るようにするし…」
:14/03/12 02:11
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:iJwyTbnE
#85 [太郎]
「…頼むから、許して。本当にごめん。俺、伊月のことほんとに好きなんだよ。」
「…うん。」
涙を吹きながら伊月が少し笑った。
すっげーホッとした。
良かった…。
「泣くなよ…。」
頭をなでなでしてみる。
「だって…もう振られちゃうかと思ったよ…。」
なんて言い出す伊月さん。
:14/03/12 02:15
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:iJwyTbnE
#86 [太郎]
「なんで俺が振るの?俺だよ、振られるかと思ったのは。」
「だって、純怒るから…。嫌われたかと思ったから…」
もう…なんて俺は幸せ者なんだ。
あんなことしてんのに、まだ俺のこと想ってくれてるなんて。
ほんとに俺なんかのどこがいいんだ。
ますます離したくなくなった。
「嫌いになるわけないじゃん。ばか。…ばかは俺か。」
これでもかって力で伊月をギュッとした。
:14/03/12 02:18
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:iJwyTbnE
#87 [太郎]
可愛い伊月に抱きついて、改めてこの子の大切さを実感する。
「じゃ、仲直りのちゅってして。」
そんな可愛い事を言い出す伊月!
ヤバ!
「ちゅってしたら、もう止まんなくなるよ、僕。」
そう言っていちゃこく俺たち。
スカートに手を突っ込もうとすると「それはダメ!」と、お預け。
そうだよね、ここは学校だもんね〜。
:14/03/12 02:22
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:iJwyTbnE
#88 [太郎]
仲直りの後のキスたちは、いつも以上に燃える。と、いうことを学ぶ僕。
そんなスケベな方面はともかく、
なんとか無事に喧嘩を乗り越えた僕たち。
原因は全て僕にあるような気がしますが…。
とりあえず、一件落着。
:14/03/12 02:24
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#89 [葵]
最高におもしろい
:14/03/13 01:11
:SH-09D
:IPgXsNas
#90 [太郎]
マジすか( ゚д゚)
ありがとうございます!
:14/03/13 14:51
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