僕しか知らない君へ
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#82 [太郎]
「…伊月、昨日はごめん。俺、伊月の気持ち考えてなかったよな。」

「…」

無言のままの伊月。

「本当は、伊月のことは全部信用してる。好きだって思ってくれてることも全部信じてるし、あんな風に思ってないよ。」

「…」

しゃべりベタの俺だからいつもすぐにフォローしてくれる伊月なのに、この時はずっと黙ったまんまで、本当に振られるかと思った。

⏰:14/03/12 02:02 📱:iPhone 🆔:iJwyTbnE


#83 [太郎]
「伊月さ、いつも俺がヤキモチばっかやいても、優しいからさ、その通りにしてくれて何回も安心しようとしてくれてんのにさ、俺甘えてたんだと思う…。」

「…。」

「カッコ悪いな、俺…。」

「…」

「でもさ、すげー好きなんだ、伊月のこと、好きすぎて、なんていうのかな…幸せすぎて、いなくなるのがすごい怖いんだよね。」

「…」

伊月ちゃんうつむいたまんま。
もうダメなの?俺振られるの?…涙

⏰:14/03/12 02:06 📱:iPhone 🆔:iJwyTbnE


#84 [太郎]
「でも、昨日さ、俺があんなこと言って、伊月にあんな辛い顔させて、本当に馬鹿だなって思った。俺自分のことしか考えてなかったからさ、伊月が他の人のとこ行って俺から離れるのが1番嫌だって思ってたけど、俺と一緒にいても、伊月があんなに辛そうにするなら、意味ないなって思った。」

「…ヒック」

え!?泣いてる…
また泣かせてる…俺。

「もうこれからは、伊月の気持ち1番に考えるし、あんな顔させないように伊月がいつも楽しく出来るようにするし…」

⏰:14/03/12 02:11 📱:iPhone 🆔:iJwyTbnE


#85 [太郎]
「…頼むから、許して。本当にごめん。俺、伊月のことほんとに好きなんだよ。」

「…うん。」

涙を吹きながら伊月が少し笑った。

すっげーホッとした。
良かった…。

「泣くなよ…。」

頭をなでなでしてみる。

「だって…もう振られちゃうかと思ったよ…。」

なんて言い出す伊月さん。

⏰:14/03/12 02:15 📱:iPhone 🆔:iJwyTbnE


#86 [太郎]
「なんで俺が振るの?俺だよ、振られるかと思ったのは。」

「だって、純怒るから…。嫌われたかと思ったから…」

もう…なんて俺は幸せ者なんだ。
あんなことしてんのに、まだ俺のこと想ってくれてるなんて。

ほんとに俺なんかのどこがいいんだ。

ますます離したくなくなった。

「嫌いになるわけないじゃん。ばか。…ばかは俺か。」

これでもかって力で伊月をギュッとした。

⏰:14/03/12 02:18 📱:iPhone 🆔:iJwyTbnE


#87 [太郎]
可愛い伊月に抱きついて、改めてこの子の大切さを実感する。

「じゃ、仲直りのちゅってして。」

そんな可愛い事を言い出す伊月!
ヤバ!

「ちゅってしたら、もう止まんなくなるよ、僕。」

そう言っていちゃこく俺たち。

スカートに手を突っ込もうとすると「それはダメ!」と、お預け。

そうだよね、ここは学校だもんね〜。

⏰:14/03/12 02:22 📱:iPhone 🆔:iJwyTbnE


#88 [太郎]
仲直りの後のキスたちは、いつも以上に燃える。と、いうことを学ぶ僕。

そんなスケベな方面はともかく、
なんとか無事に喧嘩を乗り越えた僕たち。

原因は全て僕にあるような気がしますが…。

とりあえず、一件落着。

⏰:14/03/12 02:24 📱:iPhone 🆔:iJwyTbnE


#89 [葵]
最高におもしろい

⏰:14/03/13 01:11 📱:SH-09D 🆔:IPgXsNas


#90 [太郎]
マジすか( ゚д゚)
ありがとうございます!

⏰:14/03/13 14:51 📱:iPhone 🆔:Py0tz05E


#91 [太郎]
それからは、やきもち妬いても今までみたいに理不尽な事を言わないように心がけた。

それでもやっぱりやきもち妬きには変わりの無い僕。

伊月のまわりの女子にいつも叱られていました。

自分でも束縛しながら、俺いつかヤキモチなんか妬かないでっかい男になりたいと思ったもんだ…。

⏰:14/03/13 14:55 📱:iPhone 🆔:Py0tz05E


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