心から好きな人
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#92 [智紗]
智紗「まだ来たばっかなんだ?」
ハヤ「あ〜、うん

」
困ったように話すハヤ。
智紗「…そっか。何買うの?」
ハヤ「…いや、あんま決めてない」
少し話していたら智紗の

が鳴った。
:07/01/23 20:29
:N902iS
:/ZEAPfXU
#93 [智紗]



メェル ひろ


[買いたいもんかえたかぁ?俺は今から帰るよぉ

]
突然のメェルに少し驚きながら、メェルを返す。
智紗[買えたよ

私ゎまだかかりそぉだから帰ったら連絡するね

]
買いたいもの買えたからすぐに帰ってもよかった。
でもなぜかすぐに帰る気にならなかった。
ハヤ「?大丈夫なの?」
メェルを打ちおわって

をしまう。
智紗「あ、うん

大丈夫」
ハヤは相変わらずの笑顔で笑った。
:07/01/23 20:35
:N902iS
:/ZEAPfXU
#94 [智紗]
ハヤ「…すわろっか」
近くにあった椅子に二人ですわる。
智紗「…ハヤは相変わらず?」
ハヤ「あ〜ぅん

」
懐かしい話し方。
少しの間二人で他愛もない話をした。
ハヤ「…あのさ…智紗は今彼氏いるの?」
いきなりだった。
ハヤの顔を見る。
少し困ったような顔で笑う。
:07/01/23 20:43
:N902iS
:/ZEAPfXU
#95 [智紗]
智紗「…いるよ」
智紗は正直に言った。
ここで嘘をついても仕方ないっておもったから。
ハヤ「…そっか…」
智紗「ハヤは?」
ハヤ「…いないよ。」
意外な答えだった。もぅいるものだと思っていた。
ハヤ「智紗と別れてから気付いたんだ。智紗に傍にいてほしいって。
いなくなってから気付いたんだよ。」
:07/01/23 20:50
:N902iS
:/ZEAPfXU
#96 [智紗]
言われて世界の音が消えた気がした。
智紗「え?どゅこと?」
思わず聞き返してしまった。
ハヤ「だから、智紗を忘れらんない」
まさかと思った。
ずっと引きずってて、でもあきらめなきゃいけなくて、ずっとくるしぃ思いをしてた。
ひろへの気持ちを確かなものにしたのに……
:07/01/24 01:01
:N902iS
:d1CJMHnc
#97 [智紗]
智紗「…おそぃよ。」
ハヤ「…ぅん」
智紗「私はずっとハヤを思ってた。でもあきらめなきゃって。
ハヤが私を思ってたなんて知らないよ。わかんなぃもん。言われなきゃわかんない!
なんで…………」
智紗は泣きそうになりながら話した。
ハヤ「……ごめん。今更だよな。」
:07/01/24 01:08
:N902iS
:d1CJMHnc
#98 [智紗]
智紗「なんでもっと早く言ってくれなかったの?
なんで今更そんなこと言うの?」
ハヤ「…ごめん」
智紗「…ごめん。」
ハヤ「…彼氏がいるんだもんな、迷惑だよな。…困らせてごめん。」
顔なんて見れなかった。
智紗「…」
:07/01/24 01:15
:N902iS
:d1CJMHnc
#99 [智紗]
少しの沈黙。
お互い何も話さなかった。
ハヤ「…帰るゎ」
沈黙を破ったのはハヤだった。
立ったハヤに慌てて立つ智紗。
懐かしい身長差に笑うハヤ。
ハヤ「ちっさいね

そんなとこも好きだよ。でも安心してよ。邪魔しようなんて思ってないし。ただ伝えたかったんだ。あわよくばまた付き合えたらって思ってただけ

」
懐かしいやんちゃな笑顔でハヤは笑った。
「「ばいばい」」
:07/01/24 01:21
:N902iS
:d1CJMHnc
#100 [智紗]
お互いに背を向けて歩く。
智紗(絶対ふりむいちゃいけない。私にはひろがいる。もぅハヤへの気持ちはないんだから)
必死で自分に言い聞かせて、車に向かう。
車の中でひろに

した。
出るまでのコールが落ち着かなくて、おもわずタバコに火を点ける。
智紗(早く出て)
泣きそうだった
:07/01/24 01:25
:N902iS
:d1CJMHnc
#101 [智紗]
ひろ「もしもし」
何回目かのコールでひろが出た。
でも泣き言なんか言いたくなくて、無理に明るく話す。
智紗「あ、ひろ?今から帰るよぉ

なにしてるん?」
ひろ「家にいるよぉ

遊び行くかぁ?」
智紗「えー?明日仕事わぁ?」
話ながら智紗の目には涙があふれてた。
なんの涙かわからないけど
流れてく涙をばれないように話していた
:07/01/24 18:33
:N902iS
:d1CJMHnc
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