それでも君が
最新 最初 🆕
#359 []
・・・手と手・・・

⏰:07/02/24 20:01 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#360 []
付き合って一週間。

毎日が幸せで
最近のアタシはまさに絶頂期。
わかんない古典も
大嫌いな英語も
サボりたい持久走ですら
楽しいと思うほどに

一日が終われば
博と話せる。

携帯のない友梨にとって
それが何よりの楽しみだった

⏰:07/02/26 16:11 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#361 []
授業なんて右から左で
考えてるのは
明日の初デートのこと。



そう。
会ったことのないアタシ達。



今夜時間とか
話さんとなぁ〜
なんて事ばっか考えてて
先生に怒られた。笑

⏰:07/02/26 16:47 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#362 [我輩は匿名である]
どんなヒトだったの?気になる!理想通りのヒト?

⏰:07/02/27 17:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#363 []
>>362
ごめンなさぁい
今から更新します

⏰:07/02/28 03:15 📱:SH700iS 🆔:☆☆☆


#364 [びーたン]
がんばーれ

⏰:07/02/28 04:47 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#365 []
>>364

すみません
電話かかってきて
更新できませんでした
また終わったら書きます

⏰:07/02/28 08:19 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#366 []
ウチの親は厳しいから
男と遊ぶなんて
許されるはずもなく

ましてや
掲示板で知り合った男と
付き合ってる
なんてバレたら・・・

だから嘘つくしかなかった。


親に嘘をつくよりも
博に対して申し訳ないと
思う気持ちの方が大きかった

⏰:07/02/28 19:49 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#367 []
明日も嘘をついて
会いに行く。


今回はたまたま部活の顧問から
おいしい話が飛び込んできた!



11月3日に大山(仮地名)の
文化センターで
サックス演奏会があるから
聴きに行って欲しい。

とのこと。

⏰:07/02/28 19:52 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#368 []
『行く行く行きます!!!』

とアタシは
顧問にパンフレットを貰い
それを聴きに行く。
という口実で大山へ行く。

大山は隣町だし・・・
博の地元。
絶好のチャンスだった!!!笑


ってわけで
いろいろと作戦を練
り初デートを明日に控えた
今に至る。

⏰:07/02/28 19:57 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#369 []
夜になり
いつものように電話をする。


携帯がないのって不便!!
相手の都合とかわかんないで
電話かけるのって以外と気が引ける・・・
しかもここんとこ毎日だし・・・


だけど博は文句一つ言わず
待ってました!!
と言わんばかりに明るく
電話に出てくれる。

⏰:07/02/28 20:04 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#370 []
今日だってそう・・・


『あ、もしもし?』

「もしもし?ごめんな,いつもかけさせて」

なんて逆に謝ってくる

『友梨が好きでかけとるでいーのっ!!』

それに携帯没収されたアタシが悪い・・・

⏰:07/03/01 14:03 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#371 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700

ごめんなさい

⏰:07/03/02 05:39 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#372 []
「そやなぁ〜笑」



絶えず響く
アタシ達の笑い声。


この電話の向こうにいる
大好きなあの人に
明日会える♪

⏰:07/03/02 18:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#373 []
ピピピピッピピピピッ


『んーっ・・・』

朝。眠い目を擦りながら
ぶっさいくな顔と,寝癖でボサボサの頭をかきながら
ベッドから降りる。


カレンダーを見る。


11月03日 sax演奏会


なーんてねっ!!笑

⏰:07/03/02 18:26 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#374 []
『〜♪〜♪』


朝からテンションが高い。


バスは8時32分藤岡発
9時52分大山着

待ち合わせは10時大山駅



只今の時刻、7時30分

ぁと2時間半!!!

⏰:07/03/02 18:30 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#375 []
いつもより念入りにかけた
アイロン。

『う〜ん!完璧っ!!笑』


卒業してしまう博と
最初で最後の制服デート。


いつも着なれた紺のブレザーも
今日はやけに可愛く見える。

⏰:07/03/02 18:34 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#376 []
「ゆりー??いつまでかかってんの!?早くしないとバスいっちゃうわよ!!!」

と下からお母さん。

『はいはいはいはい、今行きますよぉー』


あれから時間も流れ
いつの間にか前みたいに普通の生活に戻ってた。

⏰:07/03/02 18:41 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#377 []
何も知らないお母さんの車に乗り込みバス停へ向かう。

「あんたホントにマイペースなんだから!!」

とあきれた様子の母を無視して

『あ〜コンビによって。てかコンビニでいいから。』


「はいはい。」

ごめんねオカン。
また騙して。笑

⏰:07/03/02 18:47 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#378 []
『行ってきます』

「終わったら連絡しなさいよ。」

『はいはい』

素っ気なく答え
車から降りる。

『連絡しなさいよ、とか言うなら携帯返せっつーの!!』

と独り言を言いながら
コンビニに入りガムとホットレモンを買いバス停へ向かった

⏰:07/03/02 18:51 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#379 []
バス停に着き
バスを待つ。

『今何時かなぁ〜』

って小さく呟くだけで
吐く息が白い。

11月とはいえ
雪国の朝は寒い。

『さっむ〜』

バス早く来いっ!!

⏰:07/03/02 18:55 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#380 []
『・・・』

『ざぶい"

『・・・』

『・・・あれ?』


あれれれれ?
バス遅くねぇか?
ちょっといくら何でも・・・

不安になったアタシは
バス停の向かいにある店に
時計を見に入った。

⏰:07/03/02 18:59 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#381 []
「いらっしゃい!!」

『おはよ〜おっちゃん今何時〜???』

『・・・・・・・・えっ!!??』




時計の針は・・・
8時40分を指している。


バス・・・
いつきた!?

⏰:07/03/02 19:01 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#382 []
『おっちゃん!!!バスいつ来た!?ずっと待っとったのに・・・』

「何〜??今バス停ここでないんよ。道路工事の関係で・・・8時半のなら・・・とっくに出たはずやで??姉ちゃん乗り遅れたんけ?」



乗り遅れた!?
バス停移動??
道路工事??

へ??
意味わからんで??

⏰:07/03/02 19:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#383 []
『まぢかよ!!ありがとぉ・・・』

と力なく店を後にし
バス停に戻り
隣に貼ってある時刻表をみようとすると・・・


"下水道工事の為臨時バス停に移動しました。ご迷惑おかけしますがご理解願います。"



ぶっちゃけようか!?
張り紙する位置おかしくね??
ふざけんなよなぁ!!

⏰:07/03/02 19:20 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#384 [我輩は匿名である]
アンカ失礼


>>1ー100
>>101ー200
>>201ー300
>>301ー400

⏰:07/03/02 20:45 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#385 []
え・・・ってことはぁ・・・


『まずいっ!!!』

アタシは500メートルほど離れた
臨時バス停へ走った。



けどバスなんて
いるはずもなくて
次のバスが来るのが
9時32分。

⏰:07/03/03 08:15 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#386 []
藤岡から大山までは
バスで行くと1時間20分かかる


完全に遅刻。



『博に連絡せんと!!』


アタシは近くの公衆電話に駆け込んだ。

田舎だからまだ公衆電話が残ってるのは奇跡だ。

⏰:07/03/03 08:18 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#387 []
誰かが置いたんだろう。
目覚まし時計が
電話の横に置いてある。

時間は9時を過ぎていた。


『初デートでいきなり遅刻かよ・・・』


こんなんだと
嫌われちゃうよ・・・

ごめんね,博。
嫌いにならないで??

⏰:07/03/03 08:22 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#388 []
毎晩かけていたせいか
毎晩かけていたおかげか
博の番号は暗記していた。

090XXXXXXXX

急いで電話をかける。


プルルルルップルルルルッ
プルルルルップルルルルッ
プルルルルップルルルルッ


出ない・・・

⏰:07/03/03 08:26 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#389 []
変な緊張が全身を走る。

『出て・・・おねがい!!』


公衆電話からだから
出ないのかな?

もしかしてまだ寝てる?


・・・たぶん寝てる。

『起きて・・・』

⏰:07/03/03 08:28 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#390 []
アタシは何度もかけた。


"起きて!!!出て!!!"


しかし何コールしても
博が起きることはなく
時間は過ぎていく。


『バス来ちゃうよ・・・泣』

友梨の目には涙が溜まってた。

⏰:07/03/03 08:31 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#391 []
そして
友梨の願いも虚しく
バスが来てしまった・・・


ギリギリまで粘ったのに・・・


てか10時待ち合わせなら
いい加減起きてて欲しかった。


とか思ったけど
全ては友梨が悪いんだし。

⏰:07/03/03 08:34 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#392 []
仕方なく公衆電話を後にし
バス停まで行く。


後輩が一人いて

「おはようございます。休日なのにどこか行くんですか?」

って話しかけてきたけど
友梨今そんな気分じゃない。

『まぁ・・・ちょっと。』

って軽く流した。

⏰:07/03/03 08:39 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#393 []
『大変ですねぇ〜笑 サクラぁ今日デートなんですぅ〜』

『よかったね。』

「先輩彼氏みえるんですかぁ〜?」

『さぁ〜想像に任せる 笑』

「え〜すごい気になるぅ〜」



止めてくれ。
その語尾延ばして喋るの。
イライラする。

⏰:07/03/03 08:44 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#394 []
てか今の友梨に
話しかけないで欲しい・・・


「きたぁ〜先輩バス来ましたよぉ〜」



よかった・・・
助かった。

友梨は後輩に先にバスに乗らせサクラと離れた席に座った。

⏰:07/03/03 08:48 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#395 []
いい加減起きたかな?

友梨は時間ばかり気にして・・・
落ち着かなかった。



博が駅で一人待つ姿を想像すると涙がでる。

どうしよう・・・
どうしよう・・・

どうにかして連絡できないかな?

⏰:07/03/03 08:51 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#396 []
今まであまり感じたこと無かったけど・・・

この日ばかりは
携帯電話の必要性を
身を持って実感した。


サクラに携帯を借りるか迷ったけど止めた。

なんか後輩にまで迷惑かけたくなかったし・・・

⏰:07/03/03 12:02 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#397 []
ゆっくりと田舎道を走るバスの旅とは裏腹に

友梨の気持ちは焦るばかり。



商店街の時計を見ると10時15分。



あーぁ・・・
博もう帰っちゃったかな・・・

ドタキャンしたって思われるかな?

⏰:07/03/03 12:06 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#398 []
気づいたら目から
いっぱいの涙が溢れてて
さっきまで見てた景色は
ぎにゃぐにゃに歪んで
見えなくなった。


ごめん・・・


そう何度も思った。



駅に着いたら
もう一度電話してみよう。

⏰:07/03/03 12:10 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#399 []
でも友梨ね
ちょっと期待してたりする。

駅に着いたら
博、待っててくれるって。

とかさ

公衆電話の電話、友梨からかもって気づいてくれて
乗り遅れたんだなって察してくれてるかも。

とかさ。

⏰:07/03/03 12:14 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#400 []
優しい博は
帰ったりしない。


怒ったりしない。

責めたりしない。


理由はなせば分かってくれるはずだよ。


そう自分に言い聞かせ
必死にこらえた涙。

⏰:07/03/03 12:15 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#401 []
鏡に映る少し赤く腫れた目を
冷たい手で冷やした。

博に泣いたのバレないようにって・・・。



"まもなく〜終点〜大山駅バスターミナルに到着いたします"

アナウンスが流れる。

⏰:07/03/03 12:19 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#402 []
心臓がドキドキしてた。
ものすごい緊張で・・・
苦しくなった。


バスターミナルに着き
ドアが開くと

いつもは最後に降りるけど
この日ばかりは
一番にバスを降りた。


博・・・
博・・・

まだ見たことのない
博の姿を必死に探す。

⏰:07/03/03 12:22 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#403 []
約束の場所。

大山駅の道路を挟んで向かいにあるファミマ。



そこに博の姿はなかった。



『・・・そうだよね・・・』


40分も遅刻だよ?
居るわけないか・・・

⏰:07/03/03 12:26 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#404 []
とりあえず
謝らなきゃいけない。

出てくれないかもしれないけど・・・

声なんか聞きたくないかもしれないけど・・・



そう思い
涙目になった顔を
あげた瞬間だった・・・


奇跡が起きました――。

⏰:07/03/03 12:29 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#405 []
ファミマの横の細い路地から
自転車をひきながら
出てきた制服を着た男子。


交通量が多く
顔がよく見えない・・・


でも確かに山校(大山高校)の制服だった。

⏰:07/03/03 12:33 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#406 []
車と車の間から一瞬見えた
その人・・・

『っ!!!!!』

声にならない声で
アタシは・・・


そして
二人が気づくようにと
細工したかのように
めっきりと車が減り



その人と目が合いました。

⏰:07/03/03 12:38 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#407 []
博・・・・・!!

アタシは急いで横断しようとした。


なのにまた・・・
車が増えなかなか渡れないでいたら

博がこっちに来てくれた。

⏰:07/03/03 12:40 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#408 []
『ごめんなさいっ!!!!!』

アタシは思い切り頭を下げ
大きな声で謝った。

「いいよ別に。」


こわっ!!!


今まで聞いたことのない位
怒った声で冷たく返す博。

『・・・あのっ・・・バス停間違えて・・・気づかんくて・・・』

⏰:07/03/03 12:44 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#409 []
「いいよ、言い訳とか聞きたくねぇし」

『嘘じゃないよ・・・??ごめんなさい・・・』



こんなはずじゃなかった・・・
どうしよう・・・


「・・・」

『怒って・・・・る??』

と恐る恐る聞いてみる。

⏰:07/03/03 12:47 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#410 []
「全然怒ってないよ。笑」


怖い・・・
笑えてないし・・・
怖すぎるんですけど・・・


もの凄い威圧感を感じながら
博に必死について歩く。

『言い訳じゃないけど・・・聞いて??』

「なに?」

相変わらず冷たい返答。

⏰:07/03/03 12:50 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#411 []
『なんかね・・・』


友梨は今朝の事情を話した。


「やっぱあの公衆電話お前やったんや。」

『しってたなら出てっ・・・・くださいよ・・・』


おっと!!危ない危ない。

しかも初回にして
名前すら呼んでもらえないのね

⏰:07/03/03 12:54 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#412 []
「まぁー言い訳にしか聞こえんけどな!!」

『ごめんなさい・・・』

「俺待つの苦手なんやさ。イライラしてくるし」

やっぱり怒ってるんじゃん!

『ずっと・・・待っとってくれたの??』

やっぱり博は優し・・・

「ううん。」

くない・・・!!

⏰:07/03/03 12:58 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#413 []
「待っとったけど10分過ぎてもこんで、近くの友達に"バックられたわぁ〜"って電話して遊びに行った。」

『・・・・・』

冷めた目つきで
淡々と話す博。


「でもなんかあったんかもしれんでもう一回行ってみて居らんかったら友達んチで遊ぶつもりやった」


『それで・・・戻ってきたの?』

⏰:07/03/03 13:03 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#414 []
「おう。」



奇跡だと思った。


貴方に言わせれば

"必然"



もしもあの時
少しでも時間がズレてたら
アタシ達は
二度と会うことなかった。

⏰:07/03/03 13:06 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#415 []
『怒っとる?』

「怒ってないよ」


嘘バレバレだよ。笑
顔が怒ってるもん。
友梨には分かる。

『怒っとるじゃんか 笑』

「これが俺の普通やし」


嘘だぁ〜
いつももっと優しく
話してくれてるよ?笑

⏰:07/03/03 13:10 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#416 []
博は機嫌悪かったけど
友梨は幸せだった。


なんか・・・
博に会えたの運命かもって
思ったり・・・笑

嬉しくて
嬉しくて

不機嫌そうな博さえ
愛しくて仕方なかったんだ

⏰:07/03/03 13:12 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#417 []
『正直に言って。怒ってる?』

「うん。って言ったらどうするんよ?」

『ごめんね?笑』

「しゃーなし!!笑」



なんだかんだ言い合って
でも博はやっぱり優しい。


改めて好きを実感した。

⏰:07/03/03 13:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#418 []
近くの公園の駐輪場に
チャリを置き

「どこ行く?」

って聞かれて

『ん〜博んチっ!!』

「いや

チーン・・・
冷たいよぉ・・・

今にも泣き出しそうな
友梨の顔を覗き込み

「泣いとんの?笑」って

⏰:07/03/03 15:56 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#419 []
『泣いてないけど〜泣きそう!!』


「ははっ!!泣き虫〜うそやさ。ウチ汚ねぇよ??笑」


『しっとる〜笑』

「あ・そういう事言うと連れてってやらんぞ(-ω-)」


ヘヘッていたずらに笑う
博の笑顔に
キュンってなって一人で
頬赤らめてた・・・

⏰:07/03/03 16:00 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#420 []
きっと初めて会ったなんて
誰にもわかんないくらい
友梨達自然でしょ?

だってね
博といると素の自分でいられるきがするんだ。


年の差なんて感じない。
まぁそれは友梨が生意気なだけだけど 笑



制服デートは
新鮮さがあったね☆

⏰:07/03/03 16:03 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#421 []
手・・・
繋いでくんないのかな?

友梨が遅刻したから
まだ怒ってる?


手・・・
繋ぎたいな・・・・・///



通じたのか博が

「手。繋ぐ?」って。

⏰:07/03/03 16:06 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#422 []
『うんっ///』


それだけで
幸せだった。


2人ギュッと繋いだ手を
離すことないように・・・


華奢な博の体に似合わず
意外と太い指に
大きな手。

男の子なんだな
なんて思いながら
自然と笑顔になった。

⏰:07/03/03 16:10 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#423 []
クドイくらい
交わしたあの言葉。


友梨は・・・
あなたなら信じれるって
本気でそう思ったんだよ。


バカップルだもんね!!
友梨達。


どうしてこの手
離したの?

⏰:07/03/03 16:13 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#424 []
「友梨のこと絶対離さんでな」

『友梨も!!博の事離さんよ。』


「友梨が嫌って言っても離してやらんし!!笑」

『友梨も友梨も!!別れたいってゆっても別れてあげんからね』


「好きやでな」

⏰:07/03/03 16:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#425 []
友梨ね
幸せすぎて
自分の世界に浸りすぎた

博しか見えてないはずの
友梨の目は
一体博の何を見てたんだろう


友梨
何も分かってなかったね・・・


博が見てたのは
友梨じゃなかったのにね。

⏰:07/03/03 16:19 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


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