もう二度と・・・
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#131 [林奈]
↑↑連続しちゃいました。ごめんなさい


続き↓↓


帰り際、ノブヒロはうちに10万という大金をくれた。



“こんなに?”


驚くうちにノブヒロは言う。


「少ないけどもうこれでこんな事やめてね」


うちはただお礼だけを言った。

⏰:07/04/24 22:37 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#132 [林奈]
“電話なんてするわけないよ”


うちは帰り際思ってた。
でも初対面のノブヒロに、何かを感じていた。けどそれが何かは、あの時は分からなかった。

⏰:07/04/25 10:17 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#133 [林奈]
10万なんて大金をどうすればいいか分からず、家に帰りとりあえず部屋の中に隠した。



しばらくうちは援助交際をやめた。
そして新学期になり、イジメも何故か分からないけどなくなった。



ノブヒロに電話をすることなく時が過ぎて、あっという間に卒業。

⏰:07/04/25 10:47 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#134 [林奈]
中学最後の年はほんとにあっという間だった。
家事をして祖父に嫌みを言われ、しかも友達もいない。


何かあったとしてもうちはそれに気づきもしないくらい、時間が早く過ぎた。



父に言われるがままに入った私立の高校。行く気はなかったんだ。

⏰:07/04/25 10:51 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#135 [林奈]
義務教育から解放され、やっと自立ができる。それを夢見て過ごしてた分、高校なんてバカみたいに感じてた。



行きたくなくなったら辞めればいいや。

軽く考えてた。

⏰:07/04/25 10:53 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#136 [林奈]
高校へ入学。
友達なんて作らない。ほんとにどうでもよくて、いつ辞めよう。そればっかり考えてた。


入学式。


うちは見た目も茶髪で春休みにピアスも空けてた。けど中身は全然子どもで、見た目ばかり気張ってたんだ。


そんなうちに近付いてきたのは、サオリとマサ。
二人は明らかに浮いてる。


男女で近付いてきた二人に警戒心丸出しだった。

⏰:07/04/25 22:01 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#137 [林奈]
「アンタ名前は?」


「最初に自分の名前言うのが常識でしょ!」



自分の名前より先にうちの名前を聞いてきたサオリに腹が立った。


そんなうちの答えにサオリとマサは爆笑。


“は?”


そう思いうちは睨みつけた。

⏰:07/04/26 09:39 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#138 [のり]
林奈ちゃん早く続き見たいです気になる、気になる

⏰:07/04/26 15:24 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#139 [林奈]
のりさんありがとI今から少し書くねメ

続き↓↓


うちが睨んだのにも関わらず二人は、笑いながら言う。


「ごめんごめん。そうだよね。うちはサオリ。こっちはマサ。うちら同中でさぁ。あんたと友達になりたいなと思って」

満面の笑みが何かうちの心も明るくさせた。


「うちは林奈だよ」

「仲良くしよう」


マサも笑顔で言ってくれた。

⏰:07/04/26 16:03 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#140 [林奈]
見た目とは違って、笑顔が似合う二人。

この二人となら長く続くような気がした。


何か二人の笑顔に吸い込まれそうになった・・・。

⏰:07/04/26 16:14 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


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