俺がホストじゃなかったら
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#308 [ゆう]
この日は店が暇だったから3人でゆっくり楽しく飲んだ

「俺もナンバー入りたいっす。どうしたらいいんすか?」

少し酔ったルイが俺達に聞いた

「んー、色かけまくって枕しまくれ」

俺は笑いながらそう答えた

「そうだよルイくん。ユウなんか色枕ホストだったんだよ、あたしにも色かけてたからね笑」

⏰:07/08/19 12:28 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#309 [ゆう]
「ユウがまだナンバー入ってない時とか特に!会いたいってメールすると絶対会いに来てくれるの。ちょっと喋っていい所になると『店戻らなきゃ』って行っちゃうんだよね。それであたしも『じゃあ今日店行く!』みたいな笑」

「えーめっちゃベタですやん笑」

ルイは笑いながら俺を見た

「後は、普通に二人で遊んだ時とか『あ、もう出勤の時間だー。同伴だったらもうちょっと一緒にいれるんだけどね』って。それでまたあたしも『じゃあ今日同伴にしよ!』みたいな笑」

⏰:07/08/19 15:12 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#310 [ゆう]
「その時は自分が色とか思ってないから、つい行っちゃうんだよね。今思うとユウもバカだよね、店来させたいのバレバレだし笑」

俺は恥ずかしくなって笑った

「もーいいじゃん、昔の話しとか恥ずかしすぎ」

俺がそう言うとルイは

「なんかもっと初々しいユウさんの話し聞きたいっす」

と食いついてきた

⏰:07/08/19 15:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#311 [ゆう]
それからちょっと、俺の昔の話しをルイに暴露された後で

「結構女の子傷つけたでしょ。そろそろちゃんと一人を大切にしなきゃ。いつか自分に返って来て、ユウが傷つく立場になるんだからね」

そう言われた

ルイの表情が一瞬曇ったけど俺は笑って

「俺を裏切る女なんかこの世に存在しねーよ」

と冗談で返してまた笑い合った

⏰:07/08/19 15:24 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#312 [ゆう]
営業が終わった後ルイが

「平気っすか?」

と聞いて来た。

「何が?」

「自分が傷つく立場になるよって話しっす‥今あれ言われたらキツいっすよね」

「あぁ‥あの通りだと思うよ。だから平気」

そう、今まで俺は傷つける立場だったんだから

これはしっぺ返しなんだ

俺はそう思った

⏰:07/08/20 07:18 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#313 [ゆう]
「でも‥子供のことは、違うじゃないですか。ユウさんあんなに楽しみにしてたのに」

ルイはまだ何か言いたそうだったけど、俺は笑って「おつかれ」と言ってタツミさんの家へ向かった

ルイは心の綺麗な人間だと思う

俺みたいな人間にはならないでね

そんなことを考えているうちにタツミさんの家についた

⏰:07/08/20 07:49 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#314 [ゆう]
それからしばらくタツミさんの家で寝泊まりを繰り返したある日、タツミさんがレナについて口を開いた

「レナって子はナオキの家出てったのか?」

「まだわかんないっす、連絡とかもないんで」

「見に行ってみれば?まだ家にいたなら、一回話し合えよ」

タツミさんのその言葉に押され、出勤前に家に戻ってみた

⏰:07/08/20 23:34 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#315 [ゆう]
鍵を開けて中へ入ると、微かにレナの匂いがした

シャネルの香水の匂い

久しぶりのその匂いに俺は胸が締め付けられた

まだ、嫌いになれていない

まだ俺はレナを愛したままだった

⏰:07/08/20 23:37 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#316 [ゆう]
部屋にレナはいなかった

だけど荷物がまとめられている様子もなく、レナはまだここにいることが分かった

待っていれば帰って来るかもしれない

そう思った俺は店に、同伴で遅れると電話を入れた

⏰:07/08/20 23:47 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#317 [ゆう]
ソファに座ってテレビをつけて待っているといつの間にか寝てしまった

ここ最近ろくに寝れなかったから、起きたら3時間ぐらいは経っていた


目を覚まして振り返るとレナがテーブルに肘をついてこっちを見て座っていた

⏰:07/08/20 23:55 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


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