俺がホストじゃなかったら
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#260 [ゆう]
「もしもし」
何回か呼び出し音が鳴った後、眠そうな声で電話に出たトウヤ
声を聞くのはすごく久しぶりだった
「もしもし?ユウだけど分かる?」
「うわー久しぶり、どしたん?」
「ごめん起こした?」
「いいよ、もう起きる時間だし。ユウ仕事終わったんだ」
:07/08/10 00:32
:D902iS
:☆☆☆
#261 [ゆう]
そんな会話をした後俺はトウヤに今の状況を話し始めた
レナと付き合ってから、二回隠れて風俗で働かれたこと
セイヤの紹介だったこと
セイヤに金を渡してたこと
子供ができて結婚すること
今日レナがセイヤの店に行っていたってこと
:07/08/10 00:35
:D902iS
:☆☆☆
#262 [ゆう]
一通り話し終わったところでトウヤは
「お前、バカ?」
とだけ言った
俺も十分わかってる
何度も目を瞑っては裏切られて、それでも大好きなんだから
「昔からレナって子、いい噂ないじゃん。やめときな、ユウを大切にしないような女、ユウが大切にする必要ない」
トウヤはそう言った
:07/08/10 00:38
:D902iS
:☆☆☆
#263 [ゆう]
トウヤの言葉に少し目頭が熱くなった
なんで俺はこんなにもレナのこと好きなんだろう?
「そうだよな‥俺おかしいわ。でもやっぱ子供も産まれるしさ」
俺はそう力なく言った
「あぁそっか、そうだったな。んーまぁもう深入りはすんなよ!じゃあ俺もうすぐ仕事だから行くわ。何かあったら連絡して」
トウヤはそう言って電話を切った
:07/08/10 10:34
:D902iS
:☆☆☆
#264 [ゆう]
俺はレナに話す覚悟で家に帰った
でも別れることだけはしたくなかった
俺はなぜか、どうしようもなくレナが好きだったし、産まれてくる子供の顔だって見たい
俺はあの子の父親だから
多分この時の俺は、レナの口から直接
「セイヤとは何もない」
って言葉が聞きたかったんだろう
:07/08/11 00:18
:D902iS
:☆☆☆
#265 [ゆう]
決死の覚悟で部屋に入った
レナはいなかった
ありえねーだろ、もう朝8時過ぎてるし
レナに電話をかけてみたけど、出たのはレナじゃなくて
「こちらはNTTドコモです‥」
っていうガイダンスだった
電源切ってんのかな
:07/08/11 00:28
:D902iS
:☆☆☆
#266 [ゆう]
もういーや
投げやりな気持ちでベッドに横たわった
目が覚めたら夕方だった
思い体を起こしてシャワーを浴びた
レナの帰宅はまだだった
電話も繋がらないまま
:07/08/11 01:42
:D902iS
:☆☆☆
#267 [ゆう]
結局レナは俺が仕事に行く時間になっても帰って来なかった
何かあったのか心配になったけど、やっぱり何度かけても電源は切れたままだった
その日何度も
「ユウくん今日携帯気にしてるね」
って言われた
:07/08/11 02:10
:D902iS
:☆☆☆
#268 [ゆう]
その日営業時間が終わって家に帰ると、レナがリビングのソファに座って雑誌を読んでいた
「ただいま」
「おかえりー」
おかえり、と言ったレナは少し酒の匂いがした
「どこ行ってたの?」
俺はそれを聞かずにはいられなかった
:07/08/11 04:29
:D902iS
:☆☆☆
#269 [ゆう]
「女友達と家飲みしてたー」
レナは雑誌から顔を上げようとしなかった
「携帯、切ってた?」
「うん充電なくてーごめんね」
「出掛けるならちゃんと言ってってよ、心配するじゃん」
「ナオキごめんねー。さ、もう寝ようよ」
レナは気にする素振りもなく俺の言葉さえ流した
:07/08/11 04:33
:D902iS
:☆☆☆
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