俺がホストじゃなかったら
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#336 [ゆう]
『今回のナンバー教えて』
『ケン、ユウ、マサキだよ。それ以下は知らない』
『ユウ下がったね』
『最近初めてこの店行ってユウ指名したけど別に大したことなかった笑』
『最近調子悪いよね』
『本命にフられたんだよ』
『本命って誰?』
『本命は私だよ』
『↑一生ユウに騙されとけ』
:07/08/25 13:04 :D902iS :☆☆☆
#337 [ゆう]
『ユウは色枕ホスだからナンバー1は続かないよ』
『ユウは枕しないよ』
『昔はバリバリ枕だったよ』
『中学の時からタラシでヤリチンだったらしいよ』
『うわー幻滅』
『↑関係ないじゃん、営業妨害やめろ』
『女で遊ぶ奴は女に遊ばれる』
:07/08/25 13:23 :D902iS :☆☆☆
#338 [ゆう]
結構痛い内容の書き込みばかりだった
「うわー、すげー言われようだな俺。誰がここまで知ってんだよ」
「大丈夫っすよ、ホスラブなんかデマばっかりだし」
「いや、実際この通りなんだけどさ笑」
だけど何だかんだ言って俺は、ホスラブで叩かれるのとかは慣れてたから気にしないでいた
:07/08/25 13:37 :D902iS :☆☆☆
#339 [ゆう]
それから数日後、俺はいつものように出勤して、指名されたテーブルについた
「アイ、久しぶりだね」
この日俺を指名したのはキャバ嬢のアイ
「久しぶりー!ちょっとの間キャバ出勤してなかったから来れなかった」
アイはそう言うと申し訳なさそうに笑った
:07/08/27 13:40 :D902iS :☆☆☆
#340 [ゆう]
それから何度か他からの指名が被って、アイのテーブルをちょくちょく離れた
戻って来た頃にはアイはかなり酔っていた
アイは酔うと手がつけられない
「ばか、そんな飲むなっていつも言ってんだろ」
俺はアイが飲んでいたグラスを取り上げた
:07/08/27 21:58 :D902iS :☆☆☆
#341 [ゆう]
「あーもう!うるさいなぁ!」
うわ、始まった‥
アイは酔うといつもこうだった
だから俺もなるべく長い間席を離れないようにしていた
「ユウ、いい加減はっきりしてよ!」
俺からグラスを奪い取ってアイが言った
:07/08/28 14:05 :D902iS :☆☆☆
#342 [ゆう]
「なにがだよ笑」
いつものことだと思った俺は適当に話しを流して、小さい子を扱うようにアイの頭を撫でた
「いつもそうやってはぐらかすやん!アイは彼女なん?客なん?本命って誰?」
アイは俺に詰め寄った
:07/08/28 16:24 :D902iS :☆☆☆
#343 [ゆう]
「ユウもアイのこと好きやと思ってキャバ頑張って店通っててん。本命ってレナちゃんなん?」
突然レナの名前を出されて俺は戸惑った
「レナは、俺とは関係ないよ」
「そうやんな、レナちゃん、ユウのこと利用しててんもんな」
アイはそう言うと少し笑った
:07/08/31 13:21 :D902iS :☆☆☆
#344 [ゆう]
何でアイがレナのこと知ってるの?
何でそこまで知ってるの?
そう思ったけど、平気なふりをするので精一杯で何も聞けなかった
俺は利用されてただけ
そうだよね
俺、ほんとダサいよね
:07/08/31 13:26 :D902iS :☆☆☆
#345 [ゆう]
次の日、アイからメールが入った
『昨日は酔って変なこと言ってごめん。アイのこと色でも、アイはユウが好きやよ』
メールにはそう書かれていた
胸が苦しくなった
『無理して店来なくていいよ、会いたくなったら外で会おう』
俺はそれしか言えなかった
:07/08/31 13:34 :D902iS :☆☆☆
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