遠距離恋愛
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#280 [綾]
冷たい晴輝。

綾「納得いかない。綾、晴輝と別れたくない。」

涙が出てきた。晴輝はあたしの頭に手を置いて、悲しそうな顔をしている。

晴「お前が何言っても、泣いても、俺はもうお前を抱きしめる事は出来ねぇ。」

そう言うと晴輝はベットからおりて、あたしに背を向けた。

晴「もう帰れよ。」

綾「晴輝、別れたくない。綾、晴輝が傍にいてくれないと嫌だよ。」

あたしは晴輝の服の裾を握りしめ言った。離したくない。晴輝が好きなんだ。

⏰:07/09/05 00:10 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#281 [綾]
晴「本当、帰れよ!!」

晴輝は勢いよくあたしの手を裾から離し、あたしの腕を掴み、早歩きであたしを玄関まで連れてった。

あたしの靴を渡し、

晴「もうこんなみっともない事すんな。もう来るな。」

涙が止まらない。
晴輝は玄関を開け、あたしの背中を押して外に出した。

晴輝はそのまま玄関のドアを閉めた。

綾「晴輝〜」

呼んでも出てくる気配はない。あたしは涙が止まらず、泣いたまま家に戻った。

⏰:07/09/05 00:16 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#282 [綾]
その日からのあたしは、ハルナ達の誘いも断り、ずっと家にいた。
食べ物もろくに口にしてなかったせいで、4キロも減った。

新学期が始まり、あたしはノロノロ支度をした。

家を出るとき、

ママ「綾、転校する事になるわ。3学期でサエちゃん達とバイバイよ。」

綾「うん。わかった。」

あたしは適当に返事をして学校に向かった。

⏰:07/09/06 00:04 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#283 [綾]
ハルナ「綾おはよう!お前〜冬休みほとんど遊び断りやかって。晴輝とラブラブしてたのか??」

あたしはまだ、ハルナ達に言ってなかった。
自分が涙目になってるのがわかった。

ハルナ「綾!?どうした??」

綾「ごめん..綾何にも言ってなくて。ごめん」


頭を撫でるハルナ。その手はものすごく優しくて、暖かかった。

ハルナ「自分のペースでいい。話してみ。」

⏰:07/09/06 00:14 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#284 [綾]
綾「晴輝とね、別れちゃった。」

ハルナは一瞬悲しげな顔をした。

ハルナ「なっ、何で??」

あたしは涙が出ないようにしていたため、声が出なかった。

ハルナ「綾から??」

あたしは横に首を何回も振った。


ハルナ「理由は?聞いたの?」

⏰:07/09/06 11:54 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#285 [綾]
綾「疲れたからだって」
ハルナ「はっ??」

綾「綾もよくわかんない。晴輝理由言わないし。晴輝の家行ったんだよ??でも、離れちゃった。」

ハルナは明らかにイラついた様子だった。
丁度チャイムが鳴り、授業が始まった。

昼休みになり、サエがあたし達のクラスに遊びにきた。
サエにも晴輝の事を話した。

サエ「...そうなんだ」

⏰:07/09/06 11:59 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#286 [綾]
ハルナ「綾、大丈夫か?」

テンションが明らかに低いあたしを、ハルナは心配してくれた。

綾「大丈夫。ありがとう。」

サエ「まだ好きだよね?」
綾「当たり前。」


そのまま学校は終わった。帰ってきたら、パパが家にいた。
あたしはそのままリビングに行き、パパと久しぶりに話した。

パパ「お前痩せたか?」
ママ「この子最近全然食べなくて。」

⏰:07/09/06 12:10 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#287 [綾]
パパはあたしの頭を撫でながら話始めた。

パパ「ごめんな綾。転校する事になるぞ。友達と学校生活送れるのも、今学期だけだ。」

綾「ママから聞いた。」

あたしは中3になったら、茨城県に行く。



ハルナ「本当なの??」

ハルナとサエに話したのは、1月の日曜日だ。

サエ「寂しくなるね。」


ハルナ「でも、茨城県だろ?会いに行けない距離じゃないじゃん。」


寂しいよ。でも大丈夫。あたしにはこんな素敵な友達がいる。

⏰:07/09/06 15:26 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#288 [綾]
2月に入り、バレンタインが近くなった。

綾「今年も亮介くんにあげるの?」

ハルナ「当たり前じゃん。」

昼休み、あたし達はバレンタインの事で話していた。

ハルナ「綾は??晴輝にあげるべ?」


あの日、晴輝の家に行ったあの日から、あたし達は会っていない。
でも、晴輝の事を好きなのは変わっていない


ハルナ「渡せよ。そしたら、晴輝の気持ちも変わるかもよ??」

綾「そうしようかな。」

⏰:07/09/06 16:38 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#289 [綾]
あたし達のクラスに来ていたサエが口を開いた。

サエ「ねぇ、田中くんの、」


キーンコーンカーンコーン

タイミング悪くなるチャイム。

綾「サエ、何??晴輝がどうかした?」

様子が変なサエ。

サエ「何にもない。あたし教室戻るね。」


絶対に何かある。あたしはそう思った。放課後、サエが来るのを体育館で待った。
何分かして、サエは練習着を着て体育館に来た。

⏰:07/09/06 16:42 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


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