遠距離恋愛
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#536 [綾]
翔「いつも、綾ちんの話してたよ。晴のやつ。」

沈黙が続く。外はすごく寒くて、手と足の感覚がなかった。

翔「だからあいつは、疲れたから綾ちんの事振った訳じゃねぇよ。」

涙が流れてきた。それに気付いた大智。

大「綾..」

晴輝があたしを振った理由。やっとわかった。あたし、自分だけ辛いのかと思ってた。1番辛かったのは晴輝なのに。病気だから、幸せに出来ないから、だからあたしを離したんだ。

⏰:07/10/01 22:58 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#537 [綾]
翔「辛い思いするかもしれない。泣く事だってある。でも、あいつは今でも綾ちんが好きなんだ。だから..」

涙流しながら翔が言う。まだ話が終わってない時、大智が口を開いた。

大「いい加減にしてくれよ!」

あたしは涙流しながら、大智の方を向いた。大智は、悲し気な顔をしてた。

大「話はわかったよ。でも、綾は今俺と付き合ってるんだ。あんたは、綾に元彼の所戻れって言いたいんだろ??それは、できない。」

大智があたしの腕を引っ張り、あたしの肩を組み言った。

⏰:07/10/01 23:06 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#538 [綾]
翔「何でだよ!!あんただって、今の話聞いてただろ??」

大「聞いてたよ。でも簡単に、はいどうぞってやれるはずねぇだろ。元彼が今でも綾が好きでも、離したくない。」

そのまま大智は、あたしの腕を引っ張り、歩き出した。

サエ「綾!黙っててごめんね!!」

叫ぶサエ。後ろを振り返ると、サエが泣きながら立っていた。
大智の力が強すぎて、あたしは止まる事が出来なかった。

⏰:07/10/01 23:15 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#539 [綾]
綾「大智、自転車。」

何も言わないで、歩き続ける大智。何分歩いただろう。大智の家に着いた。部屋に入り、ベットに座りタバコに火を付ける大智。あたしは立ったまま。また涙が流れそう。

タバコを吸い終わった大智。

大「ご飯食べてないな。食べる気ないからいいけど、綾は平気??」

あたしは頷く。本当は晴輝の事で何か聞きたいくせに。悲しいくせに。

⏰:07/10/01 23:20 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#540 [綾]
綾「あのさ、大智、」

あたしは大智に話かけた。でも、大智から話始めた。

大「病気の話聞いて、ちょっと気持ち揺れてるんじゃない??」

綾「えっ??」

大「大好きだったやつだもんな。ずっと引きずってたぐらいだからな。振られた本当の理由知って、揺れるに決まってるよな。」

大智は笑いながら言った。わざと笑ってる。バカなあたしでも、それはわかった。

大智は立ち上がり、あたしの所に来て、抱きしめてきた。

⏰:07/10/01 23:28 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#541 [綾]
大「綾、好き。大好き。」

大智の思いがすごく伝わってきた。

大「離れないで。」

あたしは泣いた。涙をいっぱい流した。ベットに横になった時にも、泣き続けた。横にいる大智は、あたしを抱きしめながら、ずっと頭を撫でてくれた。
いつの間にか、あたしは眠りについてた。

目が覚めたら、朝になっていた。隣では、大智が眠っている。
起こさないようにあたしはベットが出て、家を出た。あたしは走って向かった。ハルナの家に。

⏰:07/10/01 23:38 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#542 [綾]
チャイムを鳴らし、出てきたのはハルナ。

ハルナ「綾どうしたの??大智くんの所に泊まったんじゃねぇの??」

あたしは何も答えず、ハルナに抱きついた。その瞬間にまた涙が出てきた。

ハルナ「ちょっと。どうしたの??」

ハルナの部屋に入り、あたしは泣きながら昨日の夜に起こった事を話した。
泣きながらだから、何言ってるかハルナにちゃんと伝わってたかな??
ハルナは最後まで黙って聞いてくれた。

ハルナ「晴輝、病気なの??」

⏰:07/10/01 23:43 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#543 [綾]
あたしは頷いた。

ハルナ「晴輝が綾を離した本当の理由知って、どう思った??」

綾「辛い思いしてたのは、晴輝なんだって思った。」

まだ涙が止まらない。ハルナがタオルを渡してくれた。

ハルナ「大好きだった人だよね??晴輝は。戻った方がいいとか、思ってるんじゃない??」

あたしはハルナの顔を見た。

ハルナ「でもね綾、綾には今大智くんがいる。大智くんの事好きだよね??」

⏰:07/10/01 23:48 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#544 [綾]
あたしは頷いた。あたしは、晴輝の事を引きずったまま大智と付き合った。でも、大智を好きになった。

ハルナ「じゃあそんな簡単に晴輝の所に戻りますなんて、出来ないよね??わかるよな??」

綾「わかってる。」

ハルナ「戻る気ないなら、考える必要なんてないよ。でも、晴輝の話聞いて、少しでも揺れてるなら、考えな。決めるのは、綾なんだから。」

あたしはハルナに聞いた。

綾「大智と晴輝、どっちといれば幸せなのかな。」

⏰:07/10/01 23:53 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#545 [綾]
ハルナはすぐ答えた。

ハルナ「晴輝と大智くん、あんたの事ずっと思ってたんだよ??どっちも幸せになれるよ。」

どっちも幸せになれるか。

ハルナ「でもね綾、例えば綾が晴輝の方に戻るとする。そしたらもう、大智くんの事を引きずるとかしちゃダメ。大智くんの場合でも一緒。引きずるような事するんだったら、どっちも選ぶな。」


ハルナとの話が終わったら、あたしは大智の家に戻った。部屋に入ると、大智はまだ寝ている。

⏰:07/10/02 00:00 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


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