遠距離恋愛
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#765 [綾]
翔「俺がサエちゃんと別れたのは知ってるよね?」

綾「うん。」

翔は1回ため息をついて、また話始めた。

翔「正直言うと、サエちゃんと付き合ってた時も、綾ちんの事引きずってたんだよね。晴がいるのに、ごめん。」

あたしは首を振った。

翔「大切にしたいって言ってたのに、俺、最低だよね。」

あたしは黙って、翔の話を聞いてた。

翔「晴はさ、俺が綾ちんに惚れてんの知っててさ。」

知ってる。あたし、話聞いちゃったもん。

⏰:07/10/27 00:48 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#766 [綾]
そんな事言えず、あたしは黙ったままでいた。

翔「あいつはすげぇよ。隠し事出来ないし。すぐバレちゃう。」

鼻で笑った翔。すこし間があき、また話をしてきた。

翔「あいつ言ってたよ。俺はお前に、綾の事頼むって言わねぇって。親友だとしても、綾は誰にも渡さないってね。」

聞いた話だけど、あたしは泣きそうになった。

翔「本当こんな話ごめんね。まじで次は本当に、諦めるから。晴とずっと、一緒にいてあげてね。親友からのお願い。」

あたしは頷いた。
それから病院に着くまで、あたし達は何も話さなかった。

⏰:07/10/27 01:07 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#767 [綾]
晴輝の部屋に向かってる時、何か変な感じがした。いきなり鳥肌がたったんだ。
あたしはちょっと歩くスピードを上げ、晴輝の部屋に向かった。ノックをすると、毎日聞こえてくる声。

「誰〜??」

聞こえてくるはずなのに、今日は聞こえない。

翔「検査中なんじゃない??」

翔が言ったけど、あたしは、何か違うような気がした。ドアを開け、ベットの方を見ると、胸を抑えて苦しそうにしている晴輝がいた。

綾「晴輝!?」

⏰:07/10/27 16:55 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#768 [綾]
あたしが駆け寄ると、ハァハァと言って苦しんでいる晴輝。

翔「先生呼んでくる。」

翔が走り、部屋を出ていった。

綾「晴輝、大丈夫だよ。今先生来るからね。」

あたしがそう言うと、晴輝は、頷いた。すごく苦しそう。あたしは、手を握っている事しか出来なかった。

すぐに先生が来て、あたしは手を離す。先生は晴輝の胸を触り、看護婦さんに何か言っていた。

看護婦さんが先生に何かを渡していた。その時、翔があたしの裾を引っ張り、翔の後ろに移動させた。翔の背中があって、前は見えない。

⏰:07/10/27 17:01 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#769 [綾]
先生が何かをしている物音だけが聞こえ、何分後に、また翔があたしの裾を引っ張った。
前に移動した時に見た物は、ピッピッピッとなる機械の音と、さっきまで苦しんでいた晴輝が落ち着いていて、目を閉じている。

「危なかったな。」

先生が言うと、看護婦さんが頷いた。

あたしと先生は、目が合った。

「晴輝の親を呼びなさい。あと、綾ちゃん、話があるんだ。」

晴輝ママとパパは、翔に頼み、あたしと先生は、部屋を出て、診察室みたいな部屋に入った。

⏰:07/10/27 17:07 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#770 [綾]
先生は、机に置いてあったコーヒーを一口飲み、話始めた。

「今の見ただろ。晴輝、死ぬ所だったぞ。」

綾「えっ..」

あたしはまた思い出した。晴輝があたしに話した事。

「いつ死んでも、おかしくないんだって〜…」の言葉。あんなに苦しんでた晴輝を見たのは、初めてだった。

「俺は、晴輝を助けるために、毎日治療したよ。検査だって、細かくした。」

拳で机を殴る先生。
頭を抱え、手で髪を掴んでいた。

「俺には、晴輝を助けられないのか。」

⏰:07/10/27 17:24 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#771 [綾]
綾「先生、そんな事言わないで。晴輝は、絶対治るから。」

まだ頭を抱えている先生。先生の体が震えていた。鼻を吸う音も聞こえた。

泣いていたんだ。あたしは何も言わず、その部屋から出た。
今は、晴輝の傍にいてあげなきゃ。
あたしが部屋の前に着いた時、晴輝のママとパパが走ってきた。

晴パパ「綾、晴輝は?」

あたしは何も答えず、部屋のドアを開けた。2人は、駆け寄り、晴輝の名前を呼んでいた。

ドアの前で立ったままのあたしを、翔が呼び、あたしも部屋の中に入る。

⏰:07/10/27 17:30 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#772 [我輩は匿名である]
そんなにドラマみたいな台詞を言う医者がいるのか
しかも拳で机を殴りながらとかwww

⏰:07/10/27 17:34 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#773 [綾]
いるんですね〜
先生とは本当に仲よかったんで。

⏰:07/10/27 18:56 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#774 [綾]
ピッピッピッ…
この音だけが部屋に響き、晴輝のママは、晴輝の手を握っている。
翔があたしの肩に手を置いてきた。翔の顔を見た瞬間、泣きそうになった。

晴輝のママとパパが、先生と話をするために部屋を出たのは、夕方5時ぐらいだった。

あたしと翔は部屋に残り、晴輝の傍にいた。
晴輝の顔をずっと見た。でも、目を覚ます気配はない。
空が少し暗くなった頃。

晴パパ「綾、俺達今日は帰るが、綾はどうする?」

部屋に戻ってきた晴輝のパパが聞いてきた。

⏰:07/10/27 23:19 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


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