遠距離恋愛
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#702 [綾]
晴「俺な、病気の進行がかなり速いらしいんだ。」

ゾクッとした。抱きしめられたまま、あたしは話を聞いた。

晴「いつ死んでもおかしくないんだって。俺の死は近づいてる。」

あたしは涙が出てきた。いつ死んでもおかしくない。それは、晴輝があたしの傍からいなくなっちゃう事??
そんなの嫌だ。

晴「綾..」

晴輝があたしの名前を読んだ時、あたしは言った。

綾「死ぬとか言う言葉、簡単に言わないでよ!!」

⏰:07/10/22 22:17 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#703 [綾]
あたしは晴輝の膝からおり、立った。

綾「死ぬとか、何で軽々言うんだよ。」

涙が大量に出てきた。あたしは晴輝に背を向け、泣いた。

ガッシャーン!

大きな音が聞こえ、振り返ると晴輝が倒れていた。でも、あたしを見ている。

綾「晴輝!大丈夫!?」

あたしはすぐに晴輝の体を起こした。そしたら、晴輝は抱きしめてきた。

晴「立って抱きしめようと思ったけど、本当に俺立てなくなってんだな。」

⏰:07/10/22 22:23 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#704 [綾]
綾「バカ!無茶しないでよ。」

晴輝は少し黙り、震えた声で言った。

晴「本当は、死ぬのが近づいてるなんて言いたくなかったよ。本当は、めちゃくちゃ怯えてんだよ。」

抱きしめる力が強くなる。

晴「綾とまだ、全然過ごしてないよ。まだ嫌だよ。早すぎるよ。」

綾「晴輝..」

あたしが晴輝の顔を見ると、晴輝の目からは涙が流れていた。

晴「死にたくないんだよ。死ぬわけにはいかねぇんだよ。」

⏰:07/10/22 22:38 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#705 [綾]
あたしは、晴輝の事をジッと見た。泣きながら話す晴輝。今すぐにでも、抱きしめちゃいそうだ。

晴「俺、翔と約束したんだ。絶対に綾を離さないって。幸せにするって。」

晴輝が手を出してきた。あたしはその手を握った。

晴「この手で、俺は綾を幸せにしなきゃいけないんだよ。」

あたしは晴輝に抱きついた。本当にあたしは、晴輝が好き。

あたし達は何回もキスした。晴輝は絶対失いたくない。
あたしは、神様にずっと祈ってた。

⏰:07/10/22 23:12 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#706 [綾]
でもその想いは届かず、神様はあたしの目の前で晴輝の事を連れて行ってしまいました。
あたしの目の前で、晴輝は最後の最後まで苦しんでました。


「ただいまー!」

晴輝は、今日あたしの家に泊まる。
晴輝は、明日の朝に病院に戻らないといけない。運よく、明日も学校が休み。だからあたしが送っていくんだ。

ママ「晴輝待ってたよ。」

ママが笑顔で迎えてくれた。この日は3人でご飯を食べた。

綾「晴輝〜そろそろ寝るよ。」

⏰:07/10/23 14:27 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#707 [綾]
車椅子であたしの部屋に入ってきた晴輝は、黙り込んだ。

綾「どうしたの?」

晴「何で床に布団ひいてんの??」

綾「えっ..綾が床で寝ようと思って。だから晴輝はベットで。」

車椅子であたしの前に来て、手を握ってきた。

晴「一緒がいい。一緒に寝よ??」

ギュッと握る晴輝の手。悪いことをしちゃったな。あたしは反省した。

晴輝を壁側に寝かせ、あたしは隣に寝転がった。

⏰:07/10/23 14:31 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#708 [綾]
晴「明日もう帰るのか。かなり嫌だな。」

電気を消したから、部屋は暗い。でも月明かりで、うっすらと晴輝の顔が見える。
晴輝の顔を見ていたら、顔が近づいてきた。キスしてきた晴輝。
そして抱きしめてきた。

晴「綾、いつもありがとな。」

綾「何言ってんの。バカ。」

晴輝の体はいつも温かい。心臓の音が聞こえちゃうかな??あたしはこの時、かなり心臓がドキドキしていた。

この人と..ずっと一緒にいたいよ。

⏰:07/10/23 14:37 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#709 [綾]
晴「今日抱きしめたまま寝ていい??」

綾「うん...」

あたし達はそのまま眠りについた。
車の音、鳥の鳴き声。あたしはそれで目が覚めた。
晴輝はまだ眠っている。起こさないよう、あたしはベットから起き上がった。
時刻は9時。11時までに病院に行かなくちゃいけない。あたしは準備を始めた。


10時。大体準備が終わった時、晴輝が目を覚ました。

晴「おはよ。」

⏰:07/10/23 14:47 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#710 [綾]
まだ眠そうな晴輝。でもあたしは、着替えさせ、家を出た。
急がないと、11時過ぎてしまう。
電車をおり、急いで病院に向かった。でも、11時ちょっと過ぎてしまい、晴輝の部屋には、先生がいた。

「こらお前達。11時過ぎてるぞ。一緒にいたいのはわかるが、時間は守れ。」

お説教をされ、ぶつぶつ言う晴輝。

「帰ってきてすぐになんだが、検査するぞ。」

あたしは晴輝をパジャマに着替えさせ、先生が車椅子を押し、検査しに行った。

⏰:07/10/23 16:10 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#711 [綾]
待っている間、あたしは晴輝の荷物を片付けた。片付け終わっても、晴輝は帰ってこない。
1時が過ぎても帰ってこない。検査ってそんなに時間かかったっけ?

待っている時、翔が来た。

翔「よう!今日学校休みとかラッキーだよね!晴は??」

翔の手には、花があった。あたしはそれを花瓶に入れた。

綾「今検査中。でも全然帰ってこないの。サエは??」

翔「何か話してんのかもな。サエちゃん今日来れないって。」

⏰:07/10/23 16:15 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


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