【愛.金.水商売3】
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#651 [我輩は匿名である]
主さんがこの小説始めた頃からずっと読ましてもらってます。
どんな感じで終わるのかまだ想像はつかないですが最後まで絶対よみたいです

無理しないよう
主さんのペースで頑張って下さい★
:08/10/24 17:11
:F905i
:☆☆☆
#652 [☆:)]
またまた
あ〜げっ★
主さン、頑張リ〜!
:08/10/25 07:51
:821N
:☆☆☆
#653 [主]
>>650続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
毎日のように隣で飲んでいたんだ、一度や二度、聞こえていただろう。
「他の人に言うセルフは聞き飽きわ」
どうしてこの人は、これ程までに美しいのだろう。
私より少し低めの身長に細身の体。
肩より少し長い茶色い髪の毛。
外を歩けば女の私でも振り向いてしまうくらいの美しさ。
:08/10/25 15:50
:W62H
:☆☆☆
#654 [主]
「確かにGマスにはよくしてもらっています。
だけどご飯や飲みに連れて行ってもらうくらいで、ただの従業員とオーナーですよ」
夜景や朝日、そしてホテルに行った事は言わなかった。
ホテルに行ったと伝えても、何もなく帰ったなんて誰も信じない。
どうして私とGマスの仲をみんな探ろうとするのかな。
なぎさサンはM2のマスターがきっと好きだ。
他の人は?
:08/10/25 15:54
:W62H
:☆☆☆
#655 [主]
M2で話しかけてくる他の女は、ただの興味本位なのか、
Gマスが好きとか?
いやいや‥あんな変人ありえない‥
「Gマスってもてるからねぇ」
:08/10/25 15:56
:W62H
:☆☆☆
#656 [主]
‥心の中読まれた?
「え‥Gマスがですか‥」
「ココチャンもGマスが好きなんでしょ?」
この人も関西弁と関東弁が混じっている。
「好きとかそうゆうの分からないですから」
「‥過去に何かあったの?」
:08/10/25 16:00
:W62H
:☆☆☆
#657 [主]
「‥」
土足でズケズケと入ってくる人は苦手。
「夜景に行ったんでしょ?」
「え?」
私が黙りこくると、どこからの情報か、話しかけてくる。
:08/10/25 16:04
:W62H
:☆☆☆
#658 [主]
どうして知っているんだろう‥
この事を知っているのは、私とGマス、そして‥
みなみサンだけ。
:08/10/25 16:05
:W62H
:☆☆☆
#659 [主]
この前久しぶりにみなみサンから電話があった。
最近どうとかそんな話の中で、Gマスには今でも飲みに連れて行ってもらってるのかと聞かれ、よく分からないけど夜景と朝日を見に行ったと話した。
そして、誰にも言わないで下さいね、と約束をして。
みなみサンになら何でも話せる気がした。
過去の自分を話したりはしないけど、みなみサンと知り合ってからの自分の事は、話していた。
:08/10/25 16:09
:W62H
:☆☆☆
#660 [主]
「みなみサンと仲いいんですね」
みなみサンから聞いたんでしょと言わんばかりに聞いた。
「あの子口軽いからねぇ」
なぎさサンは人のことを言えるのか。
「だから何ですか?」
みなみサンが黙っていてと言った事を話したのは分かった。
だからって、夜景に行ったとかこの人には関係ない。
:08/10/25 16:12
:W62H
:☆☆☆
#661 [主]
「ハッキリ物事言う子嫌いじゃないよ」
どうして上から目線なのかも分からなければ、この人に好かれようが嫌われようがどっちでもいい。
「あ、もう五時か」
わざとらしく腕時計をチラチラ見て、帰りたいオーラを出した。
なぎさサンがお金を払ってくれ、お礼を言い私はタクシーのいるところまで、M2とは反対方向に向かおうとする。
:08/10/25 16:20
:W62H
:☆☆☆
#662 [主]
「え?ココチャンGマス待ってるんじゃ‥」
「御馳走様でした。また‥」
今日は一人で帰りたい。
なぎさサンの質問や、みなみサンへの少しの不信感が私を苛立たせ、Gマスと帰る気にはならなかった。
コンビニに寄って、近くのベンチで腰を下ろし、煙草をふかす。
:08/10/25 16:24
:W62H
:☆☆☆
#663 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
 ̄
「梓、空見てみ!」
「大阪でも星見えるんやねぇ♪」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
:08/10/25 16:26
:W62H
:☆☆☆
#664 [主]
ふと空を見上げた。
星なんかある訳ない、もうすでに明るい空を見上げた。
今まで思い出すことのなかった記憶が、ふと頭をよぎった。
「この街に星なんか見えないよ‥」
:08/10/25 16:28
:W62H
:☆☆☆
#665 [我輩は匿名である]
一気に読みました♪
主さん頑張ってね☆
:08/10/25 16:31
:P905iTV
:☆☆☆
#666 [主]
ヒールで煙草の煙を消し、もう六時にはなろうとしている時間にタクシーに乗り家に帰った。
「遅かったね」
この人は人を待つのが好きなのかな。
「いつから待ってたんですか‥」
:08/10/25 16:31
:W62H
:☆☆☆
#667 [主]
「君が先に帰ったってなぎチャンに聞いてね」
「何のようですか?」
「あれ?俺彼氏らしい事したでしょ?」
返事をせず鍵を開けると、Gマスも当たり前のように部屋に付いてくる。
拒む事もなく、特に会話もなく
この日私達は一つになった――
:08/10/25 16:35
:W62H
:☆☆☆
#668 [主]
>>651サン
長い小説をずっと読んでくれて本当にありがとうございますo(^-^)o
ラストは決まっていますが、まだ長くなりそうです(>_<)
もしよければこれからも読み続けて下さいね☆
>>652サン
いつもありがとう♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:08/10/25 16:37
:W62H
:☆☆☆
#669 [主]
>>667続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
たかチャンへの罪悪感
Gマスへの罪悪感なんて何もない。
誰が彼氏でなんて分からない。
私が誰を求めているかさえ。
だけど、本当は気付いていた。
たかチャンもGマスも、形上は私の彼氏なんだと。
:08/10/25 16:42
:W62H
:☆☆☆
#670 [主]
分かっていて、都合の悪い所は分からないふりをしてる。
世間ではこれを二股と、白い目で見るだろう。
だけど、分からないんだよ‥
たかチャンがどうして私を好きだと言うのか。
Gマスがどうして私を送り、夜景に連れて行き、私を抱くのか。
:08/10/25 16:44
:W62H
:☆☆☆
#671 [主]
>>665サン
長い小説をありがとうございます☆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:08/10/25 16:45
:W62H
:☆☆☆
#672 [我輩は匿名である]
おもしろい!
:08/10/25 17:35
:SH906i
:☆☆☆
#673 [主]
>>670続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
音楽が流れる狭い部屋で、Gマスは何度も「あっチャン」と繰り返した。
私とGマスは今重なり合っているのに、私を探すかのようにあっチャンと呼び続けた。
Gマスの肩を取り囲む蛇は何を思って体に刻み込んだのか。
Gマスは私の頭を何度も撫でた。
私の体を何度も抱きしめた。
:08/10/25 17:59
:W62H
:☆☆☆
#674 [主]
だけど手を握ることだけはしなかった。
「俺バツイチやねん」
この前と同じようにGマスに背中を向けて寝る。
行為が終われば、すぎに服を着、煙草を手に取る。
男みたいな行動だねと言われ私は返事をしない。
:08/10/25 18:02
:W62H
:☆☆☆
#675 [主]
「相手誰やと思う?」
私に相手が誰だと思うって聞くって事は私の知っている人だとすぐ分かった。
あみサンには彼氏がいる。
みなみサンも。
リィユンには旦那と彼氏。
おかんにも彼氏がいると聞いた。
「ルビーKの前のママですか?」
:08/10/25 18:04
:W62H
:☆☆☆
#676 [主]
ルビーKには他に従業員がいたけど、若すぎる。
「やっぱりあっチャンは鋭いねぇ」
「そんな聞き方すれば誰でも分かりますよ」
ルビーKの前のママの事はあまり記憶にない。
「十年付き合ってた」
:08/10/25 18:06
:W62H
:☆☆☆
#677 [主]
十年付き合い、結婚生活はたった半年だったらしい。
そして、ママが新しく結婚した相手と、Gマスの名字が同じらしい。
Gマスの名字は変わっている。
“カイ”
そこらへんにはいなさそうな名字だ。
「そんなに俺が好きやったんかな?」
確かに‥ただの偶然にしちゃ、確率的にはかなり低い。
:08/10/25 18:10
:W62H
:☆☆☆
#678 [主]
どうして離婚したかなんて聞かない。
だけど、ママは、Gマスの面影を探していたのかな‥そんな事を思った。
「君は?
君の過去は?」
後ろから抱きしめられ優しい声。
:08/10/25 18:12
:W62H
:☆☆☆
#679 [主]
「‥
覚えていません‥」
Gマスの腕を払い、眠りについた。
目を覚ました時にはもうGマスはいなかった。
その変わりに、“好きだよ”と書いた小さな紙切れがテーブルの上に置いてあった。
:08/10/25 18:15
:W62H
:☆☆☆
#680 [主]
手帳からちぎったような紙切れをタンスにしまい込む。
ウサギが眠るあの引き出しに。
“好き”と言う気持ちを思い出さないように‥
:08/10/25 18:18
:W62H
:☆☆☆
#681 [主]
次の日も、その次の日も、私はお客さんを呼びまくった。
お酒を浴びるように飲む。
1日平均、焼酎のボトルを一本〜二本は飲んでいるだろう。
私の体は当たり前のように悪くなっていた。
だけど確かに成果は出ていた。
その証拠に、あみサンのお客さんは、あっ君とあみサンの彼氏関係だけになっていった。
:08/10/25 18:21
:W62H
:☆☆☆
#682 [主]
たかチャンとは相変わらずで、鍵はまだ返してもらえないままだった。
もうすぐ、結果がでる。
そんな毎日の中で、ココナを本気で好きになるお客さんも出てきた。
ココナを好きだと、飲み友達として好きだと言うお客さんは扱いやすい。
一番めんどくさいのが、ココナを本気で好きになるお客さんだった。
:08/10/25 18:32
:W62H
:☆☆☆
#683 [主]
>>672サン
いつもやる気出ます☆ありがとう♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:08/10/25 18:33
:W62H
:☆☆☆
#684 [主]
>>682続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私は出来る限りどのお客さんへも同じ対応で接していた。
同じ日にアフターを二人に誘われれば、最初に声をかけてくれたお客さんを優先する。
もう一人のお客さんには先約があると正直に話す。
明日は同伴があるんだと、昨日誰々に可愛い、好きって言われた〜♪など、おちゃらけながら言う。
大抵の人は
「お世辞に気づけよ」
なんて笑いながら返してくる。
:08/10/25 19:23
:W62H
:☆☆☆
#685 [主]
「君可愛いねぇ」
そんな言葉を言われれば
「え‥知ってる〜♪」
「性格いいでしょ」
なんて言われれば
「私より性格いいのが表れる子はいないですよ〜♪」
私は自意識過剰の笑いと、とことんアホなココナを作り出した。
:08/10/25 19:28
:W62H
:☆☆☆
#686 [主]
簡単なようで難しい。
とことんアホになるのは、屈辱な事を言われても、嫌みを言われても、何を言われても、聞き流すように笑う。
開き直る。
プライドの高い私だけど、お客さんの前ではプライドを捨てた。
お客さんの前で、無口な梓はどこにもいない。
:08/10/25 19:33
:W62H
:☆☆☆
#687 [主]
「お前だけは恋愛対象にならんわぁ」
そう言われるのは多々ある事。
それが私の狙い。
恋愛感情を持たれるより、友達以上の仲の良さを保つのが私のやり方。
ちょうどいい距離感を持つ。
だけどやっぱり、その中でも、ココナを女として見る人は少なくなかった。
:08/10/25 19:36
:W62H
:☆☆☆
#688 [主]
「おいココナ、誰かと交代しろよ」
「お前見てたら目腐る」
そんな失礼極まりない言葉を発するこの人も、ココナの担当。
この人は私をけなして、見下すのがストレス解消になっている。
だからと言って、本当に誰かと交代すればすぐに帰る。
私をアフターに誘う。
私が家に帰ったかと必ず確認の電話をする。
:08/10/25 19:40
:W62H
:☆☆☆
#689 [主]
告白だけはされないように避けるのが私のやり方だった。
たかチャンは別になってしまったけど。
梓とココナの極端な違いをお客さんは知るはずもない。
Gマスやリィユン、たかチャンの前では無口な自分がいるけれど、同伴やアフターじゃ、ベラベラと話の尽きないココナ。
お前がスイッチ一つでこうやって喋りだすようなのが、ド○キに売っていたら買いたい
:08/10/25 20:32
:W62H
:☆☆☆
#690 [主]
そんな意味の分からない事を言われるくらい、私は喋る。
お客さんとの間に沈黙なんて作らない。
ドラマなどを元々見ない私が、ここ最近毎日何かしらのドラマやテレビ番組を録画してから出勤する。
家に帰ればそれを見る。
話を振られ、分からないと終わらせたくない。
小さな努力もしていた。
:08/10/25 20:35
:W62H
:☆☆☆
#691 [主]
「お疲れ様です」
忙しすぎた週末に、しつこいお客さん、嫌みなあみサンの一週間も終わり、アフターも入っていない私は一人ブラブラと歩いて疲れをとばそうとした。
まさか、会うなんてね‥
:08/10/26 00:37
:W62H
:☆☆☆
#692 [主]
東街と西街のちょうど間くらいの、24時間開いている喫茶店で一人コーヒーを飲んで酔いを覚ましていた。
「ココナ?!」
「‥‥
‥サ‥キ‥‥」
:08/10/26 00:40
:W62H
:☆☆☆
#693 [主]
目の前には
サキの姿‥
少し離れたテーブルで心配そうにこっちを見ているのは彼氏だろうか。
「‥久しぶり
ココナ‥」
:08/10/26 00:42
:W62H
:☆☆☆
#694 [主]
突然の事に時間が止まったような気がした。
「‥元気にしてた?」
チューリップを辞めてから、メールも電話も無視し続けていた。
週の頭に必ずメールがきていた。
“今週も頑張ろうね”
返事がないと分かりながらもメールを送り続けていたサキ。
:08/10/26 00:47
:W62H
:☆☆☆
#695 [主]
「‥うん」
どんな気持ちでメールを送っていたんだろう。
「‥」
「‥‥」
サキがチューリップを辞め、高校を辞め、公園で再開した時よりも、空気が凍っていた。
:08/10/26 00:50
:W62H
:☆☆☆
#696 [主]
「じ‥Gclubで働いてるんやって?
あそこのマスター有名やんな!!
あ‥彼氏は?彼氏は出来た?
ココナちょっと痩せた?ちゃんと食べてる?
あ‥あそこにおるのサキの彼氏!!
め‥メールも電話もしつこくてごめんな!!
サキと違ってココナは忙しいよな!!
‥ごめんな」
サキの話は止まらなかった。
:08/10/26 00:54
:W62H
:☆☆☆
#697 [主]
「あずさ‥」
真剣な話や、何かあった時は、梓って呼んでたよね‥
「サキ‥ごめん‥」
「な‥何でココナが誤るかなぁ〜サキが勝手にメールしてただけやし、それにっ」
「もういいよ‥」
そう言うと、サキは私の隣に腰をおろす。
:08/10/26 00:57
:W62H
:☆☆☆
#698 [主]
「店はどう?」
彼氏の席から煙草を持ってきて、座って落ち着いたのか静かに話し出す。
「まぁまぁ‥かな」
「彼氏は?彼氏は出来た?」
「‥」
「‥ココナ?」
「‥
サキ、ごめん。
彼氏とか分かんない」
Gマスの関西弁と違った話し方がうつったみたい。
:08/10/26 01:02
:W62H
:☆☆☆
#699 [主]
「‥え?」
「サキの彼氏優しそうな人だね、
もう騙されたらあかんで」
笑いながら言ったつもりだった。
「ココナ‥圭チャンがこの前チューリップに来た」
耳なりがする‥
:08/10/26 01:07
:W62H
:☆☆☆
#700 [主]
「懐かしい名前やな、
でも私にはもう関係ないや‥」
「ごめん‥」
サキに気を使わせちゃってごめんね‥。
「ココナ?前みたいにまた‥」
「ごめん、帰るね」
サキの顔と声を聞くと、過去がグルグルと頭を回す。
:08/10/26 01:12
:W62H
:☆☆☆
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