デリヘル嬢 そして今…
最新 最初 🆕
#102 [みく]
続き書きます遅くなりました



店をやめて、1ヶ月がたった頃。

あたしは店をやめてからも、客とは連絡をとってた。


軽くお金の中毒みたいになってたから、いざという時の保険みたいな感じでスッパリ切ることが出来なかった。



週末に時間ができ、暇を持て余してたあたしは、祐にメールや電話をする事が必然的に増え、

夜、祐の仕事が終わった後、電話で一時間程度話すのが日課になってた。

⏰:08/08/22 19:42 📱:D905i 🆔:JTCtEKUk


#103 [みく]
この頃、冗談半分で
「祐むっちゃ好き☆」
「俺も好きやで〜☆」ていう感じのやりとりをよくするようになってた。


自惚れてるって言われたらそれまでだけど、でも少しでも必要としてもらえてる気がしてた。

⏰:08/08/22 19:43 📱:D905i 🆔:JTCtEKUk


#104 [みく]
お互いを知っていくほど、辛くなるのがデリヘルをやってた事を黙ってる自分。

祐は今はあたしを必要としてくれて、少なくともいい印象を持ってくれてる。

もしあたしの過去を知ったら、連絡とったり遊んだりって出来なくなる…??縁切れる??

⏰:08/08/22 19:44 📱:D905i 🆔:JTCtEKUk


#105 [みく]
正直、連絡とれなくなるとか考えたくもなかった。

このまま黙ってればとりあえずは、そばにいる事ができる。


ただ、それはほんとのあたしじゃない。


あたしは、祐にすべてを打ち明ける事にした。

⏰:08/08/22 19:45 📱:D905i 🆔:JTCtEKUk


#106 [みく]
いつものように、祐の仕事が終わるのを待つ。


今日はすべて話す覚悟。


もしかしたら今日で話せるの最後かもしれない。

そう考えたらどうしても落ち着かない。


1人、部屋でウロウロしながら祐からの電話を待った。

⏰:08/08/22 19:52 📱:D905i 🆔:JTCtEKUk


#107 [みく]
深夜2時すぎ。

〜♪♪

画面を見る。


着信:祐


ピッ
―――――――――――みく「もしもしっ」


祐「出るの早いなぁ(笑)さすがみくちゃん!起きて待っててくれたん??」

みく「ん〜…うん…ちょっと祐に聞いて欲しい事あって…」


祐「どしたん??みくちゃんらしくないなぁ、元気ないやん。」

⏰:08/08/22 20:02 📱:D905i 🆔:JTCtEKUk


#108 [みく]
いつもテンションの高い祐だけど、あたしの珍しく真剣な声に、空気を読んだらしく真面目な口調になる。


みく「うん…あのね、これから言う事、全部ほんとの事だから。これ聞いて、もぉ連絡とりたくないって思ったら切ってくれて構わない。今まで黙っててごめんね。」


携帯を持つ手が震える。泣きそうなのを必死に抑えて今までの事を少しずつ話した。

⏰:08/08/22 20:07 📱:D905i 🆔:JTCtEKUk


#109 [みく]
前付き合ってた男に騙されて所持金1000円くらいになった事。

普通のバイトしたくてもガソリン代すら払えなくて日払いの仕事を探し、偶然デリヘルのバイトに出会いそこで1年弱働いてた事。

先月その仕事をやめた事。

そして、出来る事ならこれからも今まで通り仲良くしてほしい事…


途中何度も言葉を詰まらせながら、それでも自分の今まで言えなかった事を吐き出すかのように全部話した。

⏰:08/08/22 20:17 📱:D905i 🆔:JTCtEKUk


#110 [みく]
聞いてる間、祐は「うん…」という言葉以外ほとんど喋らなかった。

それがどんどんあたしを不安にさせた。


これで終わりかな…


そう思うと自然と涙が溢れる。


すべて言い終えた後の沈黙。

⏰:08/08/24 05:30 📱:D905i 🆔:yjVLIQ6I


#111 [みく]
実際は少しだったんだと思う。。

それでもあたしにはすごく長く感じられた。

祐は静かに言った。


「ちょっといろいろ考えたいから、とりあえず切るな。またかけるわ。」


そう言って、電話は切られた。


あぁ…やっぱそうだよね。受け入れられる訳がない。当たり前か。


1人で苦笑しつつ、現実を受け入れようと思っても涙が溢れる。


あたし、こんなに祐の事好きになってたんだ。


この時になってやっとそう自覚した。

⏰:08/08/24 05:32 📱:D905i 🆔:yjVLIQ6I


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194