先輩と旅立ちの唄
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#162 [あかり]
「じゃあ、ビートソルジャーズは知ってる?」

「うーん…?」

「じゃあねじゃあねっ、
ホーム・スウィート・ホームは?」

「うーん…?」

「赤アフロはどうかな?」
「うーん、たぶんわかんないかもー。」

⏰:08/10/30 02:03 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#163 [あかり]
「そっかぁ!
じゃあ、私のオススメの曲をMDに録音した奴をプレゼントするよ〜!」

「本当に?
うん、じゃあ、楽しみに待ってるね。」

「近いうちに学校で渡すね!」

⏰:08/10/30 02:06 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#164 [あかり]
藍美ちゃんとそんなやり取りを交わしていたら、
あっという間に目的地まで到着した。

改めて列の順番に並んでいる時、私はあることに気がつく。

「…ごめーん。
いのちゃんそっちのけで話してた(笑)」

「ハハハ、気にせんでいいよ。
なんかすっごい楽しそうやったね。」

⏰:08/10/30 02:15 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#165 [あかり]
歓迎会の場所は、毎年同じ球技場。

先生の合図で、列を乱さないようにゲートをくぐる。
球場全体に、最近の曲らがBGMとして流れる。

⏰:08/10/30 02:20 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#166 [あかり]
全校生徒が球場内に入り、揃って腰を下ろした。

場内全体がしーんと静まる。

今年の司会者の登場を待っていた。

毎年三年生二人で行われている。
去年は当時生徒会長だった人と、その友達の人だった。

⏰:08/10/30 02:25 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#167 [あかり]
遠くのゲートの方から、
ダァーッと二人組が駆けてくる。

一人は女の人…?と一瞬思ったが、
他校のブレザーで女装している、あの時保健室で遭遇した中にいた順也先輩だった。

そしてもう一人は…
いつもと変わらない格好をしている、タクロウ先輩だった…。

⏰:08/10/30 02:30 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#168 [あかり]
「う、うそ…。
本当に…?」
予想外の出来事に、思わず目を見開く私。

前の方で座っていたいのちゃんが、後ろを振り返って私にアイコンタクトを送る。

⏰:08/10/30 02:34 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#169 [あかり]
「三年五組の小松順也でーす!」

「同じく三組五組の塩見タクロウでーす!」

「今年の司会は僕たち二人です!
最後まで頑張るので、暖かく見守っててくださいね〜!」

⏰:08/10/30 02:37 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#170 [あかり]
順也先輩は、ラグビー部に所属しているが、
学年一小柄で、体型も華奢である。

高身長のタクロウ先輩と並ぶと、凸凹さが際立つ。

順也先輩は、どちらかというと目立ちたがり屋な性格で、特に女子からの視線を気にしている。

今回の司会も、進んで立候補したのか、喜んで引き受けたに違いない。

⏰:08/10/30 17:47 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


#171 [あかり]
「で、こないだ…
だったんですよぉっ!」

ウケを狙おうと、自分が面白いと感じた話を、トークをする順也先輩。

全校生徒の間に、ぽつぽつと笑いが起こる。

「そろそろ場も和んで来たようですねっ!(笑)
じゃあ、これからもっと盛り上がるように、
ショートコントをしたいと思いま〜す!」

⏰:08/10/30 18:05 📱:SH705i 🆔:1IWP4LrY


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