先輩と旅立ちの唄
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#1 [あかり]
私、現在20歳。
高校時代の恋を、
懐かしさに浸りながら
書き綴っていきたいと思います
初めて書くので
とても下手です
:08/10/27 04:36 :SH705i :JJ7BuDlA
#2 [あかり]
私、あかり。
現在高校一年生。
中学から高校というステップアップに
胸を弾ませながら、
毎日を楽しく過ごしている。
友達もそれなりにできた。
:08/10/27 04:40 :SH705i :JJ7BuDlA
#3 [あかり]
なにせ、離島出身で、
小・中学校と
小規模なメンバーで過ごしてきた。
何クラスもあったり、
廊下を歩く度、知らない人ばかりということが
新鮮でたまらなかった。
―これから、どんな学生生活が始まるかな?―
:08/10/27 04:44 :SH705i :JJ7BuDlA
#4 [あかり]
ある日の掃除時間。
私たちの班の区域は、
一年生の棟と二・三年生の棟を繋ぐ
渡り廊下前の教室だった。
私ともう一人の女の子は、
廊下掃除をすることになった。
:08/10/27 04:49 :SH705i :JJ7BuDlA
#5 [あかり]
「昨日のテレビ、
本当に面白かったよねー。」
他愛もないことを二人で話ながら、
床を掃いたりしていた。
「渡り廊下も、うちらが
しないといけないのかな?」
もう一人の子が言う。
:08/10/27 04:52 :SH705i :JJ7BuDlA
#6 [あかり]
担当となっている廊下は、
掃除時間内の半分に満たないほど
範囲が小さくて、
なんだか物足りないほどだった。
私は渡り廊下の部分も
掃除することにした。
:08/10/27 04:55 :SH705i :JJ7BuDlA
#7 [あかり]
時々、渡り廊下を
行き来する先輩たちとすれ違う。
きっと、掃除区域までの移動のために。
二・三年生とは接触する機会が
全然なかったから、
色んな人が見れたのは嬉しかった。
:08/10/27 05:00 :SH705i :JJ7BuDlA
#8 [あかり]
ある日、いつものように
二人で半分ずつ
渡り廊下を掃いていっていた。
そして、いつものように
見知らぬ先輩たちが行き交う。
:08/10/27 05:03 :SH705i :JJ7BuDlA
#9 [あかり]
そして、今まで見たことのない
男の先輩二人組が歩いてきた。
一人の人はごみ袋を持っていた。
私はふっと
その人の顔を見た。
:08/10/27 05:07 :SH705i :JJ7BuDlA
#10 [あかり]
その時、一瞬自分の中で
時間が止まった。
ありがちな表現しかできないけれど、
妙な感覚に陥った。
―あの人はもしかして…―
:08/10/27 05:10 :SH705i :JJ7BuDlA
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