先輩と旅立ちの唄
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#264 [あかり]
車は数十分して駅に着き、
そこで、未央姉に別れを告げる。

それから、広い駅の中を歩き、改札口をくぐり抜けて、少し経った後、やって来た新幹線に乗り込んだ。

あと少ししたら、夏休みの補習が始まる。
タクロウ先輩の姿が、少しでも見れるといいな―

車内のアナウンスが鳴り響いた。

⏰:08/11/03 22:00 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


#265 [あかり]
久しぶりの我が家に帰宅―
その日の晩は、お母さんがご馳走を振る舞ってくれた。

未央姉の彼氏を見たこと、時々手伝いをした話などを、食卓に持ち込んだ。

へえ、そうとポテトサラダを皿に取り寄せながら言う母。

私は唐揚げを何個も頬張った。

⏰:08/11/03 22:36 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


#266 [あかり]
そして、補習の日へとなった―
久しぶりに、クラスの皆と顔を合わせる。

「いのちゃーん!元気してたー??」

「おう、あかりちゃん。
おかげさまで元気ピンピンやわ。」

夏休みの間に、いのちゃんは、髪を少し切っていたようだった。

⏰:08/11/03 22:48 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


#267 [あかり]
「藍美っ!」

今度は一人で座っていた、藍美の席へと近づく。

「あかりー!久しいねえ。
あ〜っ、補習とかやってられんわあーっ。

でも、好きな人に会えるかと思うと、嬉しいかなあ。」

「藍美、好きな人いるの!?」

彼女が何気なく言った言葉に、私は逃さなかった。

⏰:08/11/03 22:56 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


#268 [優]
あげっ
あかりさん
頑張って

⏰:08/11/03 22:59 📱:D902iS 🆔:QxfIhSEg


#269 [あかり]
「いるいる〜。
三年五組の高島克次先輩。」

あ、その人知ってる、と私は一言もらした。

一年の最初の頃、部活見学でラグビー部も訪れに行った時、
私に向かって、「この子、マネージャーの瞳さんに似てる。」と、何度も言ってきたので、覚えていた。

学校でも時々見かけたことがあり、その度に厳つい人だなと思っていた。

⏰:08/11/03 23:05 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


#270 [あかり]
優さん

いつもコメントを残してくれて、本当にありがとうございます<(__)>

胸が踊るほど、とても嬉しいです。

今日は時間の許す限り、更新したいと思います(^_^)

⏰:08/11/03 23:09 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


#271 [あかり]
「克次先輩、かっこいい〜!」
藍美は最高潮の笑顔を、私に見せる。

こんなにときめいている彼女を見たのは初めてだ。

克次先輩という人は、ラグビー部ということもあり、体はいつも黒く焼けていて、体格も良く、ガッチリしていた。

目つきも決していいとは言えず、彼に喧嘩を挑んでくる人はいないのではないかと思う。

⏰:08/11/03 23:18 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


#272 [あかり]
「私ね、ソフトマッチョって感じの人がいいの!
かっこよくない?」

藍美が一年の時に交際していた同級生の男子も、
確かに色黒で、ガタイが良かった。

「うーん…」
彼女の問い掛けに、私はたじる。

私が思いを寄せているタクロウ先輩は、高身長ではあるが、なかなか痩せていた。

「もやしっ子」の代名詞が、似合う人物であった。

⏰:08/11/03 23:26 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


#273 [あかり]
視力が悪く、普段も裸眼で過ごす私は、
その事実を知ったのは先輩を好きになってから随分後で、
先輩の細さには少しびっくりした。

そこから先輩を見る目が変わった訳ではないのだが。

体型重視で異性を選ぶ、藍美の恋愛の価値観だけは、
私には唯一理解できなかった。

⏰:08/11/03 23:33 📱:SH705i 🆔:yfrWS1oo


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