先輩と旅立ちの唄
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#572 [あかり]
「…今も秋人さんの彼女さんの所に遊びに来たの?」
首元を掻きながら、悠介くんが私に尋ねてきた。

「ううん。今日は彼氏とデートしに来たんだ。
あ、前言った片思いの人じゃないよ、エヘヘ。」

「…あ、そうなんだ…。
彼氏、出来たんだ…。」

「うん。今も待たせてるから、そろそろ行かなきゃ。
ごめんね、自分から呼び出しておいて。」

「…あ、別に。家で家族と過ごしてたから…。」

⏰:08/11/22 09:32 📱:SH705i 🆔:e9leUYT.


#573 [あかり]
「それじゃあ、来年はお互い、受験頑張ろうね!」

「あ、あの。」
その場を去ろうとした時、彼が私を呼び止めた。


「ん?何?」

「…彼氏、どんな人なの?」

「んー、一つ年下だけど頼りがいがあって、優しくて面白い人だよ!」
私は笑顔で質問に答えた。

「…そか。お幸せにね。」

⏰:08/11/22 09:38 📱:SH705i 🆔:e9leUYT.


#574 [あかり]
それから、また竜樹くんと合流し、手をつなぎながら街を歩いた。

未央姉が言っていた通り、あちこちにあるイルミネーションが宝石のように輝いていた。

夜の8時半頃、私たちは予約していたホテルに、チェックインしに行った。

⏰:08/11/22 09:44 📱:SH705i 🆔:e9leUYT.


#575 [あかり]
ホテルの部屋で―
私たちは予め約束していた、プレゼント交換をすることになった。

私はアクセサリー店で買った男物のネックレスを、
彼はバーバリーのマフラーを、それぞれに渡した。

「ありがとう!すごく嬉しい!
これ、高かったでしょ?」

「親父の元でちょいと雑用して、そのバイト代で買いました(笑)。」

⏰:08/11/22 09:52 📱:SH705i 🆔:e9leUYT.


#576 [あかり]
「ホテル代も全額出してくれるなんて…お金、大丈夫なの?」

「うちの家、金があるだけが取り柄ですから(笑)。」

彼の父親は、自営業をしているらしい。
彼の家に初めて行った時、そんな感じがしていた。

⏰:08/11/22 09:55 📱:SH705i 🆔:e9leUYT.


#577 [あかり]
「んっ…。」
彼が私に、キスを求めてくる。
いつもとは違い、舌を入れてきた。

二人の舌が、口の中で絡まる。
激しいキスが続いた。

「…お風呂、入ってくるね。」
私は、続きを察したかのように、今自分が取るべき行動を取った。

⏰:08/11/22 10:02 📱:SH705i 🆔:e9leUYT.


#578 [あかり]
私がお風呂から出た後は、今度は彼が入浴しに行った。

私は、ホテルにあった薄いバスローブみたいなのを、着用していた。

彼がお風呂に入っている間、一人ベッドで横になっていた。

20分くらい経った後、彼が、腰にバスタオルを巻いたまま出てきた。

⏰:08/11/24 06:18 📱:SH705i 🆔:KS/NgqI2


#579 [あかり]
ベッドは部屋に二つあるのに、窓側のベッドで寝ている私の隣へ、彼も横になった。

「今日はホンマ楽しかったっす。」

「うん、私もー。
やっぱ都会は違うね。」

肌の露出が多い彼を、私は恥ずかしくて正視できなかった。

⏰:08/11/24 06:27 📱:SH705i 🆔:KS/NgqI2


#580 [あかり]
一瞬にして、二人の間に沈黙が走った。

そして、彼が小さな声で言った。
「…してもいい?」

⏰:08/11/24 06:30 📱:SH705i 🆔:KS/NgqI2


#581 [あかり]
「うっ、うん…。」
彼の目を見て言った。

即座に彼が、私の体に覆いかぶさるような体勢になる。

お互いお風呂に入る前よりも、激しくて濃厚なキスをした。

⏰:08/11/24 06:34 📱:SH705i 🆔:KS/NgqI2


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