【愛.金.水商売4】
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#50 [主]
「ボトルはサービスするね。
本当にありがとう」


三組のお客さん一組ずつに、新しい焼酎のボトルをサービスする。

もちろん私の自腹。

だけど店の中で私に出来る事はこれくらい。


「おっ太っ腹やなぁ〜なら甘えるわ」

そう言ってお客さんは笑顔で帰っていった。

⏰:08/11/08 13:10 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#51 [主]
「リィユン今回は帰っ『分かってるよ、ココナサンのあんな姿はあまりにもおかしいから、落ち着いたらまた聞かせてな』


今日もリィユンは残ってしまうんじゃないかと声をかけると、言葉を上乗せし、分かってると言う。



リィユンの言う“あんな姿”は多分、お客さんがいるのに怒鳴った事、ユミチャンの心配をしなかった事。

この前とは違うとリィユンも分かっていた。

⏰:08/11/09 10:03 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#52 [主]
リィユンよりもコサカのほうが、興味あり気に見えた。


かず君とユミチャンが何かあったのは気付いている。

かず君が自分のお客さんである以上、気にはなるだろう。



「コサカチャン」


「うち‥関係ないんですよね?」

コサカチャンには関係ないから安心して帰ってねと伝え、残ったのは、かず君達三人、ユミチャン、そして私。

⏰:08/11/09 10:07 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#53 [主]
ユミチャンの過呼吸もいつの間にか落ち着き、今はただ私に怯えている。


私と目を合わせず、下を向くユミチャン。





「ユミチャン‥かず君に借りたお金どうしたの?」

帰り際リィユンに、感情的になっちゃ駄目だよと言われ、口調と気持ちを抑える。



「‥‥」

黙り込むユミチャン。

⏰:08/11/09 10:13 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#54 [主]
「お前明後日までに返すって言ったやんけ!!どないなんっとんねん!えぇ?!」


ただの取り引き立てのチンピラかヤクザに見える‥


かず君の怒りは私でも止めるのに引いてしまう程の迫力。


その結果ユミチャンはもう泣き出している。


明後日までに必ず返すと言って今日まで返さず平然と何もなかったかのように振る舞っていたユミチャン。

⏰:08/11/09 10:18 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#55 [主]
「お‥落とした‥落とした‥ヴゥ‥ヒック」



「はぁぁぁ?!」



私以外、男三人の声がかぶる。




「俺現金を封筒に入れて渡したわなぁ!?
お前でっかい鞄の奥に直しとったんちゃうんけ?!
あんまり舐めっとった事言うてんちゃうぞおい!!」


関西弁はなんて言葉使いが荒いんだろうと、生まれも育ちも大阪な私までがそう思う。

⏰:08/11/09 10:25 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#56 [主]
「てか‥何でかず君に借りた訳?
何で客な訳?」


「Gマスが‥貸してくれると思わなくて‥」


「だから何で客に借りたんか聞いとんねん!!」


リィユン‥抑えるのは無理みたい。


「お前何回目やねん?!お前の中での約束て何やねん?!
舐めとんか私を
かず君はお前のヒモちゃうねんぞ!!
何回怒鳴られたら分かんねん!!」

私の怒りは収まらない。

⏰:08/11/09 10:37 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#57 [我輩は匿名である]
あげます

⏰:08/11/09 11:51 📱:SH906i 🆔:☆☆☆


#58 [我輩は匿名である]
かず君達w
小せぇwwwww


もちろんユミは最低だけど。

⏰:08/11/09 18:19 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#59 [主]
>>56続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「か‥かず君にお金を借りないと家借りれなくて‥間に合わなくて‥」

Gマスにはこの前のまっサンの件があり、なかなか言い出せなかったらしい。

なかなか言い出せないと言いながら最終的には借りている。

まっサンの件があって同じ事を繰り返す。

やっぱり私には理解出来ない。

⏰:08/11/09 22:03 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#60 [主]
「すみません‥すみません‥」


泣きながら謝れるだけじゃ話にならない。


「鞄の奥に突っ込んで封筒を落とした訳?」

信じがたい話だ。



「‥えっと‥財布にしまって‥財布を落としま‥した‥」

⏰:08/11/09 22:06 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#61 [主]
‥‥‥‥‥ちょっと待って‥。


ユミチャン今日コンビニの袋下げて出勤してなかったっけ。

その袋の中にはユミチャンがいつも使っている財布が入っているのを見た。




「今日コンビニ行ってたよね?」


「えっと‥小銭入れにお金入れてきました‥」

私の見間違いだと言うのか。

⏰:08/11/09 22:09 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#62 [主]
そして一番疑問なのが、お金がないといつも言っているユミチャン。

かず君からお金を借りてすぐに返せるお金を準備出来るのか。

すぐに準備出来るなら、わざわざかず君から借りる必要はない気がする。

そしてそのお金を用意出来たら、落としたと言う借りた二十万を返せるはずだ。


ユミチャンの話はあまりにもおかしかった。

⏰:08/11/09 22:13 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#63 [主]
「お金用意出来たなら今すぐ返せば?」


ずっとホームレスをしていたのにどうしてあんなにも服を持っているんだろう。

友達の家に泊まっていると言っていたけど、荷物を全て置かせてもらっていたのか。

だとしたら何て優しい友達だろう。

それをホームレスと言うのか。

⏰:08/11/09 22:16 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#64 [主]
財布を見たのは言わなかった。


さっさとここでお金を返せば早い話だ。






「そのお金も‥落としました‥」


もっと信じがたい話だ。

二十万を二回も道端に落としたと言うユミチャン。

全てが嘘に聞こえる。

⏰:08/11/09 22:19 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#65 [主]
「んなバカな話があるかよっ!!
お前嘘もええ加減にせぇよ!!」



かず君も当たり前に切れる。



「かずはお前を信用して貸したんやろぉがっ!!」


他の二人も口を挟む。


正直‥私から言わせればお金を貸す方も貸す方だ。

⏰:08/11/09 22:21 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#66 [主]
“俺が金を貸す時は返ってこないと思って貸してるよ”


Gマスの心が広いのか。





「キョウヘイ‥」

お前は俺の気持ちを分かってくれていると言いたいように、隣にいる友達を見つめている。

これが男の友情っていうやつか‥

⏰:08/11/09 22:25 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#67 [主]
「お前ココナがどれだけ心配してんか分かってんかよ?!
お前の為に時間まで作ってくれてんやぞ!!」


私の話をされても困れば、心配もしていない。

私のことはいいから、とっとと解決してほい。




「どんだけココナがいいやつかお前分かってんか!!」

私の好感度が上がったらしい。

⏰:08/11/09 22:29 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#68 [主]
>>57サンいつもありがとうo(^-^)o
>>58サン(笑)
読んでくれてありがとうございます☆
また更新します。
昨日から風邪をこじらせているので更新がゆっくりになるかもです‥梓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

⏰:08/11/09 22:40 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#69 [主]
>>67続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



「何か言いたいことあんなら言えや!!」



Gマスに会いたい‥



「ごめん‥かず君本当にごめん‥」


ふとGマスに会いたくなった。


「‥もう分かったから。その変わり金はきちんと返してもらう」

⏰:08/11/10 01:35 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#70 [主]
大事な話し合いをしている場なのに、煙草を一息吸い込み目を瞑ると、゙あっチャン゙そう呼ぶGマスが頭に浮かんだ。


会いたい‥
逢いたい‥

あなたの声が聞きたい‥


こんな状況で、こんなことを思う私はどうかしている。


私はどうしてしまったんだろう。

⏰:08/11/10 01:38 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#71 [主]
「だけど‥今すぐには‥」

「‥」

「‥‥」



ハッと今の状況に目を凝らすと、全員黙ってしまっていて、お金をどういった形で返せばいいのか迷っているみたいだ。


かず君も、ユミチャンも、そして後の二人までもがこちらを見ている。


私に最終決断を決めろと言うのか。

⏰:08/11/10 01:42 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#72 [主]
ユミチャンなりの言い分では、


かず君に借りた二十万を落としてしまった。

急遽どこかしらか入った二十万で返そうとしたが、それも落としてしまった。

そしてGマスにお金を借りた。

そのお金で家を借り、なにかしらで、今は一銭なしと言う。

⏰:08/11/10 01:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#73 [主]
「かず君は今すぐ全額要求なの?」



「ユミもそれは無理やろうから‥給料制とか分かってるココナに任せる‥」




それでもユミチャンの事を少しばかり気遣うのは、好きだからだろうか。


いや‥かず君はユミチャンが好きだからお金を貸して欲しいと言われても断れなかったんだ。

⏰:08/11/10 01:52 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#74 [主]
「給料は15日だから、毎月16日には必ずユミチャンはかず君の口座に五万円振り込む。4ヶ月間‥どう?」



これは私なりの意見。

参考程度に後は二人で決めてほしい。



とゆうか‥私はこの件に本当に関わっているんだろうか。

かず君に話を持ちかけられたのも、Gclubのスタッフが問題を起こしたのも事実だ。

だけどかず君は私のお客さんではない。

⏰:08/11/10 01:57 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#75 [主]
まっサンの時は私と繋がりのある人だから仕方なしに出たけれど


チームプレイだと言うのも分かるけれど、


ユミチャンが自分の客に借りたお金でややこしくなる事に、私は関係ないと思ってしまう。


自分のお客さん一人さえ、管理が出来ないようじゃ、仕事が勤まらない。

⏰:08/11/10 02:00 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#76 [主]
これがもし、お客さんの罠だとか、ユミチャンに信用がある子だとなれば、話は別。



なにかしら私も協力するだろう。


この場にいるのも私の仕事の一部かもしれない。

けれど本当にここにいなければならないのは、私よりGマスなのじゃないか。


私の冷たいのか。

ただ、めんどくさい事が嫌いなんだろう。

⏰:08/11/10 02:04 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#77 [主]
「わかりました‥必ず16日に4ヶ月間振り込みます‥」



ユミチャンは納得した様子。



「分かった。なら後で口座番号教える」



解決したらい。



「ココナ、本間に今日は悪かった。
今度お詫びさせてくれ」

⏰:08/11/10 02:10 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#78 [主]
一時間以上にも及ぶ話し合いは終わった。


「遠慮する‥私より今日かず君を心配していたコサカをご飯にでも誘ってあげて」


この件を知ると、コサカはまたユミチャンに怒りを覚えるだろう。

そりゃそうだ。

元はコサカのお客さんであって、今になってユミチャンとコサカ二人のお客さんだ。

この事でかず君達が店に来なくなれば、確実にユミチャンの責任になる。

⏰:08/11/10 02:14 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#79 [主]
コサカからすれば担当が半分になったとはいえ、かず君達から入る歩合がなくなるのだから。


ユミチャンのしたことは、全く関係のないコサカまでを巻き込むことになる。


コサカが黙っているとは思えない。


私からコサカに言わなくても、気になっていたコサカは自らかず君に電話でもして内容を聞き出すだろう。

⏰:08/11/10 02:18 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#80 [主]
「それと最後に‥」


ユミチャン以外帰る体制の三人の足を止める。




「分かってると思うけど、お金を貸す方も貸す方だからね。
借りるユミチャンはもっと悪質だけど」



かず君は私に頭を下げ、何も返事せず帰って行った。



「ユミチャンは残って」

⏰:08/11/10 02:26 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#81 [主]
一時間あまりで煙草を一箱吸いきってしまった。


こういった話の時は煙草を離さなくなるのが私のくせ。





「自分がやった事本当に分かってんの?」

ユミチャンにはまだ二人になって聞きたいことがある。



「はい‥本当にすみませんでした‥」

⏰:08/11/10 02:30 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#82 [主]
「謝るのは誰でも出来るよ。
何がいけなかったのか、誰が一番悪いのか、誰を巻き込んだのか、ちゃんと自分の口で言いな」



私はまだモヤモヤしている。

かず君はお金を返せてもらえれば解決かもしれないけど、
私からすれば、二度目の事であって、すみませんしか言わないユミチャンの気持ちが分からない。



「ユミが悪いです‥約束も破りました‥
関係のないココナサンまで巻き込んでしまいました‥」

⏰:08/11/10 02:35 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#83 [主]
「それだけじゃないでしょ?
私と前にした約束は?」



私が一番怒っているのはそこじゃない。





「お客さんに‥お金を借りない‥」


そう。誰担当だろうと、お客さんにだけはお金を借りたら駄目だ。

そうゆう子が一人でも出れば、次に入ってくる子は、それはいいんだ。先輩がしているんだもん。と、繰り返しにれば、Gclubの品が落ちる。

⏰:08/11/10 02:39 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#84 [主]
「金が必要ならプラベートで勝手に借りろ。でも絶対にGclubだけは巻き込むな。自分の都合だけで店全体を巻き込んでかき回すな。
店のスタッフにもや。
ユミチャンが店以外のプラベートで何しようがそこまでは口挟まん。
もう二十歳ならそれくらい分かれ」



私の一番言いたい事は言った。


そう。プラベートで何しようがユミチャンの勝手だ。

だけどお客さんとなればプラベートにならない。

担当は大きくても、まとめるとGclubのお客さんだ。

⏰:08/11/10 02:45 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#85 [主]
「分かってんな?
Gclubに関係する人、M2の人、他のスナックやホストもそうや。
Gclubに少しでも繋がりがある人には絶対に同じ事は繰り返すな」


ここまで言って、分かっていそうでも、どこまで理解しているかが分からない。

この子には何度も同じ事を繰り返し言わないと分からないだろう。


だけど‥

⏰:08/11/10 02:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#86 [主]
「次同じことしたら即クビやから」



何度も何度も許せる程私も甘くなければこの世界は甘くない。


他の店なら、今ここでクビにするところだってたくさんある。




「分かりました‥もう絶対にしません‥」

‥帰ろうと、煙草の火を灰皿に押し付ける。

⏰:08/11/10 03:07 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#87 [主]
「あのっ‥」



まだ何かあるのかともう一本煙草に手を伸ばす。







「このこと‥Gマスにだけは言わないでください‥」



プツン゙と、何度目かの私の脳は音を鳴らした。

⏰:08/11/10 03:10 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#88 [主]
「Gマスには言わないで下さい?
何言ってんねんお前!!
店での出来事は私一人の問題ちゃうねん!!Gマスにバレたら怒られるとか見放されるとか思ってんやろうこど、全てお前の撒いた種な事くらい分かれや!!
自分のした事から逃げんと責任持てや!!」



「早く出ろっ鍵閉められへんやろ」


ここまで卑怯な人間だとは思わなかった。

⏰:08/11/10 03:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#89 [主]
ユミチャンが店を出て帰ったのを確認すると私はあの人の元へ行く。



会いたい‥
側にいたい‥




いつからだろう
いつからだろうと、

あれ程冷め切った心に変化が起き始めたのは‥いつからだろうって‥

あの人の隣で見る景色さえ綺麗に見えない

あの人からのプレゼントさえ喜びを感じなくて

⏰:08/11/10 03:51 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#90 [主]
私を待っていてくれているのに、ウザいとさえ何度も思って。





本当にいつからかは分からないんだ。


当たり前のようにいつも隣にいるあの人を、私も当たり前のように感じだし、


一切笑わない私を、くだらないジョークで笑わせようとしてくれたり

何も喋らない私に、空気の重くない沈黙を作ってくれたり。

⏰:08/11/10 03:56 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#91 [主]
その当たり前な事は、きっと当たり前じゃなくて。




だけど当たり前のように、私は今、あの人に会いたい。

当たり前のように、あの人の隣に行きたい。






ねぇ‥ウサギは今でも目を腫らし、泣いていますか?――‥

⏰:08/11/10 03:58 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#92 [主]
「Gマス」





あなたがいる場所は分かっている。

私を待っていたかは分からない。

けどあなたはいた。

いつものM2に。




「お疲れさん」

あなたの声が聞きたくて。

⏰:08/11/10 04:01 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#93 [主]
だけど‥








まだあの引き出しに手を伸ばすのは怖いんだ‥――



ただただ、前を見て現実を走りつづける私は、
ただただ、心はタンスに過去を閉まったままだった。

⏰:08/11/10 04:05 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#94 [主]
進んでいるように思えたこの足は


ずっと止まっていたのかもしれない。



目の前の現実と
過去のリアル。


私の中で
まだ一つにならないこの想い‥







――‥私の弱虫。

⏰:08/11/10 04:10 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#95 [主]
過去の引き出し。


たかチャンとの関係。


Gマスとの関係。



サキへの想い。


そしてGclub。


このいくつものものを、一つに出来れば、どれほど楽だろう。

⏰:08/11/10 04:13 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#96 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄



「ココナサンココナサン♪見て〜♪」



私の目の前にはいつものカルピス。


そして本物の四つ葉のクローバー。


この前もらった、詩織みたいな枯れた四つ葉はどこへやったか失礼ながら思い出せない。

⏰:08/11/10 04:15 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#97 [主]
「俺探してきました!!
本物のほうがいいと思って探してきました!!」


四つ葉のホストの手には、小さな薄いプラスチックで四つ葉を挟んでいるもの。



「あんたは何で四つ葉が好きなの?」


普段めったに話をふらない私に驚きを隠せずにいながら、それでもニコニコと話し出す。

⏰:08/11/10 04:19 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#98 [主]
「えっとですね♪
四つ葉ってなかなかないでしょ?
三つ葉がたくさんある中一生懸命探さないとないプレミアモン。
ココナサンと似ています。
四つ葉は幸運を運ぶって言われてるんですよ♪」


一生懸命探してきたこの子の姿が目に浮かぶ。


「ねぇ‥ならもし、その四つ葉は三つ葉になれなかっただけで、本当はみんなと同じ三つ葉になりたかったのに、何かの間違いで仲間外れになっちゃったとしたら?
みんなと違う事に淋しさを感じていたら?」

⏰:08/11/10 04:25 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#99 [主]
小さな葉っぱ一枚に何を意味不明な事言っているんだろうと自分でも不思議だ。



それ以上にこんな話を聞かされている方が、もっと意味が分からないに決まってる。




「ん〜‥」

私の言葉に一人悩むホストは、数分経つと、分かった!!と言ってどこかへ行ってしまった。

⏰:08/11/10 04:29 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#100 [主]
そう言えば前にもらった四つ葉の詩織は、いらないと言って差し出す手を振り払ったんだ。


もし貰っていてなくしたのだったら、失礼だなと思ったけど、一度いらないと言った四つ葉を二度も持ってくるあの子を、やっぱり不思議に思う。


今日は出だしが特に暇で、お客さんが来店するまで一時間近くは外にいるだろう。

大半は遅くから忙しくなるから慌てたりはしない。

何をする訳でもなく、ただ何も考えず煙草をふかしながらボーっとしていた。

⏰:08/11/10 04:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#101 [主]
「ココナサ〜ん!!」

遠くからこちらに走ってくるのは四つ葉のホスト。



「ハァ‥ハァ‥まだいてよかったです‥」


今ちょうどお客さんから、行くと連絡があったところだ。


「こ‥これっ‥!」

前かがみになる息の荒いホストは両手を真っ直ぐ私にむける。

⏰:08/11/10 04:51 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#102 [主]
その手のひらを見て私は何のことか分からなかった。



葉っぱが二枚手のひらにある。




「こっ‥これね!!
さっきの四つ葉と今積んで来た三つ葉!


この街のどこに三つ葉の咲く場所があるのかが、一番の疑問だ。


「これで!!これで四つ葉もさみしくないでしょ!!」

⏰:08/11/10 04:55 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#103 [主]
「寂しがり屋な奇跡の四つ葉と、仲間がいっぱいいる三つ葉!!
この二つが合体したら寂しくないでしょ!!
たくさんある三つ葉ももしかしたら四つ葉になりたいかもしれない!!
四つ葉も三つ葉になりたいかもしれない!!
なら二つが合体して仲良くなったら一番でしょ!!」


こんな子が世の中にいるんだなと、現実を面白く思う。


この二つの葉っぱには名前があるんだよ、と。

⏰:08/11/10 05:00 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#104 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄






「七つのクローバー」



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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⏰:08/11/10 05:02 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#105 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄



「ははっ‥アハハハハハ!!」


つい笑ってしまった。

スーツを着たホストが、四つ葉や三つ葉を探しに行き、二つ合わせると“七つのクローバー”になるんだよと名前まで付け、笑顔を見せる。


あまりにも現実離れした光景に、自然と笑いがこみ上げる。

⏰:08/11/10 05:06 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#106 [主]
「ねぇ、それは君がどこかに飾ってさ」


ココナサンにあげる為に考えて積んできたんです!!
と言うホストに


「私には七つのクローバーの絵書いてよ?それは君が初めて生み出したクローバーでしょ。
私がもらっても無くしたら嫌だし‥
ヘタでもいいからそれ見て絵書いて」


おかしなホストに
おかしな私。

⏰:08/11/10 05:41 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#107 [主]
絵は昔から書くのも書いてもらうのも好き。



なんとなく‥七つのクローバーの絵がほしいと思った。

私が書くんじゃなくて、このクローバーを生み出したホストに書いてほしいと思った。



「わっかりましたぁ!!ココナサンの頼みごとは初めてなんで頑張ってみます!!
明日またここで!」

そう交わし、二人とも店へと戻る。

⏰:08/11/10 05:44 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#108 [主]
次の日カルピスと一緒に手に持っていたのは、小さな紙切れ。



「これ七つ葉っぱある?」

どう見ても七つもあるように見えない絵。

「葉っぱが重なるんですって!!
くっつけて見たまんまに書いたらこうなったんですよぉ‥」


その絵は、緑色の細いペンで小さく書かれていた。

七つのクローバー‥

jpg 28KB
⏰:08/11/10 05:50 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#109 [主]
ホストがクローバーの絵を書いている姿を想像すると笑えてくる。

この子の事だから何度も書き直したんだろうなあ、とか
一生懸命真剣に書いたんだろうなと思う。







「ありがとう」


この頃から、たんに目障でうざいホストではなくなった。

⏰:08/11/10 05:54 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#110 [我輩は匿名である]
あげます

⏰:08/11/10 18:49 📱:SH906i 🆔:☆☆☆


#111 [主]
>>109続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



「ココナサン‥」


店にはコサカと二人きり。

いつも何かと話しかけてくるのに、今日は静かだなぁなんて思っていた。


「かず君の件‥何か知ってますか?」


あの日から‥かず君達が店に来ることはなかった。

⏰:08/11/11 10:33 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#112 [主]
コサカは案の定かず君に電話したらしい。

だけど電話には出ず、メールも返ってこない。

ユミチャンと何かあったのは気付いていたけど、それが理由で私が連絡を無視されるとは思わなかったらしく、何か自分もかず君の気に触ることをしたんじゃないかと考える。

だけど心辺りはなく、ユミチャンには聞きたくないらしく、やっとココナサンに聞けた、と。

⏰:08/11/11 10:38 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#113 [主]
言うか言わないか迷った。

Gマスにはスタッフにも言わないよう口止めされている。


でも、コサカの立場になって考えれば、辛いはずだ。


コサカがGclubに来て、初めて掴んだお客さん。

それがかず君だったんだから。

もうかず君達の売り上げも入らない。

コサカの頑張りと結果は、ユミチャンが壊したんだから。

⏰:08/11/11 10:42 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#114 [主]
「‥コサカチャンは何もしてないんでしょ?
なら大丈夫」



何が大丈夫かも分からないければ、大丈夫な訳ないのに、人事のように、こう言うしかなかった。



「うち‥ユミチャンにだけは負けたくない‥」


かず君達が来なくなった今、ユミチャンは落ち込む訳でもなく、他のお客さんを着々に増やしていく。

⏰:08/11/11 10:45 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#115 [主]
ここにもまた







女の争い。


醜く、そして儚い‥



自分を守るために。

⏰:08/11/11 10:54 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#116 [主]
「私も‥昔そうだった」



「ココナサンも?」


「うん。
負けたくなかった、ある人だけには。
でもね‥勝ちたい勝ちたいって思ってたのに、実際勝てば、余計苦しかったよ。
私たち水商売はどこまで勝ち続ければいいんだろうね」


私にはまだ分からないです。

ただ今はユミチャンに負けられない。

コサカはそう言った。

⏰:08/11/11 11:35 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#117 [主]
もっと大きく夢を持てばいいのにと誰かは言う。


未来を見なさいと
誰かは言う。



だけど私たちは、今目の前に立ちはだかる現実についていくのに必死で。

追いかけるのに精一杯で。


1日の、たった1日の売り上げを競い合う。

⏰:08/11/11 11:38 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#118 [主]
「ココチャン」


隣にはなぎさサン。


なぎさサンは何もなかったかのように話しかけてくる。


みなみサンの悪口を言いながら。


この前はみなみチャンに無視しろって言われたから‥と、人のせいにして。

私の前ではいい顔をする。

⏰:08/11/11 11:42 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#119 [主]
「みなみチャンがね」



私に構わず、みなみサンと仲良くしていればいいのに。


どうして人は、人を巻き込むんだろう。





「ココチャンの悪口言ってたよ」


みなみサンの悪口は止まらない。

私が返事をせず黙ったままだからか、なぎさサンは私の話を持ちかける。

⏰:08/11/11 11:46 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#120 [☆:)]
あげ

⏰:08/11/11 17:11 📱:821N 🆔:☆☆☆


#121 [なっち]
楽しみだからアゲる!

⏰:08/11/12 11:23 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#122 [主]
>>119続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「みなみチャンに嫌がらせメール送ってるんでしょ?」


無視し続けていたなぎさサンの言葉は、突然疑問系になる。


「‥は?」


私が食いつくのを分かった上での質問。



「みなみチャンがね、ココチャンからよく嫌がらせメール来るって。
ココチャンはそんな子じゃないのにね‥」

⏰:08/11/12 11:25 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#123 [主]
私がたまに送っていたみなみサンへのメール。



“最近はどうですかぁ?”

“うちは何とかボーズ(客が0)ないですよぉ(笑)”

最近はどうとか、
暇だぁ〜とか。

そんな内容をお互い送り合いしていた。



「Gclubは忙しいって嫌味ばっかり」

そうみなみサンは言っていると。

⏰:08/11/12 11:29 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#124 [主]
「゙ココチャンを育てたのは私なのに゙って」

「゙私が可愛がってあげたからGclubで通用してるのに゙って」

「゙どうせ枕でしか売り上げないのに゙って」


なぎさサンの話を止まらなかった。


私の心はかき乱されるばかり。

⏰:08/11/12 11:32 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#125 [主]
「みなみチャンひどいよねぇ」


「‥それ本当ですか?」


メールの内容も、全て知るなぎさサン。

みなみサンが言っているのは本当だろう。

なぎさサンが言う枕‥たかチャンの事だろう。

なぎさサン関係でそれを知っているのはみなみサン。


だけど‥どこまで本当の話か分からない。

⏰:08/11/12 11:36 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#126 [主]
みなみサンを信じたい自分。

けれど、私を無視したみなみサン。


メールの内容やたかチャンの件を話しているみなみサン。




何を信じればいいのか分からず

隣にいるなぎさサンに苛立ちも感じ


何もかも分からなくなる。

⏰:08/11/12 11:39 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#127 [主]
まだ時間は早い。


社長が来なかった今日はいつもより早くに店を閉めた。


まだルビーKは開いているはず。





「え‥ココチャン?!」


みなみサンに会いに行く。

みなみサンへの怒りだけで、私は立ち上がる。

⏰:08/11/12 11:42 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#128 [主]
なぎさサンの言ったことを、鵜呑みにする私もどうかと思う。


だけど、そんな事を考えるより、怒りだけが私を動かしていた。


我慢していた。

無視されようが、悪口言われようが。


だけど、限界みたい。


みなみサンに話を聞きに行く。

そんな感情はなく、

⏰:08/11/12 11:45 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#129 [主]
殴りたい。


ただそれだけだった。



私もどうかしている。

関係ないと言い続けてきたなら、今もほっとけばよかったんだ。




「ちょ‥ちょっと待って!!」

なぎさサンに腕を捕まれ振りほどこうとする。

⏰:08/11/12 11:49 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#130 [主]
>>110サン
>>120サン
>>121サン
ありがとうございますo(^-^)o梓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

⏰:08/11/12 11:50 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#131 [我輩は匿名である]
うわ〜楽しみ!!
ドキドキしてきた(・∀・)

⏰:08/11/12 12:32 📱:F906i 🆔:☆☆☆


#132 [主]
>>129続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「ちょっとっ‥どこ行くの?!」


「あんたが言った事本当か確かめてくる」


「ちょっと待ってよっ‥あっほら!!
Gマスも来たとこだし落ち着いて!!」


まだ早いこの時間にどうしてGマスがいるのか。

タイミングが悪すぎる。

⏰:08/11/12 16:25 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#133 [主]
「何してんの?」


落ち着いてって、巻き込み苛立たせてるのはお前だろと。


「Gマス‥ココチャンが‥ルビーKに行こうとして‥」


どうして私が巻き込まれなきゃならないんだと。


「ココチャン?どしたの?取り敢えず外出よ」

私はただ、みなみサンが好きなだけだったのに。

⏰:08/11/12 16:29 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#134 [主]
「Gマスッ‥私も行きますっ‥」


「お前は来るなっ!!お前の顔見てたら虫ずが走る」


M2のマスターは私の言葉にただ驚いている。


「‥‥‥ッ」

言い返せないなぎさサンを無視してGマスと外へと出る。

⏰:08/11/12 16:32 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#135 [主]
「あっチャン何があったの?」


狭い道に誘導され暗闇に二人きり。



「なんで私が巻き込まれなきゃならないんですか?!
面と向かって何も言えない奴らにっ」


今さっきなぎさサンに言われた事、みなみサンへの不信感、全てをGマスに話す。


Gマスは私の性格を誰より知っている。

⏰:08/11/12 16:36 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#136 [主]
「今から一緒にルビーKに行こう」



その変わり、水をかけたり手を出すのは絶対にするなと釘をさされる。


やっぱり私の性格を分かっている‥。



ルビーKへと向かう車の中では、ずっと私の手を握っていた。

落ち着いて‥と言わんばかりに。

⏰:08/11/12 16:40 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#137 [我輩は匿名である]
うざ
続き気になる

⏰:08/11/12 17:29 📱:SH906i 🆔:☆☆☆


#138 [主]
>>136続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ルビーKに着いた頃には、既に片付けをしている最中だった。




「ココチャン??」


Gマスと一緒な事に驚いている。


みなみサンとは、あの日、M2で無視されてから会っていない。

気まずさが伝わってくる。

⏰:08/11/12 21:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#139 [主]
「ねぇみなみサン‥私が話した話、なぎさサンに言いましたよね?」


どうしてかな。


さっきまで怒りで溢れていた気持ちが、悲しみに変わっているのは‥。


みなみサンの口から゙ごめん゙と聞けば、本当に裏切られたと実感してしまう。


チューリップを辞めて、また違う新しい世界で初めて私を可愛がってくれたみなみサンが好きだったから。

⏰:08/11/12 21:53 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#140 [主]
たくさんいるスタッフの中で、一人浮く私に優しくしてくれたのはみなみサンだけだったから。


一人外で煙草をふかす私の隣に来てくれたのはみなみサンだったから。


ルビーKからGclubに変わる時、止めてくれたのはみなみサンだったから。


私が全てを話せたのは、みなみサンを信用していたから。

みなみサンが好きだったから‥。

⏰:08/11/12 21:56 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#141 [主]
「ごめん‥」


人は人を裏切る。



「私の送るメール‥嫌味でしたか?
少なくとも私はそんなつもりありませんでした‥」


「え?ちょっと待って‥確かになぎチャンに喋ったのは事実やけど、あたしそんな事言ってないよ?」


つじつまが合わない。

⏰:08/11/12 22:00 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#142 [主]
「゙私が育てたのに゙」

「゙嫌味メールばかり送ってくる゙」


なぎさサンから言われた言葉をそのままリピートする。


゙枕営業゙

この言葉は言えなかった。



Gマスの前では‥。

⏰:08/11/12 22:02 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#143 [主]
私は卑怯だ。


゙枕営業゙


事実とも取れるその言葉だけは、Gマスに聞かれたくなかった。


さっきまで手を繋いでたGマスにだけは知られたくないと思った。



私は卑怯だ‥。

⏰:08/11/12 22:04 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#144 [主]
「あたしそんな事言ってないよ!!
てゆうか、あたしの悪口言ってたのはココチャンでしょ?」


゙みなみサンがうざい゙

゙みなみサンの男癖は酷すぎる゙

゙ルビーKなんかよりGclubのほうが忙しい゙


そう言ってたんでしょ?!

みなみサンはそう言った。

⏰:08/11/12 22:09 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#145 [主]
なぎさサンに‥





「踊らされたね」



私の心と同じ事をGマスが口にする。



「かき乱す主はなぎチャンか‥」


なぎさサンの目的が分からなかった。

⏰:08/11/12 22:14 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#146 [主]
>>131サン
>>137サン
ありがとうございますo(^-^)o梓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

⏰:08/11/12 22:16 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#147 [主]
>>145続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ユミチャンやコサカに、お客さんに踊らされてどうするのと言っておきながら、私がこんなんじゃ立場がない。




「‥なぎチャンを詰めるか」


そう静かに言ったGマスの目は笑ってはいなく、低く冷たい声だった。

背筋がゾクッとした。

初めて聞いた恐ろしい声に。

⏰:08/11/12 22:53 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#148 [主]
GclubとルビーKのトップをかき乱して仲を悪くする奴はいらない


そう呟くGマスを怖いと少し感じた。


だけど、なぎさサンが原因だとしても、私とみなみサンの仲は元に戻ることはないだろう。

みなみサンがなぎさサンに私のプライベートべーとを話したのは事実だ。

一度壊れた仲は元には戻らない。

みなみサンも分かっているはず。

もう仲良くご飯を食べる事も飲みに行く事もないと。

⏰:08/11/12 23:02 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#149 [主]
水商売で、女の友情なんてこんなもの。








「ねぇココチャン」


聞きたくなかった。

これ以上、みなみサンを嫌いになりたくなかった。

水商売に友情を求めていないと言った中、初めて信用したみなみサンに、これ以上‥。

⏰:08/11/12 23:06 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#150 [主]
「確かになぎチャンは嘘を付いてた。
けど‥」




聞きたくなかった‥









「あたしはあんたが嫌いやで。

最初から」

⏰:08/11/12 23:08 📱:W62H 🆔:☆☆☆


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