今は

まったく一人でお産に望んだ　母は強(笑)

山下と連絡がとれ入院したことだけを伝え生まれたことは言わなかった　　　　

病室に来た山下は眠そうな顔をしながら「まだ生まれそうもないのか？」　　　
私「ば～か腹ペッタンコだろ？(笑)」

山下「？生まれたの？」　山下は病室を出て新生児室へ行きしばらく帰って来なかった

帰ってきたと思いきやまた見に行って(笑)

あの頃は子煩悩で仕事も熱心だったね。

夜中の授乳も私が起きられなかったらミルク作って飲ませてくれてたっけ…　　　

○○が９ヶ月たった頃、第二子妊娠発覚！○○が1月の早生まれの為、学年は２つ違いだが年子みたいなもんだ(笑)

第二子も女の子名前は　　「☆☆」長女と漢字を一文字同じにしました。　　　☆☆は一才まで母乳しか飲まずお金かからない孝行娘　

お婆ちゃんよく遊びに来てくれてたね。

その頃からかなぁ　お婆ちゃん「まだら呆け」が始まったんだよね…　

うちに泊まりに来てくれて掃除をやり始めたお婆ちゃん。掃除機をかけたあとなのに何度も掃除機ずっとかけていたり　洗濯機があるのに手洗いでしかもシャンプーで洗ってた「←いい匂いだったけどね」　　　　

近所の人から民生委員に通報が入った

近所a「前田さんとこのお婆ちゃんが隣町まで自転車でふらふらしていたよ」　近所B「区役所に行き家に帰りたくないからお願いだからここにいさせて下さいって泣きながら職員に訴えてましたよ」とのことらしい。　

民生委員さんはお婆ちゃんの住む実家へ行き色々な質問を　お婆ちゃんにしたらしい　

その結果[かなり呆けが進んでいるみたい]と親戚の叔母へと民生委員から連絡がいったらしいや

何でお婆ちゃんが？ショックだった…

あたしまだお婆ちゃんに　美味しい煮物の作り方教えてもらってないよ　漬物もお裁縫だって　編み物だって…

何よりこれまでして貰った恩返ししていない

呆けの進行止まってお願い

ちびが生まれてからしばらくして実家から少し離れた老人施設へと入ったお婆ちゃん…
最初はよく面会にも行ってた　まだあの頃は私や子どものことも分かったし歩いていたんだよね　よく笑っていたんだよね

老人施設で東京音頭か何か分からないけど音楽がかかり　普段踊ったりしなかったお婆ちゃんが音楽に合わせて踊り出したらしい　　

勢いよく転んでしまい　　腰と背中を痛めて　　　　ここからが車椅子の始まりでした。

時は一緒の頃
山下の行動もおかしかった
仕事が終わってもなかなか帰って来ない

最初は『またパチンコか？ばかが』と思いながら　　先に寝ていた

毎日帰りが遅く会うのは朝だけ(笑)

気にも留めていなかった私だが　　ある時山下から　『ゆな‥実は借金があります』　

私『えっ?何それ‥』

山下『結婚当初からサラ金に五社‥』

全部で１５０万位あった　

山下はその頃知り合いの　風俗のポーターを誘われていたが家庭崩壊になるから私は必死に止めた

給料は良かったが
案の定、風俗嬢と浮気してたね

家に帰って来なくなった　たまに帰ってきても浮気相手『妙』の写真を枕の下に置いて寝てたね(笑)

あんなに子煩悩だった山下が　子どもらに『うるせーんだよ』って怒鳴ったね　

キスマークもつけて堂々としてたな