今は

私が早番勤務の時にカウンターで仕事していた時　　レシートを持って「ラッキーストライク一つ」と言われた後に　「終わったら電話して」と紙切れをよこし

家に帰ってもやる事ないし暇だったので仕事が終わり山下に電話した。

山下「今どこにいる？迎え行くからセブンイレブンの前にいて」

ゆな「はい分かりました」

失恋したての私は淋しさと元彼への思いで一人ではいたくなかったんだ…　　　

山下とはその日食事をしてカラオケに行き送ってもらった

翌日も山下に誘われ仕事が終わり迎えに来てもらい　ラーメン屋行き私一人飲んでその日はラブホに行った

寝ただけ(笑)

早番の時は2日に一度会うパターンで　いつしか山下の家にほぼ帰るような半同棲が始まった。

先にも書いたように私は　しばらく元彼を引きづり　山下の前で何度か涙を流した事がある　　そんな私を見て山下は「俺の事まだ見てくれないの？」って泣いてたね

山下と生活が始まり３ヶ月半を過ぎたころ
[あれ?生理が遅れてる…]

その日私は休みで山下は　新潟から帰って来る日だった　電話ではなく直接話そう…

山下が「ただいま～疲れたょ」

私「あのさぁ話があるんだけど先にお風呂入って」　

山下「何？気になるから先に話してょ」

私「生理が遅れてるんだぁ妊娠してるかも…」

山下「マジで？やった～♪女の子かなぁ☆」　　　　

私「てかさぁ、悪いけど悩んでる…」

山下「何を？産んで欲しいょ」
私はしばらく黙り考えさせて欲しいと伝えた。　　　

翌日仕事へ向かいお客さんが出したドル箱をジェットカウンターまで運び球を流し終わったあとに何か下腹が痛くなった。

トイレに行き下着を見ると少し出血していた…

出血を見て「ヤバイ流産してしまうかもしれない…　やはり元気な赤ちゃんを生みたい」と、とっさに思った私は　同僚に実は今妊娠していてさっきトイレにいったら少し出血してしまった事を伝えた　
　その日は平日でそんなに混んで居なかったので早退させてもらい友達に付き添ってもらい産婦人科へ行った。先生「妊娠２ヶ月の終わりです。この出血は生理の残りみたいな物で流産しかかってる訳ではないですょ」
その言葉を聞き安心した

家に久々帰りお婆ちゃんに私「お婆ちゃん、私今妊娠してる…来年1月が予定日だって」

お婆ちゃん「そうか、良かったな幸せになるんだよ」

そう言ったお婆ちゃんは　どこか淋しそうだったね。

山下にも産む決意を伝えたら飛び跳ねて喜んでいたねあの時の山下の喜びも全部芝居だったのかよ？(笑)

妊娠５ヶ月になりお腹も大きかったしパチンコ屋の空気が悪いので退職しました

生まれるまで暇だったので内職をしたりゲームをやったり掃除ばかりしていた　

臨月になり友達が遊びに来てくれ一緒にゲームをしていて友達が帰り内職を始めようと立ち上がったら…　
破水してしまった

すぐに病院に電話をして　情況を説明し　山下に電話したが電波が届かず…　　

遊びに来てくれた友達家に電話しておばさんが出た　私「今、帰ってる途中だと思いますがさっき私、破水したのでこれから病院に向かいますね。お伝えください」
おばさん「わかったよ、気をつけてね」電話を切りタクシーを呼び病院へ行った

病院に着き荷物をおろし　内診してもらい病室まて案内されて腰を下ろす。　　　

さっき別れた友達がお見舞いに来てくれて半泣き状態だった。

友達「なんで私のところに電話しないのよぉ」

私「心配しちゃうと思ったからさぁ…まだ痛くないし初産だから時間かかるだろうから(笑)」

友達「あんたらしいね」