言葉

叫びだした彼女｡
しゅうが､頭にあった手をとり､手を握る｡

｢嫌だ!!離して!!｣

暴れる彼女を必死に止めるしゅう｡

｢落ちつけよ｡｣

泣き止まない彼女｡
しゅうがあたしの方を向く｡

｢悪い｡帰って｡｣

｢しゅう､帰れなんて…｣

｢うるせぇな｡早く帰れ!!｣

お母さんがしゅうに何か言おうとしたが､しゅうは無視し怒鳴った｡

あたしは､鞄を取りリビングを出た｡

彼女とすれ違う時､彼女を少し見た｡
泣きながら､あたしを睨んでいた｡

家を出て､あたしは歩きながら自分の家に向かった｡

彼女いつもあんななの？
しゅう大丈夫かな？

｢帰って｣の言葉｡
あと怒鳴られたな｡

初めまして！今、一気に読みました

とても読みやすいし内容が深くていいです

更新がんばってください。楽しみにしてます

☆

この小説好きｯ

*ﾟ

頑張ってね

>>347 ぷーたさん

応援ありがとうございます

また夜更新します

>>348 彩さん

好きとかありがとうございます

また夜更新します

ちょっと時間があるので

ビックリしたな｡
しゅうに怒鳴られたの｡

それにショックだった｡
しゅうが彼女の手を握ってた｡
しょうがないけどさ…

あたしが握りたいよ｡

そんな事を考え､泣きながらあたしは歩いた｡

｢あい!!｣

しゅうだ｡
後ろから声がする｡

でも振り向きたくない｡
泣いてるから､顔見られたくない｡

｢おい｡｣

腕を掴まれ…でもあたしは振り向かない｡
涙が出てくるだけ｡

しゅうがあたしの前に来て､顔を覗いてきた｡

嫌だ…見ないで｡

｢あいごめん｡怒鳴ったりして｡来てくれたのに､本当ごめんな｡｣

あたしは首を振った｡
掴むしゅうの手を離そうとしたけど､離さないしゅう｡

涙が止まらない｡

そのまましゅうは､腕を引っ張り､あたしを抱きしめてきた｡

｢泣くんじゃねぇよ｡お前バカかっ｡｣

泣き止んでと､頭を撫でてくるしゅう｡
こんな事しちゃダメだけど､離れたくない｡

｢あい､やり直そ？｣

そう言ってきたしゅう｡
あたしはしゅうを見る｡

｢やっぱお前じゃなきゃダメなんだよな｡自分勝手でごめん｡でも､あいと戻りたい｡｣

しゅうがキスをしてきた｡
一瞬触れたぐらいのキス｡

あたしはしゅうを見つめる｡