俺が一番と思った女★3★
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#63 [しゅん]
「お前に会いてぇの我慢できんやったけ会いに来た。
そんな泣くなよ。」
『何でおるん…』
目の前におるんにまだ電話で話す未来。
「だけ、会いてかったんちゃ。お前に。
降りてきて」
未来は目に涙をいっぱいためて、俺の前に現れた。
「嬉しいで泣きよんやろ?
久しぶり会ったんやけ、笑顔見せてや。
車乗れ!」
そう言って、車を走らせた。
:09/04/11 14:36
:PC
:bxuvmjbQ
#64 [しゅん]
俺のサプライズ。
っちゅーか、俺が会いたかったけん来ただけなんやけどね。
あんだけ、大丈夫っち言いよったんにやっぱ寂しかったんやなっち思って、何か俺も切なくなった。
一ヶ月間溜まりに溜まった話を一気にする。
お互いがマシンガントークだった。
こうやって未来と会っていると、
一ヶ月間ろくに連絡を取っていなかったのが、嘘みたいに思えて不思議だった。
:09/04/11 14:37
:PC
:bxuvmjbQ
#65 [しゅん]
その日、夜中までブラブラして未来を家まで送った。
ちょっとしか会えんやったけど、会ったことで気持ち的にも楽になったし
また頑張ろうと気合も入った。
未来が隣におるだけで、俺はパワーが出る。
会わん日が続いても、それはそれでやっていける。
寂しいけど。
でも、会えばやっぱ未来と一緒がいい。そう思える。
:09/04/11 14:37
:PC
:bxuvmjbQ
#66 [しゅん]
愛はパワーだよ!
その通りやな。
一時、未来の中ではやっていた言葉。
何かのドラマのセリフらしい。
冗談交じりで連呼する未来を見て、俺は「しゃーしぃ!」っち突っ込みながらも
その通りやと心の中でそっと納得していた。
:09/04/11 14:38
:PC
:bxuvmjbQ
#67 [しゅん]
そして、嵐も就活本番を向かえ、かなり気合が入っていた。
結構、内定もらっとったし嵐が頑張った結果やな。
そん中でも大手企業に目をつけてもらい、そこに就職することが決まった。
そりゃーでけぇ会社。
まじ知らん人おるん?っちぐらいの大手。
さすが嵐やなー。
俺だって普通に就活しよったら受かったはずやけど!笑
まぁ、地元から動くことはないっちゅー約束でそこに決定したんやけどね。
あと、野球のリーグに入るっち条件付。
俺ら地元・野球ラブやから。笑
そこまで運ぶ嵐君。
やっぱ口がうまいわー。
内定したのはいんやけど、一気に学校に来る日が減っていった。
:09/04/11 14:41
:PC
:bxuvmjbQ
#68 [しゅん]
そんな中、一次試験の結果発表。
部屋に一人、俺はパソコンの画面の前に座っている。
試験終わった当時は自信満々やったんに、時間が経った今はかなりの自信喪失。
このままダラダラしても、時間の無駄と決意し、思い切って画面をクリックした。
:09/04/11 14:42
:PC
:bxuvmjbQ
#69 [しゅん]
自分の受験番号を探す。
・・
・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
「あった!!!!!」
部屋には誰もおらんのに、一人叫んでしまった。
:09/04/11 14:43
:PC
:bxuvmjbQ
#70 [しゅん]
そして、速攻未来に電話する。
俺がもしもしを言う前に、未来は受話器から
『どうやった?』
そう聞いてきた。
「落ちた。」
『…うそやん』
「うっそー!受かったちゃ!!」
『はぁー???バカ!何で嘘つくん!!』
「俺が落ちるわけねぇやん」
『よかったー!!!』
「まぁ、こんなもんやな」
『ほんとよかったね。そんな強がり言いよるけど、実際見るときはドキドキしたくせに』
見透かされている自分が恥ずかしくなり、未来の言葉に
「うるせーちゃ!」
しか返せなかった。
:09/04/11 14:44
:PC
:bxuvmjbQ
#71 [しゅん]
『お祝いしよーね』
「まだ、一次受かったっち言って先生なれるわけやねぇんやけ!
二次受かったら、祝ってや」
『とりあえず、一次お祝いせな!』
「何かそれー」
『嵐に連絡した?』
「いや、お前に即効電話したけん。
今からする。」
『あたしが一番?』
「あたりめぇやん!一番に伝えたかったのはお前しかおらんやろ!」
未来の笑い声が受話器から聞こえ、未来が嬉しそうにしているのが目に浮かんだ。
『じゃあ、今週末デートしてね!』
「おう!また連絡するな!」
『わかった』
:09/04/11 14:45
:PC
:bxuvmjbQ
#72 [しゅん]
その週末は未来が俺ん家に来て飯を作ってくれて祝ってもらった。
夏休みで授業自体はねぇんに、今度は、二次試験に向けての勉強もせんないけんやったし大忙し。
家はテレビとか誘惑が多いけん学校で勉強するのが俺の日課になっていた。
夜は居酒屋のバイト。
嵐と顔を合わせるのは、ここだけやった。
それでも、試験があるけ回数を減らしてもらっていた。
何か、野球しよった時のがゆっくりしていた気がする。
最後の学生生活を思う存分楽しむ。
そんな生活とはかけ離れた生活。
あの時の俺は二次試験の為に気が狂ったように勉強していた。
:09/04/11 14:47
:PC
:bxuvmjbQ
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