俺の愛した女は風俗嬢.
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#1 [亮太]
お前は汚くなんかないで
最高に綺麗で…最高の女
>>2 アンカ
>>3 感想板
:09/06/12 03:41 :P905iTV :Cem1CHC6
#2 [亮太]
:09/06/12 03:44 :P905iTV :Cem1CHC6
#3 [亮太]
:09/06/12 03:44 :P905iTV :Cem1CHC6
#4 [亮太]
俺、亮太。当時21歳
高校退学になってから先輩のつてで鳶職
当時もずっと鳶続けてた
そんな俺の恋物語…
:09/06/12 03:48 :P905iTV :Cem1CHC6
#5 [亮太]
いつものように仕事…
毎日つまらんわー
その日の仕事が終わってから先輩に飲みに連れて行かれた。
行きつけの居酒屋。
2時間もすれば先輩はぐずぐずの酔っ払い。
俺がタクシー捕まえて先輩を送り届ける
いつもの事。
…でも今日は違った
:09/06/12 03:52 :P905iTV :Cem1CHC6
#6 [亮太]
「よっしゃ!亮太ホテル行こか!デリ呼ぶで!」
は…?
俺はデリなんて呼んだ事ない。勘弁してくれよ
俺溜まってねーし
:09/06/12 03:53 :P905iTV :Cem1CHC6
#7 [亮太]
そんな先輩に引きずられ近くのラブホ
部屋を2つ選んで先輩は
「ワシが呼んどいたる!部屋で待っとれ」
そう言うとそそくさ部屋に入って行った
しゃあなしに俺は点滅してる部屋に入った
:09/06/12 03:56 :P905iTV :Cem1CHC6
#8 [亮太]
これがお前…
七海との出逢いやってんな。
:09/06/12 03:59 :P905iTV :Cem1CHC6
#9 [亮太]
俺はどうしていいか分からず…まあテレビ見ながら煙草吸ってた
20分後
「ピンポーン」
と部屋のインターホンが鳴った
俺、素で焦った。笑
:09/06/12 04:01 :P905iTV :Cem1CHC6
#10 [亮太]
ちょっとドキドキしながら開けると小さい女の子が立ってた
「こんばんは」
とにっこり笑顔
俺は
「あっどーも」
そう行って女を中に入れた
入ってすぐ「七海です」
と軽く自己紹介された。
当時、七海は18歳
身長157ゆーてたな?確か笑
第一印象はとりあえず
ちび
:09/06/12 04:04 :P905iTV :Cem1CHC6
#11 [亮太]
俺は184あるからちびとしか思えない
まぁ可愛らしい女の子だった
「時間どうされますか?」
って…知らねーよ笑
先輩に何分で入ったか電話したら90分で入ったとの事。
合わせて俺も90分にした
「21000円になります」
ってたけーよ笑
財布から金を取り出し七海に渡した
:09/06/12 04:09 :P905iTV :Cem1CHC6
#12 [亮太]
今日は一旦ここで切ります。
:09/06/12 04:10 :P905iTV :Cem1CHC6
#13 [亮太]
寝れないので続き書きます
―――――――――
「ねぇ何歳?若いやろ?」
この子笑顔可愛いなーなんて思いつつ
「21やで。自分のが若いやろ?」
「やっぱ?うち18やで」
一瞬俺犯罪…?ってビビったけど違うよな笑
「お風呂貯める?シャワーにする?」
と聞かれ俺は
「いや…何もせんでええよ。俺先輩に連れて来られただけやし」
そう言うと七海はちょっと考えて
「じゃあお話しよ」
そう言ってまた笑った
くそー
可愛いぞ笑
:09/06/12 05:42 :P905iTV :Cem1CHC6
#14 [亮太]
「名前聞いてもええ?」
「亮太やで」
「じゃあ亮太君で。
亮太君の話聞かせて?」
そう言われて俺は簡単にまとめて自分の話をした。
「うん、うん」と相槌をうちながら聞いてくれる七海を見て何故か安心した…
俺も七海の話を聞いた
でも昔の事を話す七海は上の空?みたいな。
こいつ辛い過去持ってんやろか?何て思いよったら左手首の傷が目に入った
:09/06/12 05:51 :P905iTV :Cem1CHC6
#15 [亮太]
何個か切った跡があったけどまだ新しい傷もある
「答えたくなかったら何も言わんでええ。この傷どしたん?何か辛い事あんねんな?やっぱ仕事か?」
そう言うと七海は一瞬え…?って顔をして手を隠した
「ごめんな。気に障るような事言って。」
七海は横にぶんぶんと首を振って
「お客さんに話してる時気付かれたの初めてでちょっとびっくりした。皆あたしの事は抜く為の玩具としか見てないから…」
そう話す七海はほんまに辛そうでした
:09/06/12 05:58 :P905iTV :Cem1CHC6
#16 [亮太]
目に涙いっぱい溜める七海を見て
つい抱き締めてしまった
:09/06/12 05:59 :P905iTV :Cem1CHC6
#17 [亮太]
「俺がなんぼでも話聞いたる。俺を客としてじゃなくて友達感覚でみてよ。ほんなら話せるやろ?」
そう言って頭を撫でると七海は何度も頷き静かに話し始めた。
:09/06/12 06:04 :P905iTV :Cem1CHC6
#18 [亮太]
七海には16の頃から付き合ってた男が居た。でも七海が18になる少し前に男の借金が発覚。別れようと思い男に別れを告げると男は豹変。
殴る蹴るの暴力のあとに腕に煙草を押し付けたり(いわゆる根性焼き)して来たという。典型的なDVだ。
:09/06/12 06:08 :P905iTV :Cem1CHC6
#19 [亮太]
男は泣き叫ぶ七海を見て急に「ごめん…もう絶対こんな事しないから!」と泣きながら謝って来た。これもDVの特徴やね。
でもそれからは酷くなる一方。むしろDVと言うよりただの暴力だ
七海が怖くて何も言わないのを言い事に暴力は激しさを増すばかり。七海は男に
「どうしたら解放してくれる…?」
と聞くと男は自分の借金を全部返せと言い出した
合計680万
:09/06/12 06:13 :P905iTV :Cem1CHC6
#20 [亮太]
「そんな大金無理だよ…」
と言う七海に男は
「風俗でも何でも行けや!」
と言いまた殴る蹴るの暴行…
七海の有無も聞かず男の知り合いの店(今働いてる店)に連れて来られた
そして今はしたくもない仕事をして借金を返してると言う。
俺は涙が出そうやった
:09/06/12 06:18 :P905iTV :Cem1CHC6
#21 [亮太]
七海は無言で服を脱ぎ始めた。
俺は「ちょい待て!お前何しよん?」
七海は下着姿になり後ろを向いた
俺は絶句した
七海の背中には数えきれない程の傷ややけどの跡
「全部その男にやられた」
と七海は涙を流してた
:09/06/12 06:22 :P905iTV :Cem1CHC6
#22 [亮太]
なんで女の子にこんな事するんや…信じられん。
もしかしたら同情かもしれん。でもほっとけんかった。助けてやりたかった
俺は七海にそっと服を掛けてまた抱き締めた
「辛いな。俺に出来る事は一つしかないけど力になるで」
:09/06/12 06:26 :P905iTV :Cem1CHC6
#23 [亮太]
「え…?」
と言い七海が振り返った
「俺は何もしてやれんけどお前の売上に貢献する事は出来るで
早く借金返してこんな仕事辞めようや」
「そんな事頼めない。亮太君はちゃんと自分の人生送って」
「俺の人生やで?好き放題やるわいや
気にすんな」
何でこの女に対してこんな事思ったんかは知らん笑
あって一時間も経ってないのにね。人間ってよう分からんな笑
:09/06/12 06:32 :P905iTV :Cem1CHC6
#24 [亮太]
七海は泣きながら「ありがとう…」
と何回も言いよったな
そんなこんな話してる内に10分前コール
うぇ?!時間経つん早っ
七海の顔見ると化粧ボロボロ笑
「はよ化粧直しいや笑」
そう言って笑いあった
これが俺等の始まり
:09/06/12 06:37 :P905iTV :Cem1CHC6
#25 [亮太]
仕事行くので一旦切ります。
言い忘れてましたが自分大阪と広島に住んでたんで方言ごっちゃになってます
読みにくくてすいません。なるべく標準語で書くよう努力しますんで。
ではまた更新します
:09/06/12 06:40 :P905iTV :Cem1CHC6
#26 []
あげっ!
:09/06/12 19:28 :SH906iTV :☆☆☆
#27 [亮太]
>>26さん
あげありがとうございます
少しですが更新します
:09/06/12 19:56 :P905iTV :Cem1CHC6
#28 [亮太]
それから七海とホテルの入口でばいばいした。
先輩に電話すると泊まって帰るとの事。俺はタクシー捕まえて家に帰った
家に入ると愛犬のポメラニアン♀かんながいつものように俺を出迎えてくれた
:09/06/12 19:58 :P905iTV :Cem1CHC6
#29 [亮太]
「かんな〜ただいま
遅くなってごめんな」
そう言って抱き抱えるとかんなは「ワン!」と言って顔を舐めてくれた
可愛い俺の唯一の家族…
:09/06/12 20:02 :P905iTV :Cem1CHC6
#30 [亮太]
風呂に入りながら頭に浮かぶのは七海の事…
初対面の何も知らない女に
俺は恋をしたんだ
:09/06/12 20:08 :P905iTV :Cem1CHC6
#31 [亮太]
次の日起きて仕事に行った
てか俺…七海の店の名前知らねーや。
連れてってもらった先輩に聞くと
「おっ亮太はその子にハマっちゃったか〜?」なんて茶化しながらも教えてくれた。
その日からバリバリ働いた俺
ヤれる女(セフレ)なんていくらでも居た。メモリなんてほとんど女…
それを全部消してアドレスも変えDSで番号も変えた
何故そこまでしたのか自分でも分からん笑
:09/06/12 21:13 :P905iTV :Cem1CHC6
#32 [CHI-]
呼んでます〜(*^-')b
続き気になる´∀x
:09/06/13 00:31 :W61SH :☆☆☆
#33 [亮太]
>>32さん
ありがとうございます
続き書きます
:09/06/13 02:14 :P905iTV :k5U5g0xs
#34 [亮太]
七海に逢ってから3日経った
その日は休みで昼過ぎまで寝てたら携帯の着信音で目が覚めた。
相手は親友の健。
「あ?」と愛想なく出る俺とテンション高い健。
「寝よーた?今から亮太ん家行くけ」
それだけ言って一方的に切られた。
起きようと思ったけど睡魔には勝てねーよな笑
:09/06/13 02:19 :P905iTV :k5U5g0xs
#35 [亮太]
しばらくするとまた携帯の着信音と家のインターホンが連呼される音とかんなの鳴き声で目が覚めた。
おっとーしくった笑
急いで玄関を開けるとイライラオーラ全開の健
あちゃー笑
「わり。寝てた」
「煙草と飯おごってな」
そう言ってにーっと笑う健が心の底から憎かった笑
:09/06/13 02:25 :P905iTV :k5U5g0xs
#36 [亮太]
「いきなりなんだよ?」
と煙草に火をつけながら健に聞くと
「亮太さ、まゆとか愛とかその他もろもろ…女ぶちったん?」
今出て来た名前の女等はセフレ
「あー全部メモリ消した」
「は…?あっ亮太熱ある?!」
俺のおでこを触って「いや、ないな…えっでも何で?えっ?」
っと一人テンパる健
そりゃそーだ。
暇さえあれば2人でナンパに出掛けて適当に女捕まえてヤりあげてたしな笑
まあ、俺はヤリチンだ
:09/06/13 02:30 :P905iTV :k5U5g0xs
#37 [亮太]
健に七海の事話すか迷った。
でもやっぱ健は俺の親友だし相談とかもしたかったから七海の事やメモリ消した理由など全部話した
「亮太が本気なら俺は応援する。でも騙されてるって事はないよな…?」
なんて心配そうに言う健
それは最初俺も思った。
でもあれが全部演技なら七海は相当な役者だよ笑
それにどうしても嘘には思えなかった
「大丈夫、大丈夫。」
「なら俺は応援するぜ」
そう言ってくれた。
健、ありがとな
:09/06/13 02:36 :P905iTV :k5U5g0xs
#38 [亮太]
「でも亮太が一人の女にそこまで惚れるなんて信じらんねーな
ヤリチン亮太君がね〜…ふーん…むしろ笑えるな」
「どつくぞ」
健はわりぃわりぃとか言いつつ気付いたら夢の中へ旅立ってた
こいつどんだけだよ…笑
:09/06/13 02:39 :P905iTV :k5U5g0xs
#39 [亮太]
俺は冷蔵庫の中にある物を適当に食べてから健を置いてかんなと散歩に出掛けた。
いつもの公園でかんなとフリスビーで遊んでたら…
「あれ…?七海?」
そう、俺の大好きな人が居た
:09/06/13 02:44 :P905iTV :k5U5g0xs
#40 [亮太]
俺はすぐかんなを抱き抱えて七海の元に行き肩を叩いた
振り向いた人はやっぱ七海
こんな事あっていいのかよ…神様が居るならすげー感謝
:09/06/13 02:46 :P905iTV :k5U5g0xs
#41 [亮太]
「亮太君じゃん!」
にっこり笑う君は天使ですか笑
七海はすぐかんなに気付いて
「きゃー可愛い!男の子?女の子?」
と興奮気味に聞いてきた
「女の子。かんなやで」
そう言うと
「かんなちゃんか〜可愛いね。抱っこしてもいい?」
と目を輝かせながら聞いてきた。見てる俺は幸せな気分になれた
かんなをそっと渡す
ニコニコしながらかんなを撫でる七海に見とれてしまった
:09/06/13 03:31 :P905iTV :k5U5g0xs
#42 [亮太]
それから2人でベンチに座りながら話した
「ってか店の外でお客さんと話したら駄目なんよ」
「えっ何で?」
「店の決まりみたいなもん」
「俺何も知らんかって普通に話掛けてもたわ。わりぃ」
「亮太君はいいよ」
何か俺だけ特別な気がして嬉しかった
:09/06/13 03:35 :P905iTV :k5U5g0xs
#43 [亮太]
俺は一人舞い上がりながらかんなの事や健の事を話してた。他にも七海の話を聞いたり幸せな時間が流れてた。
20分位話してたら七海が時計を見ながら
「やばい。帰らなきゃ。今日も仕事なの…」
沈んだ顔でそう話す
「今日逢いに行くな。」
「え…?」
「絶対行く。じゃけ無理せず頑張るんよ。約束な」
そう言って小指を差し出すと七海はにっこり笑って小指を絡めてきた
「「約束」」
俺この時絶対顔きもかったよ笑
:09/06/13 03:52 :P905iTV :k5U5g0xs
#44 [亮太]
七海はかんなを撫でてから俺に
「じゃまたあとでね」
にっこり笑って帰って行った。
こんな事ってあるんだな…俺超幸せだよ
コンビニに寄ってからかんなと家に帰宅。
健はまだ夢の中
俺はさっきの事を話したくて寝ている健を蹴って起こした笑
:09/06/13 03:56 :P905iTV :k5U5g0xs
#45 [亮太]
不機嫌な健とご機嫌な俺。
いつもと立場正反対だな笑
さっきの事を話してすっきりした俺はシャワーを浴びて髪をセットした
気付けばもう19時。
着替えて健と街へ飯食いに出た
:09/06/13 04:02 :P905iTV :k5U5g0xs
#46 [亮太]
いつものラーメン屋に入ろうとしたら健が
「亮太の奢りやにラーメンとかもったいねーし。肉食い行こ」
とルンルンで歩く健。
一発殴ったろか思ったけど今日くらいええか…なんてらしくない俺
てかさ、
男2人で焼肉ってどーよ笑
:09/06/13 17:33 :P905iTV :k5U5g0xs
#47 [亮太]
まっ焼肉屋について久し振りの肉にがっつく2人。
飲んで食って気付けば22時前。
俺は七海んとこ行くつもりじゃったけ会計を済ませてタクシーに健を詰め込んで運転手に健の家の住所を伝えて見送った。
わりぃな健。笑
:09/06/13 17:37 :P905iTV :k5U5g0xs
#48 [亮太]
少し肉屋の外で酔いを覚ます。
それから七海の店に電話。何か知らんけどすげー緊張した笑
数回呼び出した後、愛想のいいお兄さんが電話に出た
七海は今接客中で30分後に空くとの事。予約して俺はホテルに向かった
ラブホに一人で入るって何か勇気いるよな笑
:09/06/13 17:42 :P905iTV :k5U5g0xs
#49 [亮太]
部屋に入ってもう一回店に電話し、部屋番号を伝えて切った
冷蔵庫からビールを取り出しテレビ見ながら時間を潰す
:09/06/13 17:44 :P905iTV :k5U5g0xs
#50 []
頑張って―:09/06/14 13:54 :N906i :2HUcOQUg
#51 [恵美]
:09/06/15 00:18 :SH906i :fF7qxXnQ
#52 [亮太]
遅くなってすいません
ちゃん・恵美ちゃん
どうもありがとう
頑張ります
:09/06/16 01:07 :P905iTV :1z.f9Ygk
#53 [亮太]
30分位して部屋のインターホンが鳴った
俺の心臓はうるさいくらいバクバクしてる。てかドキドキ?まっどっちでもいい笑
ドアを開けると
俺の愛しい人が笑顔で立ってた
:09/06/16 01:10 :P905iTV :1z.f9Ygk
#54 [亮太]
「よっ」
なーんて平然を装って言った
「本間に来てくれたんじゃ!ありがとね」
んーやっぱその笑顔最高っす
てか恋すると相手が何しても可愛く見えるのは俺だけ?笑
:09/06/16 01:13 :P905iTV :1z.f9Ygk
#55 [亮太]
まっそんな事はさて置き、
「時間どうする?」
「あー120分で。」
「えっ本間にええの?」
「ええで」
「ありがとう!」
俺はこの店で一番長いコースにした。120分のあとは30分ずつ延長らしい。
てか120分29000円とかなかなか痛いね。でも七海と居れるならえっか〜なんて単純な俺
:09/06/16 01:17 :P905iTV :1z.f9Ygk
#56 [亮太]
てか俺の中の約束事が3つある
1.七海に手を出さない
2.来た時は120分で入る
3.仕事は死ぬ気で働く
あっどーでもいいって?
失礼しました笑
:09/06/16 01:21 :P905iTV :1z.f9Ygk
#57 [亮太]
この日はいろんな話をした。
お互いの育った環境や俺のヤンチャ時代の話、七海が飼ってる猫の「ジョン」の話、今までの恋など…
本間に楽しい時間を過ごした
でも…たまに七海の見せる悲しそうな顔が頭から離れなかった
:09/06/16 01:24 :P905iTV :1z.f9Ygk
#58 [亮太]
七海が言った
「何でうちの為にここまでしてくれるん…?」
「何でやろな」
「ちゃんと答えてや」
「俺が今その答えゆーたらお前は困ると思う」
「…」
「そんなに聞きたいんけ?」
「聞きたい!」
即答かよ笑
「俺な…
:09/06/16 01:34 :P905iTV :1z.f9Ygk
#59 [亮太]
逢って間もない奴好きになってん。とんでもねー話やろ笑
そいつの名前は伏せるけどな、今気持ち伝えてもどーもならん事くらい分かっとる。じゃけそいつに俺の事ちゃんと知ってもらえるまで何もゆわん」
あちゃー…バレバレやん笑
これで気付かん奴なんかいねーよな。後悔。
:09/06/16 01:37 :P905iTV :1z.f9Ygk
#60 [亮太]
ほんなら七海は涙を流しながら
「ありがとう…」
と言ってきた。俺は
「何で泣いてんねん!どしたんやろな〜いい子いい子」
なんて白々しく言いながら頭を撫でてやった
:09/06/16 01:39 :P905iTV :1z.f9Ygk
#61 [亮太]
あーだこーだしているうちに10分前コールが鳴った。
「早っ。どんだけやねん」
なんて一人文句言う俺どーなん笑
七海と一緒にホテルを出る。
この瞬間が一番嫌いだ…
七海が帰り際小さく折った紙を俺のポケットん中に突っ込んで来た
「なんやねん?」
その紙切れを出そうと思ったら七海が
「あとから見て!」
って。へいへい笑
七海とバイバイして家に帰った
:09/06/16 01:46 :P905iTV :1z.f9Ygk
#62 [亮太]
家の近くになるとおかしな事に気付いた。
当時3階建てのアパートの3階の角部屋に住んでた。
帰宅途中見えるのはベランダの方。
何故か俺の部屋から光がもれてる…家出る時ちゃんと消したけど消し忘れたかな?なんて思いながら玄関の前に到着
鍵をポケットから出そうと思ったら…ない!
あちゃー落としたかな…
俺はイラついて玄関を蹴った
そしたら中から足音が。ドスドスと玄関の方に向かって来る。俺は思わず後退りした
んで玄関が勢い良く開いた
中から出てきたのは…
:09/06/16 04:19 :P905iTV :1z.f9Ygk
#63 [亮太]
まさかの健。笑
「ワレ何しよんな?笑」
「亮太が俺を勝手にタクシーに詰め込むからだろ」
「何で鍵持ってんだよ」
「んー?あっそん時亮太のポケットから抜いたなり♪」
「なり♪じゃねーよ笑」
「立ち話も何やし上がる?♪」
「どつくぞ笑」
と蹴りを二発かましといた
:09/06/16 04:24 :P905iTV :1z.f9Ygk
#64 [恵美]
:09/06/17 00:15 :SH906i :JLo9TSb2
#65 [ルィ]
なんかいぃ話
純愛ですなぁ〜続き気になります
てかデリしてる子って本当いろんな悩みとかもってる人多いから…それももちろん好きでこの仕事してる人なんてほとんどって言って言いくらいいないし
辺見もつ人いるけど
できたら暖かい目で見守ってほしぃ…
と思う
この話完結最後まで頑張って
:09/06/18 17:36 :D704i :JrsVNWL2
#66 [闘莉王]
したくてデリしてる奴いないって?
したいからしてるんだよ
結局誰にでも体売れるよーな女って事
どんな理由があるにせよ普通の女はしない
借金があったとしても体売れば早く返せると思って喜んで脱いでんだよ
:09/06/18 23:50 :F01A :☆☆☆
#67 [我輩は匿名である]
:09/06/19 00:31 :SH905i :qjB50Tpk
#68 [ゆ]
66さん
偏見だよ、それ
それに人の好きな人、馬鹿にしない方がいいよ。 貴重なスペース使ってすみません
:09/06/19 01:24 :D905i :aWob6xeA
#69 [亮太]
わ
来てない間に…
>>66さんはオーダーさせて貰いました
ルィさん
コメントありがとうございます
でも風俗業はやはり偏見がたくさんあります。理解出来ない人も多いと思います。なのでそのような書き込みはこれからは感想板にお願いします。
>>67さん
>>68さん
ありがとうございました
:09/06/19 02:36 :P905iTV :tocDQ95.
#70 [亮太]
続き書きます。
――――――――――――
とりあえず健ほったらかしてかんなの元へ。
いつものように「ただいま」と言ってかんなと遊んでたら後ろから健が
「痛ぇよ馬鹿!」
とか何とか叫んでたけど俺シカト笑
「ってか何やねん?何しに来たん?」
「あ?別に何もねーよ
…まっ泊めてけ♪」
本間こいつ何やねん
でもやっぱ健だけは恨めない。
俺の自慢の親友だ。
:09/06/19 02:55 :P905iTV :tocDQ95.
#71 [亮太]
あっそういえば紙…
俺は思い出してポケットから取り出し中身を読んだ。
゛本間にありがとう…
これメアドと番号。
店ではお客さんとの
連絡先交換はNGやけん
内緒でよろしくね!
いつでも連絡してな。
090-××××-××××
〜〜〜@docomo.ne.jp゛
ん…?
俺は何回も内容を見返してやっと意味が理解出来た
「よっしゃー!!!」
と叫ぶ俺に健は
「えっ何?頭イカれた?平気?」
なんて言いつつテンパってた笑
こん時、本間に嬉しかったわ
:09/06/19 03:02 :P905iTV :tocDQ95.
#72 [亮太]
まっ落ち着いてからさっそくメールしてみた。
「亮太やで!連絡先ありがとな
まだ仕事中か?あと俺の携番も教えとくから登録しといてな。何かあったらいつでも連絡しや
090-××××-××××」
こんだけの文章考えるだけで30分は掛かったな笑
健に茶化されながらもやっと送れた
:09/06/19 03:08 :P905iTV :tocDQ95.
#73 [亮太]
それから健と飲み直しながら語りあげた。俺は酔いのせいか今日の事ひたすら健にノロけてた笑
健は「うざ〜」なんて言いながらもニコニコしながら話を聞いてくれた
メール送って20分くらい経った頃俺の携帯が鳴った。
メール送った後、七海のアドと携番を登録する時メール受信音も設定した
倖田來未のPearl Moon
女々しいって?やかましいわ笑
:09/06/19 03:13 :P905iTV :tocDQ95.
#74 [亮太]
Pearl Moonが流れたからすぐ七海やと分かり携帯に飛び付く俺は恋する中学生かって感じですよね。
「メールくれたんや!今仕事終わって帰ったとこ。疲れた〜あっ今日は来てくれてありがとう!」
絵文字のいっぱい入った可愛らしいメールに自然と俺の顔も緩んだ。
(一応小説なんで絵文字は抜いてます)
それから何通かやり取りしてる内に俺は夢の中に旅立ってしまった
:09/06/19 03:18 :P905iTV :tocDQ95.
#75 [恵美]
主サン頑張って書いてくださぃね
:09/06/21 12:05 :SH906i :W0HsJW7g
#76 [昌子]
いつも楽しみしてます
:09/06/21 12:53 :W62SH :q29kXPZ.
#77 [亮太]
恵美ちゃんいつもありがとな
頑張るでー
晶子ちゃん
ありがと
頑張ります
最近忙しくてなかなか更新出来なくてすんません
明日からまた書くので見てやって下さい
:09/06/23 02:20 :P905iTV :wJ/sj5R.
#78 [亮太]
朝いつものように起きて携帯見たら七海からメールが2通入ってた。
1通目はメールのやりとりの返事で2通目は…
「うち明日ってか今日休みやねん!もし亮太君暇やったら逢えん…?」
って。低血圧の俺は寝起きばりテンション悪いけど一気に上がったな笑
:09/06/24 01:51 :P905iTV :HXbf9JZA
#79 [亮太]
訂正
×テンション悪いけど
○テンション低いけど
すんません
:09/06/24 01:53 :P905iTV :HXbf9JZA
#80 [亮太]
「わりぃ、寝てた。おはよーさん!仕事やけど終わってからなら逢えるで」
そう返して俺は仕事へ。
機嫌良くて先輩らに変な目で見られたけどそんなん全く気にならんかった笑
:09/06/24 01:55 :P905iTV :HXbf9JZA
#81 [亮太]
昼休憩の時携帯見たら七海から返事が来てた。
「ほな19時にあの公園で待っとるな!仕事頑張れ」
俺は「よっしゃー!」って叫んでから休憩切り上げて1人で仕事再開した笑
早く終わらんかな〜
なんて思ってる内に17時になって仕事が終わった
でも…
:09/06/24 01:58 :P905iTV :HXbf9JZA
#82 [亮太]
「河本〜ちょい来てーや。」
と社長に呼ばれてしまった…何で今日に限って呼び出しやねん!くそ親父が。
事務所に入ると社長が仕事の事いろいろ話してきた。
何で俺にゆーねんドアホ。
それから社長の娘さんの話を永遠とされて気付いたら18時50分
社長に「用事あるんですんません、帰りますわ。お疲れっした!」
と一方的に話して帰った笑
あちゃー遅刻やん…
俺はそのまま公園に行く事にした。作業着のままやし汗臭いし最悪や、
:09/06/24 02:03 :P905iTV :HXbf9JZA
#83 [亮太]
着いたのは19時10分。
近くのコンビニに車止めて公園まで走った。
ベンチに人影を見つけた。
そう、俺の大好きな奴
自然と頬が緩んだ
:09/06/24 02:05 :P905iTV :HXbf9JZA
#84 [亮太]
「遅くなってごめんやで!待ったか?」
「ほんまやな〜遅いで!…って、ニッカやん!そのまま来たん?」
七海はそう言いながら俺に近づいて来た。
あ〜何かいい匂いする
って俺変態みたいやな、笑
:09/06/24 02:07 :P905iTV :HXbf9JZA
#85 [亮太]
「社長に呼び出しくらって帰れんかってん、ごめんな。てかこれからどうする?」
「お疲れ様やね!お腹減ったんやけどご飯食べに行く?」
や〜俺作業着まんまやし…
なんて考えてたら
「あっ亮太君ニッカのまんまやもんな…亮太君が良かったら家でご飯作ってあげようか?かんなちゃんにも逢いたいし」
えーいいんすか?
こんな幸せでいいんすか?!
俺速攻で「うん!」ゆーたで笑
七海はニッコリ笑うと
「ほな買い物行こうや!」
と言って歩き出した。
:09/06/24 02:12 :P905iTV :HXbf9JZA
#86 [亮太]
近所のスーパーで買い物した。
「亮太君何食べたいん?」
「グラタン!や〜待てよ、ハンバーグも捨てがたい…あ〜どないしよ」
って俺1人でテンパってた笑
七海は笑いながら
「ほんなら定番やけどハンバーグにしようや!」
「おん」
そう言って俺がかごを持って七海の後ろをちょこまか付いて回った
なんかカップルみたい…
なんてね笑
:09/06/24 02:56 :P905iTV :HXbf9JZA
#87 [亮太]
買い物終わってから俺ん家へ
「あっ部屋汚いわ〜」
こん時ほんま汚かってん笑
前の日、健と飲みあげて散らかしまくったからな…
玄関開けるとかんながお出迎え。「かんな〜ただいま」
そう言って抱っこすると七海が
「や〜可愛すぎる!」
とキャーキャー騒いでた
お前も充分可愛いやんな笑
:09/06/24 02:59 :P905iTV :HXbf9JZA
#88 [亮太]
「てかほんま汚いやん!笑」
「じゃけゆーたやろ…」
「掃除したるわ」
「いやええよ!七海は飯作ってや。俺片付けとくし」
「わかった〜」
俺こんな会話でさえ幸せ感じた
:09/06/24 03:01 :P905iTV :HXbf9JZA
#89 [亮太]
俺は部屋を掃除して七海は飯を作ってくれた。
俺の方が早く終わったからキッチンへ行き、七海に
「なんか手伝うか?」
と言うと
「大丈夫やけ座っとき〜」
と追い返された
しゃーなしにリビングでかんなと遊びながら待ってると
「おまたせ〜」
と言いながら七海が料理を運んで来た。
ハンバーグとサラダと白飯
「やべ〜超旨そう!」
:09/06/24 03:05 :P905iTV :HXbf9JZA
#90 [チキチキボーン]
めっちゃたのしいです!
忙しいと思われますが更新頑張ってください!
:09/06/25 14:03 :N906i :4Swp0eIk
#91 [何様姫様さくら様//]
この小説めっちゃ好きです!
仕事で忙しいと思いますが更新頑張ってください!!
更新待ってます∩^ω^∩★
:09/06/25 17:37 :SH906i :☆☆☆
#92 [我輩は匿名である]
感想は感想板に書いてください。
せっかくいい小説が読みにくくなって台無しになります。
無駄なスペース使ってすいません…
:09/06/25 20:50 :F904i :rGfLQEE.
#93 [亮太]
コメありがとう
返事は感想板に書いときます
匿名さん
注意ありがとうございます
これを読んでくれてる皆へ
更新トロくて本間すいません
仕事が忙しいのとなかなか時間がないので…
でも必ず完結させますので長い目で見てくれたら嬉しいです。
明日更新しますね
:09/06/27 01:13 :P905iTV :n3nr0Ne2
#94 [亮太]
>>89続き書きます
―――――――――――
「「いただきます♪」」
まずハンバーグから。
…
あ〜やばい。本間に旨い!
俺今でもこのハンバーグ食べた時の事覚えとるわ笑
「ちょー旨い!ありがとな」
「亮ちゃんが喜んでくれて良かったー。作った甲斐あったよ」
いつの間にか亮太君から亮ちゃんに変わってるし。
でも距離が近くなった気して嬉しかった
:09/06/28 03:02 :P905iTV :ZdmQqD8M
#95 [亮太]
手料理なんて何年振りやろ…?本間涙ちょちょぎれそうな勢いで嬉しかったで!笑
七海と話ながら食べてたらあっという間に完食。
「ごちそうさん!本間に旨かったわ〜ありがとな」
「ええよ!うちの方こそありがとう」
あ〜幸せ。
「あっ俺食器洗うわ」
「女の仕事やで!亮ちゃん一服でもしとき」
「いやいやそれくらいさせてや」
七海は少し考えると
「ほな宜しく♪」
「おう」
俺が食器洗ってる間、かんなと遊ぶ七海を見て改めて
「こいつ好きやな」
って思えた。
:09/06/28 03:08 :P905iTV :ZdmQqD8M
#96 [亮太]
DVD見ながら話してるとインターホンが鳴った
え?誰やねん。
健か?なんて思いながら開けると…愛が立ってた
(ヤリチン時代のセフレです)
「何で連絡ブッチするん?!」
とか何とかキレてた。
「は?好きな女出来てんか。やけ、もう帰ってや」
「何やねんそれ。あたしの気持ちどうなるん?!」
「は?」
そんなやり取りしてると七海が心配して出てきた
:09/06/28 03:14 :P905iTV :ZdmQqD8M
#97 [亮太]
愛の怒りの矛先は七海へ。
「こんな不細工どこがええん?!てかあんた亮太に何したん?」
「ワレええ加減にせーよ」
「亮太は黙っといてや!」
「愛が黙れ。てか帰れ」
すると愛が泣き出した…
何も喋ってなかった七海が
「うち帰ろうか?」
「いやリビングで待っとってくれんか?」
「分かった…」
そう言うと七海はかんなを連れてリビングに戻った
:09/06/28 03:21 :P905iTV :ZdmQqD8M
#98 [亮太]
「悪かったで済まされる話やないけど…すまんかったな。でも俺、あいつに本気やねんか。」
「あたしがどう頑張っても無理なん…?」
「…ごめん」
「いやあたしこそごめんな。自分見失ってもたわ。あの子幸せにしたりよ?」
「頑張るわ。俺が言うのもあれやけど…愛も自分大切にしや?幸せになれよ」
「うん!ごめんやで。ほなね」
「気ぃ付けて帰れよ」
愛の後ろ姿見るんが辛かった…
俺のせいで傷付けてしもたんやな。本間ごめん…
:09/06/28 03:27 :P905iTV :ZdmQqD8M
#99 [亮太]
リビングに戻ると七海がかんなを膝の上に乗せながら俯いてた。
「七海…ごめんな。俺の話聞いてくれるか?」
「…うん」
それから俺は嫌われる覚悟でヤリチンだった頃の話を隠さず全部話した
「言い訳するんやないけど今は皆ブッチしてん。最低な事してたんは分かっとる…嫌いなったか…?」
七海は黙ったままだった
:09/06/28 03:32 :P905iTV :ZdmQqD8M
#100 [亮太]
10分くらい無言
…
沈黙破ったのは七海やった
「過去は誰にでもあるやんな。うちも遊んでた時期あったし亮ちゃん責める事は出来ない。でもこれからはそんな事しちゃ駄目〜約束してくれるんなら許したるわ」
「絶対せん!約束する」
そう言って指切りをした。
自分の快楽の為に沢山の女を傷付けてきた。でもこれからは絶対そんな事しない
:09/06/28 03:37 :P905iTV :ZdmQqD8M
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